まずはタイムのご報告から。
四時間五十三分三十二秒。
去年より一時間の短縮です。
前半、ほとんど時計を見ずに、気持ちよさにまかせて走りました。
で、二十キロすぎに気付いたら、まだ二時間しかたっていない。
嬉しいというより、驚いた。
おもわず「は?」と声を出して、時計を何度も見直した。
ところで、私たち「駒形どぜうツアー」のメンバーのうち、マラソン参加者は五人。
駒形どぜうの社長たち応援団の十数人は、ランナーの先回りをして、三回も声援してくれるのですが。
私が予想外に早かったので、なかなか気付いてもらえず。
約二十キロ地点の応援ポイントでは、私は前を通り過ぎてから「あれ?」と気付き、
数メートルも駆け戻って、「私はここにいる!」とアピールしたのさ。
しかも、最初に見つけた相手は、私の着物姿しか知らないお人。
後で「見知らぬ人にハイタッチされて驚いた」とおっしゃってました。
とはいえ、ラスト十キロのつらさは相変わらず。
どこが痛い、苦しいというよりも「全身がしんどい」ですな。
ふらふら、よろよろ。
……予告どおり、長い日記です。
このあたりで感動ドラマを紹介してヤマ場を作ろう。
思考力がなくなって、あと何キロなのかまったくわからない。
「もうダメだ、五分間休もう」
そう考えて路肩にへたりこんだ。
すると、たまたま横にいた、別のツアーの応援団の七人が励ましてくれた。
「あと二キロですよ、がんばって!」
「え? あと二キロ?」
少し力が出て、よろめきながら立ち上がった。
「じゃあ行ってきます!」
一歩を踏み出したとたん、七人がいっせいに、拍手と声援を送ってくれた。
「やったー、復活!」
「完走を祈ってます!」
見知らぬ同士のこの交流は、ホノルルならではの一体感ですね。
ゴールからホテルまで徒歩十五分。
お風呂に入って、それから……気付いたら、服も着ずにベッドの中で眠っていました。
体力、気力を最後の一滴まで使い果たしたのですなあ。
さて、そして、失った体力と気力の補充は。
いつものレストランで、北京ダックと海老と蟹。
部屋に戻ってから、女性ばかり集まって、
玉ねぎのピクルスとビールで乾杯。
21階の窓からは海が一望です。
翌日のホテルのプールのひとときも最高!
例によって「幸せ〜」の一言しかない旅でした。










