明日の立命館大学ホーム・カミングデーに備えて、各地から、人が集まりつつあるもよう。
私はまず、西陣へ。
父の実家である帯問屋にて、大量の着物を拝見。そして拝受。
中でも気に入った単衣の着物、「明日はコレを着て出演したい!」と口走るものの、似合う帯や小物は持参しておらず。すると叔母いわく「ほな、コレとコレとコレも、持っていきよし」。結局のところ、帯と帯揚げと帯締めまで、いただいてしまいました。
ちなみに、この西陣の家。完璧な町家です。250年ぐらい前から、わがご先祖様は住んでいるらしいです。
まさに鰻の寝床で、間口は狭いけれど、奥行きは広い。店→居間の奥に坪庭があり、その奥に客間、居室、さらに奥にまた、庭があるのです。
表玄関から入ると、“前半”は、西陣でも珍しいほどに、昔の面影を残した建物です。はしりもと(台所)には井戸があり、天井高くに明り取りの窓があり、鬼門に隅切りもしてある。メディアに露出経験多数の、本物の町家です。
さらに奥へと進み、坪庭を経て、最深奥へ。そこは、突然、モダン空間です。海外在住経験の長い、わがイトコ夫妻、しかもイトコ妻は建築士。北欧やイギリスから輸入した家具や、電気のスイッチまでこだわり抜いた、住まいです。
今ではめったにない網代の天井、ふすま紙を別注したという巨大ふすま、アンティーク箪笥に合わせてオーダーメードした作り付けの棚。トイレやお風呂、リビングのしつらえ、どれをとっても「レストラン? ホテル?」と思うような、趣味に走った家です。庭も「石灯籠のある坪庭」と、「イングリッシュ・ガーデン」が、共存しています。
レトロモダンな奥々で、チョコレートムースと、イングリッシュ・ガーデンから摘み取ってきたハーブティーを飲みつつ、叔母と、四方山話。それから町家のほうに移動して、お茶を飲みつつ、四方山話。
西陣を出て、ホテルへ。次は、立命館大学東京校友会の面々と合流。お店は当然、「餃子の王将」です。
私的なスペシャルゲストは、大学時代からの盟友H氏。そして、わが妹。
校友会の面々は、すでにかなりきこしめし、盛り上がり状態。しかし私は、今宵、「講演前夜の恒例」にしたがい、禁酒。
それから一同は、カラオケ組、じわじわ組、おばんざい組へと分裂す。私は「さっさと帰る組」のつもりが、おばんざい組で合流するというメンバーにお会いしたくて、そしてまた、席が離れて語り合えなかったゼミ仲間と話したくて、そちらへと。
この選択は大正解。おばんざい組から、さらに厳選された「ラーメン組」にて、京を漫歩す。そして、今からでも飲みに行きたい「チドリアシ」という飲み屋さんに、遭遇す。
店名の意味は、「酔っ払うと、とりあえず前には進むが、後退はしない。千鳥足でも、少しずつでも、前へと進みたい」というコンセプトだそうな。
しめくくりは、インスタントラーメン。食べるのは、十年ぶりぐらいだと思います。
とはいえ、本日は、ほぼ禁酒。明日に備えて早寝、いやもう早くないが、さっさと眠りにつきましょう。
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