某月某日、某所で、某様と、お寿司屋さんに行きました。
紹介者は特になく、ふらりと現れた、匿名のお客という立場で。
貝類を握ってもらって、落ち着いてから、コハダ、かつを、烏賊と進み。
ホヤをお願いしたら、タレがホヤの殻に入ってきて、楽しいねえ!
ついでにアジのたたきもをお願いします。
そのアジが、手綱状のお造りで、これは、なかなか。などなど、会話がはずむうちに、板前さんがポツリ「シンコ、入ってますよ」。
シンコは、コハダの子ども。名前の変わる、出世魚です。一匹一匹が、とっても小さい。メヒカリ、あるいは、どぜうの、ちょぴっり太った感じ。それを丁寧にさばき、お寿司一つに、三匹を使うという、手間のかかったお寿司です。
我々の会話が、板前さんの琴線を、かき鳴らしたもよう。
「30分ぐらい、かかりますが、いいですか?」
さばいたあと、塩や酢で締める必要があるから、それぐらいは、かかります。
「もちろん!」
待つことしばし。
満を持して現れた、コハダの美しさ。仕事の繊細さ。
8月 10, 2010 グルメ・クッキング | Permalink
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