マラソン大会は、日曜の朝にスタートするのが普通です。観光地や温泉街、町おこしイベントを兼ねた大会は、土曜に前泊するのを前提としたスタート時間が設定されます。参加記念品は、オリジナルTシャツが、お約束。
そして走り終えたランナーは、サクッと着替えて帰路につく。ゴール時刻は、まだお昼前。本格的な打ち上げをするには早すぎる。
だがしかし、「第一回 南魚沼グルメマラソン大会」はちがう。土曜の午後2時にスタートし、完走後は、魚沼産グルメの屋台で飲食を楽しむ。参加記念品は、オリジナル茶碗と箸。そしてコシヒカリご飯が食べ放題。
大会会場に着くと、各方面からケータイに連絡が。本日の「チーム衿野」は、走らない応援団3名、ハーフ6名、5キロ強の「八分の一マラソン」5名という陣容です。京都、東京、津南、魚沼、埼玉、千葉からの参加です。
京都よりの某様のご持参のテーブルと椅子で、ベースキャンプが完成。それにしても、暑い。本当に暑い。日傘を持って走ろうかと迷いつつ、結局は、パンダのかぶりものでスタート。
暑いよ。暑いよ。日陰がまったくないよ。
「もうダメだ、Uターンして帰ろう」
そう思った地点が、すでに8キロ。だったら最後まで走るかなと、気持ちを切り替えて、また走る。
暑い。暑い。生命の危険を感じました。倒れている人、救急車、ホノルルマラソン並みだ。
途中、京都よりの某M様と、何度も、抜きつ、抜かれつを繰り返す。というのも、デジカメを手にした彼、私の写真をたくさん撮ってくださるし、見知らぬランナーが、魚野川や八海山の絶景を撮影しているのを見かけると、「シャッター押しましょうか?」と声をかける。
M様に話しかけて、「大丈夫、まだちゃんとしゃべれているな」と自己点検しては、また歩いたり、走ったり。やがて、ゴールゲートが見えてきた。その十メートルほど手前に、某嬢が作ってくださった「GOGO! エリノ!」の、巨大応援幕を垂らして、5キロ組&走らない組が、迎えてくれた。
なおかつ、チーム衿野とは、まったく面識のない、魚沼の「蛙」氏も、たまたま、その前にいて、合同声援! ゴール直前に、写真撮影しばし。
なおかつ、応援団の数メートル先には、ランナーズ誌の関係者がいて、しばし、世間話。
ゴール寸前に、ロスタイムをかなり過ごしてから、フィニッシュラインを踏む。予告どおり、2時間28分24分(ネットタイム)での完走でした。高校生~49歳女子の740人(エントリー数)中、268位。
レースのあとは、もちろん楽しい打ち上げです。
まずは浦佐での定宿「たもん荘」にて、入浴、浴衣に着替え。18時45分にロビーへと行くと、お迎えの車(ピカピカ新車)が待っていてくださいます。
そして向かうは、ホルモン焼きの名店「やまに」。ノレンをくぐって「こんにちは~」と入れば、名前を告げるまでもなく、「お待ちしてました。こちらです!」と案内していただける、立派な常連客でございます。
思い出せば数年前。雪合戦イベントの会場に、「やまに」が出店しており、私はそこで数時間、ひたすら日本酒と戯れておりました。そこで知り合ったA様にⅠ様、新車のN様らと、いまやすっかり、親戚づきあいです。
新鮮なホルモン。お燗の日本酒。東京の友人と、京都の友人と、魚沼の友人と、南魚沼の友人と、今日から友人になった方々と、肉を焼いては喰らい、呑み、語る。
初対面のようなものだったのに、いきなり深い話をして、「姉妹」の契りを結んだM嬢。そして本日、出会った瞬間に、ビビビと通じ合い、姉妹の契りを結んだ某嬢。魚沼三姉妹の誕生です。
近日中に、某嬢夫妻と、「300年ぐらい前に本家・分家の関係だった」という某様と、私の四人で、2時間歩いて到着する温泉へと行く計画が決定。決定、だよ!
「やまに」のホルモンは、新鮮、プリプリ。素晴らしい美味です。隠れた名物は「コシヒカリご飯の、絶品なお結び」。
ところで、ご当地で、手広く挑発いや調髪関係の事業を行なっていらっしゃる、長髪ではなく短髪の某様いわく。
「ほぼ毎日、ウォーキングしているけれど、今日のような暑い日の午後には、絶対に歩いたりしない。今日、走るなんて、クレイジーだ。完走した~じゃなくて、乾燥した、だろ?」
さあ二次会だ。すでに某様が、「華」を予約ずみ。美貌のママ様いわく。
「衿野さん、今日はどっちの日本酒?」
緑川をチョイスし、一升瓶が、たちまち空になる。幸せは、続く。
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