四ツ谷の酒店「鈴傳」。先代の磯野元昭社長は、日本酒のおいしさを世に知らしめ、また、日本酒の蔵元たちを発奮させ、育て上げた方。私が今、とりあえずのビールも飲まず「日本酒で乾杯!」と騒げるのも、「走ったあとは日本酒を」という主張を繰り広げられるのも、鈴傳さんの地道な研鑽のおかげです。
新宿区内のお寺での葬儀には、大勢の参列者が。悲嘆に暮れていては故人のお心にそむく、これから蔵に帰って酒作りにとりかかるという銘酒「十四代」の次期蔵元や、故人の盟友たち、そして町内会のお仲間である葬儀委員長のご挨拶は、いずれも想いがこもり、まさに、巨星堕つであると実感し。喪主である鈴傳当主のご挨拶の「母と妹たちは私が守ります」の一言にも、また万感せまり。
西明院開譽元酉徳昭居士よ。日本酒の素晴らしさを世に喧伝し続けることをここに誓います。合掌。
献杯は、お寺に至近の、同行望様もとい某様の行きつけのお店にて。でもね、ここには日本酒がない。移動して、「十四代」で献杯。


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