11月26日ごろ、『十年不倫の男たち』(新潮文庫)が書店に並びます。
12月1日ごろ、タイトル未定のPHP文庫が書店に並びます。
今朝は5時半から○○小説を書き、午後は「○○する技術」を向上させようという本を書きました。
現在17時40分。そろそろ本日の営業を終了し、お楽しみの日記にとりかかるといたしますか。
今年は結局、4冊の刊行となりました。本日執筆中の本は、来年のもの。現代を生きる物書きとしては、むしろ寡作かもしれません。とはいえ「4冊書いたよ」と言うと、こんな風に驚いてくださる方がいらっしゃいます。
「どうしてそんなにたくさん、書くことが頭に浮かんでくるの?」
いやいや、浮かんでなんて来やしません。足で稼いで、あちこちから運び込んで来るのです。冷蔵庫について熱く語り合う。マハラジャ祭りに行く。女子飲みをする。某君ののろけ話を聞く。すべてがネタ元です。そしてこの日記は「取材メモ」、ときには「データ原稿」なのであります。
「データ原稿って、何ですか?」
そんな声も聞こえてきますが、めんどうだから説明は抜きで、本題に入ります。
・ケータイメールで愛を測る女、測られているとは気づかない男
付き合い始めたような、まだ始まっていないような、あいまいな関係性で、不安が強いという女性の話。
「私はいつも、彼へのメールには気を遣います。ハートマークはどうしよう、まだ早いかな、なんて。長くなりすぎると、削ったりもします。だから、誤字脱字はありえない。でも彼のメールは、誤字脱字があるし、私の質問への答えになっていないことも、よくある。つまり私のメールをろくに読んでいないし、自分のメールを読み返してもいないということ。それに、レスがすごく遅いんです。丸一日、メールが来なかったりする。それは彼に愛情がないからなのか、それとも、私がこんなにメールを気にしているとは思いもよらず、何も考えずにそうしているだけなのか。迷います……」
別の男性A君に、この女性の話をしました。恋人ができたばかりの彼は、こう答えました。
「メールの頻度は、やはり、そうなんですね。私自身は、メールで愛情を測るということはありませんが、たぶん女性は気にするんだろうなという意識から、返信はその日の夜か、次の朝には送るようにしています。これからは、もっと早い返信を心がけます」
→衿野よりの処方箋。
「早めの返信を心がけるよりも、『大丈夫だよ!』と、彼女を安心させてあげてくださいね。もっともA君は、最初から『結婚を前提に』と伝えているそうで、素晴らしい! 返信を急ぐよりも、たとえば『メールのレスが遅くても、それは“たまたま”や“つい”なんだから、考えすぎないでほしい』と告げておくのも有効ではないでしょうか」
・女性から「相談」とも「打ち明け話」とも取れる深い内容の話を聞かされたら? 37歳の女性の述懐です。
「男性は、そういうとき、『自分はアドバイスを求められている。何か言わなくては!』と思うらしく、必ず何か言いますね。たいていは『私だって、わかっているよ』や『見当違い』の内容です。そもそも私たち女性が話をするのは、アドバイスが欲しいんじゃなくて、『話したいから、話す』なんですよね。黙って聞いて、『わかるよ』の一言で、うなずいてくれれば、それでいいんです」
・押したほうがいいときと、押してもムダなとき
まずは、31歳の美女(本当に美女!)の証言から。
「恋愛の始まり必要なのは、男の人の『押し』だと思います。押して、押して、押しまくって欲しい。女性にとって、『自分はそれだけ強く求められている』というのは、決断を下す大事なデータの一つですから。自信なさそうに、中途半端な押しをされると、『それほど本気じゃないみたい……』とこちらも思います。でも男の人は、プライドが高くて失敗をおそれるのか、あんまり押してきませんね。だから女性が決断しきれず、ふられて、それでまたプライドが傷つき、次はもっと弱い押ししかできなくなる……そんなスパイラルにおちいっている男の人が多いと思います」
続いて43歳の美女(本当に美女!)の証言を。
「今まで、何人もの男性に別れ話を切り出してきましたが、男性たちの多くは、私が『駆け引きをするために、別れ話を持ち出した』と受け止めるようですね。別れたいと思うぐらいですから、たとえば『週末デートの約束を、あっさりとすっぽかす』といった行為に対して、私は何度も異議申し立てをしている、と。すると彼は私の別れ話を『すっぽかしをするのをやめれば、また元に戻れるんだ』と思うらしいんです。でも私は、すっぽかされたこと自体よりも、私の気持ちに対して、誠意をもって対応してくれなかったことが、別れ話の理由なんです。すっぽかしという、現象面だけが問題なのではない。そういうときに『わかったよ、もうすっぽかさないよ。で、次はいつ会おうか?』などと押されても、まったくムダですね。女性が別れ話を持ち出すときは、さんざん葛藤したあげくのこと。サッサとあきらめていただくのがベストです」
さてさて、話題は変わって「浦佐温泉耐久山岳マラソン大会」です。記録証と、参加者全員のデータを掲載した「成績書」が届きました。成績書の一ページ目には、私の選手宣誓写真が!嬉しいよ~。
さて成績は「2時間29分56秒」。やったー、2時間半を切りました! 激しいアップダウンを“耐久”するこの大会、ふだんのハーフマラソンのタイムより、プラス数十分は当たり前。よって「コース・レコード」更新です。
スタート直前に、思いがけなくも邂逅できた、「柏CSC」のお仲間O氏は、このコースを2周するという、好き者というか、剛の者というか、ともあれ「5時間14分31秒」。素晴らしい……の一言です。
さて、浦佐温泉は南魚沼市。リピーターの多い大会にふさわしく、成績書の巻頭には「また来年度お会い出来るのを楽しみにしています」の一文が。いやいや、来年まで待たずともよい。今年の11月の末、新蕎麦を食べに、南魚沼市にうかがいますぞ。
その二十日ほど前には、魚沼市へ。ランナー・衿野未矢ではなく、落語家・蝶花楼未楽として、前座のお仕事です。
【魚沼だんだん寄席 11月8日(日) 魚沼市小出島・浦町公民館 14時開演 木戸銭前売り2000円。お酒の販売あり、百人限定 出演/蝶花楼馬楽師匠、講談の宝井琴柳先生】
今月24にちには、亀有のギャラリー寄席にて、前座を務めさせていただきます。
長い日記のしめくくりは、「西条の酒」。馬楽師匠の故郷にほど近い、広島県にあります。統一ブランドとして、鋭意売り出し中です。
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