某日、お花見②を六本木ミッドタウン至近の写真スタジオで。メニューは「常夜鍋」。豚肉とほうれんそうを、お酒でしゃぶしゃぶっと加熱していただく、ぜいたくかつランナーにぴったりの料理です。
2キロの豚肉、ほうれんそうは、ご出席の某嬢のご親戚の、築地市場のお店からの調達です。私はおつまみの何か(は忘れちゃった)を、生ほうれんそうで巻いて、いただきました。
お酒はシャンパン。しかも大量。私が持参した「お燗専用緑川」と、「下関でフグ関連食材店を営む方の、お兄様である某様」より到来のフグヒレは、次回送りとなりました。
途中、テラスに出て、ミッドタウンを背景に、桜を眺める。ここでのお花見歴は、もう7年だなあ。
お花見③の写真は、これ一枚。二次会のラーメン屋さんの、絶品チャーシューです。
それにしても、本日の面々ときたら。二十代のころはスチューデント・エクササイズ(直訳)に熱中し、法の名のもと、国家権力に拘束されたこともありそうな方々なのに、待ち合わせ場所は「靖国神社」、話題は「こないだ飲んだロマネ・コンティ」、そして「男は会費○円、女性は無料」の、反フェミニズム。
いやいや、呆れてばかりではいられません。何しろ私が駆け出し編集者→書き手だったころから、応援団をしてくださっている方々です。
「衿野、食えなくなったら、うちへ来い。酒はいくらでも飲ませてやる」
「うちへも来い。オレの経営しているアパートへ、家賃無しで入れてやる。今のマンションを賃貸に出せば、食っていけるだろ?」
「○○の目標を達成したら、○○写真を撮れ。オレがすべて仕切ってやる」
「衿野が大成するのは、十数年前からわかってた」
その場では署名捺印をいただけなかったので、確認の意味で、ここに記しておきます。
そして次はお花見④。手賀沼をホームコースとする「柏コミュニティ・スポーツ・クラブ」、柏CSCのお花見です。ブルーシートに缶ビール、お弁当と、正しいお花見。会費千五百円。私は鈴傳さんおすすめの、秋田・白瀑酒造の「山本」を持参。もちろん大好評。
前会長と現会長とのツーショット、中国ビジネスでご活躍中の某様差し入れの紹興酒(いずれ、上海マラソンに同行させていただくという噂もあり。私のマイ盃セットの絵柄と、紹興酒ボトルのデザインがおなじでビックリ)、自転車で乗り付けている面々など、地元ならではのお花見です。
某様より「一昨日も昨日も、そして今日も出がけにブログ日記を見たけれど、柏CSCに来るとは書いてなかったので、ガッカリしながら来たんだよ」と、嬉しい一言。
ちなみに男女比は約50対3。
途中、某様に、お礼を申し上げました。ちょうど一年前のお花見前のランニングで、キロ6分ペース組に加わった私に、某様は、こんな言葉を。
「もっと速いスピードで走ってみると、また別の世界が開けますよ」
そのときは「私はファンランナーですから!」と答えつつ、心のどこかに刺さった言葉でした。それが今、「そのとおり!」の実感とともに、よみがえります。
「ビルドアップ、高地、トレランと、いずれも『プチ』はつきますが、私なりにシリアスなトレーニングをしています。そうしたら、本当に、別の世界が見えてきて、楽しくてたまりません」
別の、たまたま隣席になった某様は、「自己ベスト更新を狙わずに走ったことは一度もない」そうで、私が誇る先月の累計百キロを「少ないね」と切り捨てるというシリアスランナーです。
「世の中にファンランナーというものが存在しているのは知っていたが、言葉をかわすのは初めてだ」
マラソン大会にエントリーすると同時に、打ち上げの会場を予約する。ウェアは機能より「いかに目立つか」。沿道に知人を見つけたら、逆走してでも駆け寄って、ハグと写真撮影。
それでいて、テーピングは完璧、メインのレースはコーチ帯同、浅草には大応援団あり。
そんな私のスタイルは、カルチャーショックを与えてしまったもよう。
だがしかし、帰りの電車も、たまたまご一緒で、「路線はまったく違うけれど、何らかの通ずるものはある」という、コンセンサスは得られたような気がいたします。いずれ、フィールドにて、あいみまえん。
さて、やっと戻ってきた九段下は、お花見の人、人、人。どうぞ千代田区に、お金をたくさん落としていってくださいませ。千代田区内の公衆トイレの維持費は年間2400万円、私たちの血税でまかなわれているのですから。
4月 4, 2010 日記・コラム・つぶやき | Permalink
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