富士登山の話を書いたら、富士登山に誘われた。銭湯ではなく、本物の富士登山。富士市出身の私ですから、登頂の経験はございます。暴風雨で9合目にて断念したのを入れれば、2回の登山経験があります。
富士登山。一度はぜひ、行ってみるべし。二度目以上は、ご随意に。
私は九合目あたりから、高山病に、ちと、やられた。五歩ごとに座り込まずにいられない。で、座るたびに寝てしまい、同じ夢の続きを見ているのです。その夢とは「初めての焼肉店に入ったら、メニューにレバ刺しがあった。食べたいが、この店がどの程度、信頼できるかわからない。頼むべきか、敬遠すべきかを迷っている」。
五歩ごとに「食べたいけど、どうかなあ?」という夢を見て、うながされて目を開けば、すでに植物の限界ラインは越えており、角ばった岩石がゴロゴロする、荒涼たる山岳風景が広がっている。で、五歩進んで、また目を閉じると「レバ刺し……」。
さて、富士登山にお誘いいただいたのは。著書『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか?』を書かれたトレーナー、山本ケイイチさんが指導する、初心者向けランニング講習会でのこと。来月は練習会を開かず、かわりに富士登山をするとか。
八月末の土日。それは選挙戦の千秋楽。私は、山岳地帯に近い某所にて、富士山とは違うヤマ場を迎えていることでしょう。
さてトレーニング会は。驚いたことに、かねてからの○○仲間、B社の編集者嬢が、参加していたこと。声をかけられてビックリ。今まで夜の街でしか会ったことのない二人が、じっと見つめあう、朝の代々木公園。
お声をかけてくださったS社の某嬢は、同じくS社のわが大学の後輩と、もちろんお知り合いながら、私とは、それぞれ別ルートでの出会い。出版界も、マラソン界も、狭いってことでしょうか。
参加者は30名ちょっと。ほとんどが初対面ゆえ、レベルはよくわかりませんが、「走る組」は、そのうちの10人に満たない数。なにしろ私は「足が遅いことを、堂々と自慢しているのが素晴らしい」と、ランニング専門誌『ランナーズ』からお墨付きをいただいている身。速く走ってはいけません。ランナー集団の、しんがりをあいつとめましょう。
トレーナーの指導のもと、まずはストレッチの基本動作を五パターン。続いてウォークを1.2キロ。これだけ準備して走り出せば、もちろん、汗はダラダラ。そういえば、ゆうべは睡眠7時間とってない。深酒はしなかったけれど、少々いただいた。途中の水のみ場で給水しようとしたら、犬に水を飲ませるための行列ができていて断念。
というわけで、皆さんは1.2キロを5周、私は4周。まるでシャワーを浴びたかのように、汗まみれになりました。
思えば、このところ、パーソナル・コーチがびっしりご指導のトレーニングか、まるっきり”放牧”で好き勝手に走る皇居ランや銭湯ランが中心ゆえ、この感じは新鮮です。
先週の「ハッシュ」は、ストレッチやウォームアップなしで、いきなりの走り出しでした。足がもたつき、なかなか対応できずにいたら、やはり整体師さんに、足の運びの問題点を指摘されました。入念にアップした今日は、「爪先が外に開いています」のご指摘が。
落語や講談の世界では、自分の師匠以外の師匠に、お稽古をつけていただくのが、「上達への早道」と言われているそうな。ランニングにも、同じ面があるのかも。他流試合は必要。そして他流にのぞむには、自流を深めなくてはいけない。私が落語やランニングをするのは、結局のところ「他流」です。結局のところ、「自流」を深めるための手段であって、目的ではないのです。
走ったあとは、着替えをして、帰宅の途に。
夏ですねえ。
午睡が極楽。
ゆうべ、あまり寝ていないし、ちょっと昼寝してもいいですか?
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183502/45744422
この記事へのトラックバック一覧です: 富士登山:










