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2009年11月24日 (火):お休み

ショック療法が効いて、昨日はしっかり働きました。しかし喉のあたりに、ちょいと、違和感が残っている。これで明日、明後日と、一気に仕事を片づけるとなると、週の後半の体調が心配だ。
いや普段なら、どうということのないレベルなんですが、何しろホノルルを控えている。自重せねば。というわけで、某忘年会に、欠席届を提出いたしました。

そして今日は「休み」。ひたすら読書です。
子どものころから、「趣味は読書」でした。私は覚えていないんだけど、同じ年頃のいとこたちが集まり、ワイワイと遊んでいるとき(そのうちの一人、タカちゃんは、当ブログを愛読してくださっているという、理系の研究者♪)、大人たちがふと気づくと、私の姿がなくて、探してみると、廊下のすみっこなどで、一人本を読んでいたそうです。ふーん、そのころから、協調性がなかったのだな。

小学校から高校まで、親しい友だちは、ほとんどできませんでした。小学一年生で転校したことや、父が地元出身ではないため、言葉や習慣が周囲と違っていたことが、最初の原因。昼休みを一緒にすごす友だちがいないから、本を読む。週末も、お誘いはないから、本を読む。
読書好きの両親は、行きつけの書店で、私がツケで本を買うのを許してくれました。そんなこんなもあり、「本」の世界に、いっそう引き込まれました。いっそう、友だちは、できにくい。

そんな日々を送る中、精神的に、追い詰められた時期もありました。小中学生にとっては、学校が世界のすべて。そこに居場所を見つけられないというのは、死活問題です。正直なところ「死んでしまいたい」と思ったことも。
転機が訪れたのは、中学二年の夏休み。私と同じく、学校に適応できなかった同級生に誘われて参加した、一ヶ月間のホームステイ@アメリカ合衆国。
ロスアンゼルスの家庭に滞在し、午前中は地元の中学で英会話の授業、午後はホストファミリーと過ごす、そんなプログラムでした。

飛行機が羽田空港を飛び立ち、ロスアンジェルスに着きました。ドアが開いて、タラップに足をかけました。その瞬間、目に飛び込んできたのは、カリファルニアの青い空。今まで目にしたことのない、突き抜けるような青さ。それを見た瞬間に「世界は広い。私は生きていていいんだ」と、実感しました。

うかつなことに、私は本をろくに持たずに来ていました。ホストファミリーとは、もちろん英語。中学校でも、地元の生徒たちと一緒にバレーボールをしたり、ホームパーティーに招かれたりするから、英語です。
連れていってもらった「リトル・東京」で、集英社が刊行していた少女小説の月刊誌を購入し、それを何度も何度も、何度も読みました。
日本語に飢えていた。カルチャーショックもあった。その一方で「生きていていいんだ!」という、たぎるような想いも生まれていた。サミュエル一家の、あのリビングで、私の「今」は、決定されたのかもしれません。

でもそのころは「作家志望」ではなく、「編集者志望」でした。高校では文芸部に所属し、3年生で部長になりました。そのとき宣言したのは「書くより、作るほうに徹する」でした。

毎年の文化祭のとき、「本流」という名前の文集を出すのが文芸部の伝統でしたが、「資金難で、今年は出せないかもしれない」と顧問の先生に言われました。そこで私は、まず、先生方にエッセイを書いてもらいました。そして、今までより安く作ってくれるという印刷会社を見つけ、高校の近くの商店街を回って、書店やレコード店、文房具店に、広告を出してもらうよう、お願いしました。エッセイをもう書いちゃった先生方が、味方になってくださいました。

ありゃ? ずいぶん長いね。
今日は休みすぎて、パワーが余っているのかな。そろそろ、ベッドに向かいましょう。おやすみなさい。

11月 24, 2009 日記・コラム・つぶやき |

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