師匠が千秋楽を迎える日、弟子は必ず顔を出すのが決まりです。
というのは口実で、今回の鹿芝居、今までに倍増して面白い。それもそのはず、連日大入り満員で、国立演芸場の新記録を塗り替えたそうです。
終演後、師匠は、出演者やスタッフの打ち上げの席へ。私は帰宅して、しばしお仕事。それから人形町のお寿司屋さんで、師弟差し向かいでの打ち上げです。
お店を出たら、街灯にはためく「東京マラソン」の旗。いよいよ来週の日曜が本番です。今日は早く寝なくては。明日は最終のトレーニング会、コーチから「本番と同じように、4時起床を厳守すべし」と申し渡されております。
師匠も「おう、今日は早く帰って寝なよ」と言ってくださいました。さあ、タクシーに乗って帰ろう。しかし、ここで誤算が。師匠と私は帰る方向が反対なのに、なぜ、一緒のタクシーに乗る? その後、和服のきれいなお姉さんやママさんに囲まれて、飲み慣れないウィスキーのグラスを傾けている私がおりました。
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