私が出没するアカスリは三か所あります。
扱いが丁寧な順に挙げていくと、まずは東京ドームシティのスパ「ラクーア」。
若くてキレイなお嬢さんたちが、身体の方向を変えるたびに「失礼します」と声をかけながら、丁寧に施術してくれます。
身体がむき出しにならぬよう、タオルをかけてくれる気遣いも忘れません。
次が新大久保コリアンタウンの女性専用サウナ「ルビーパレス」。
身体にタオルなんてかけてくれません。
片足をエイッとつかみあげ、全身でゴシゴシやってくれます。
このアカスリ専用ルームに、羞恥心なんぞを持ち込むのは許されないのです。
日本語はあまり通じず「イタイ? イタクナイ?」と聞いてくれるたびに、キムチの香りが漂います。
三番目は、昨日の「楽天地グランドサウナ」。
アカスリ専用ルームというのがそもそもなくて、浴室の一角をカーテンで仕切っただけ。
施術台は簡易ベッド、ゴシゴシやるうちに動いてしまい、そのたびにオモニがギギッと押して位置を直します。
ときどき予告無しに、洗面器のお湯をジャバッと身体に浴びせかける乱暴さ。
で、どれがいちばん癒されるかというと、その日の気分によります。
タオルの覆いや「失礼します」の気遣いが、かえって羞恥心を呼び覚まし、そのたびに涅槃から呼び戻されてしまうこともある。
ルビーパレスの静かなアカスリルームもよいのですが、浴室の喧騒に包まれた中での施術が、かえって落ち着くこともある。
というわけで、今日の私の肌はツヤツヤ、ピカピカ。
気分よく原稿を書いて、夜はおいしいお魚でも食べに行きましょうか。
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183502/17193276
この記事へのトラックバック一覧です: アカスリ三態:










