今朝は五時半起床です。湖の夜明けを撮影する必要がある某嬢、「お仕事だから、仕方がなく」の早起きですが、私はいつものこと。例によって、ランニングを30分。
営業前のプールサイドも一走り。プールサイドからは、客室のテラスを見上げることができます。いろんな人が、手すりから身を乗り出して、湖の景色を楽しんでいます。バスローブ姿のお姉さん、パンツ一枚のおっちゃん、密着している熟年カップル、手すりに洗濯物を干しているお母さん。部屋の数だけ、ドラマあり。
さあ、朝食です。湖を一望のレストランにて、ビュッフェです。中華、洋食、和食と充実の品ぞろえ。パン屋さんではありません。でも「メロンパン」、我々の考えているものとは、ちょっと違うような。野沢菜漬にマヨネーズがかけてあった。などなどは、どうでもよくて。
私は中華おかず十種類ほどと、オムレツ。某嬢はお粥。写真は、なぜかお粥バージョンのみです。
ビックリなのは、朝食会場のにぎわいぶり。いったい、どこにこんなに人がいたのか。スーツにネクタイの西洋人グループも謎です。と思っていたら、このホテルには会議室がいくつもあるのですな。ビジネス客にも愛用されているのでしょう。



のんびりしたあとは、タクシーに乗って「九族文化村」へ。少数民族の住居を復元し、踊りなども披露されているとか。ハワイにおけるポリネシアン・文化センターみたいなものかと思ったら、日本における富士急ハイランドのようなものでした。ウォータースライダー、モノレール、アドベンチャー施設、ゲームセンターなどが勢ぞろいして、遠足の子どもたちが大挙して押し寄せております。
ここでも撮影に忙しい某嬢。熱帯の暑さに「紗の長じゅばんにすればよかった」と思いつつ、散策する私。子どもたちが、私を見てばビックリして声をあげ、友達を呼んでは、ながめます。九族の衣装より、着物のほうが珍しいようです。素直で、人懐こい視線です。こちらも笑顔になり、手を振ると、恥ずかしそうに走っていっちゃったりして。
ホテルに戻り、シャトルバスで一時間半の駅へ。開通したばかりの新幹線に乗ります。楽しみにしていた駅弁が買えず、セブン・イレブンの肉まんランチ……というあたりが、「プチ」リッチのゆえんです。新幹線は、日本のと同じです。台北駅と、ホテルに向かって歩いた地下鉄駅構内も、日本と同じ。
中国や韓国を旅すると、枝葉や花には共通項があれども、根っこの部分はまったく違うような気がいたします。似ているけれど、違う。
ここ台湾では、根っこが同じなのではないでしょうか。島国同士だしね。交通、郵便、年金制度(コンビニや郵便局のポスターからの類推ですが)など、生活のベースとなる部分が似ているように思いました。
台北駅の案内員が「そのホテルは出口7番」と教えてくれましたが本当は6番でした。おかげでエレベーターのない階段を上がる羽目になり、スーツケースを抱えて途方にくれていたら、見知らぬ青年が「お持ちしましょう」と、サッと運んでくれました。そこから道の反対側へ渡る通路がわからず、ウロウロしていたら、日本語の堪能なおじいちゃまが、ホテルの前まで案内してくれました。
さて、ホテルはもちろん、プチ・リッチ。高層階のエグゼクティブ・フロア。チェックインも専用ラウンジで。このラウンジでは、コーヒーとお茶とクッキーがいつでも自由。部屋は広々。ウェルカム・フルーツつき。ここまできたら、やはりSPAでしょう。
温めたハーブのボールで、身体をそっとマッサージされる、悦楽のひととき。終われば果物の盛り合わせとお茶が待っている。
夜は、台湾名物「夜市」へ。夕食は「臭豆腐」。本当に、そういう名前なのです。我々がいただいたのは、発酵させた豆腐、豚の血をレバーのように固めたもの、チキンのから揚げ、レタス、えのきだけ、春雨を煮込んだお鍋。
臭豆腐のみのお鍋は「臭臭鍋」。強烈なにおいですが、食べると苦にならない。今また、食べたいぐらいです。市場でちょこっと買い物をして、おつまみも買って、ホテルへ。鶏の爪と、舌と、手羽を、美しく並べてみました。

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