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2011年2月28日 (月):東京マラソンの京都と立命館

一夜が明けて。
昨日と同じ、朝4時に目がさめてしまいました。時差ぼけだ。仕方がない、データ原稿でも作ろうか。

後半の「アップダウンは歩く」作戦と、どぜう鍋での栄養補給が効いて、筋肉痛はほとんどなく、疲れも重くない。回復は早そうです。

さて、ひと仕事を終えたところで、東京マラソンの思い出、京都&立命館編といきましょう。

スタート前のトイレは、長蛇の列。マラソン・チーム「インテグラル」のM嬢と一緒に並び、おしゃべりで時間をつぶします。ふと会話が途切れたとき、前方1メートルに、「わかちゃん練習会」のTシャツの男性を発見! 
25日の日記でもご紹介しましたが、関西でラジオ・パーソナリティーをしている「わかちゃん」こと若林順子ちゃんと、京都御所を走る会のメンバーだろうと推測し、声をかけさせていただきました。

すると「S子さんの姪御さんですよね?」と、父方の叔母の名前が、いきなり飛び出しました。
「?」
なんと彼のお住まいは、私の父の実家のご近所で、顔なじみ。朝の御所で、彼は走り、私の叔父と叔母はウォーキングをしているため、よく顔を合わせるそうです。
「マラソンしはるんですかと聞かれて、そうですと答えたら、姪御さんのお話してくれはって」

ディープな衿野情報にも通じている彼と、劇的な京都①を驚いていたら、連れのM嬢が「私の叔母は、京都の織屋さんに嫁ぎました」。いきなり京都②です。

スタートして、数キロ地点の第一給水所。ここでは後輩の美女が、給水ボランティアをしているはず。あっ、いたぞ!
「Mさ~ん!」
「きゃーっ、衿野さん!」
思い切りハグしあう、立命館①でした。

しばし走り、私の自宅前。予定どおり、両親が待機しています。生粋の京都人の父に迎えられ、京都③です。
次は、行きつけの酒店、神保町「甲子屋」さん。歩道に持ち出した椅子の上に、仁王立ちして観戦のご主人に、「行ってきます!」。数百メートル先には、後輩が勤務する出版社がありますが、残念ながら前は通りません。

皇居を過ぎて、日比谷公園に向かう。なんとなく気になって、ふと沿道を見たら、「柏CSC」の黄色い旗と、会長のお顔が目に飛び込んできた。手賀沼の風さんもいらっしゃる。撮影していただいたあと、ハイタッチをして、元気倍増です。

日比谷公園交差点。「明走会」の某様が、審判をつとめているはずですが、見つからず。
西新橋交差点。「地球の奥地を走る」旅行会社社長、慎ちゃんの応援団と遭遇。

品川の給アミノバイタル所では、盟友がボランティア中。ピンクのアフロ髪をかぶっていたから、すぐわかり、硬い握手を。

品川で折り返し、増上寺まで戻ってきたよ。ここで、ランナーでもある格闘技の達人夫婦が、待っていてくれた。ハグをして、ふと脇を見れば、マネージメントをお願いしている、株式会社HIPのO社長と、提携先の会社の社長が、おそろいで!

実は社長に、私から見つけやすいようにと、応援グッズを渡してありました。立命館大学のアメリカンフットボールチーム、パンサーズのチアスティック。空気を吹き込んでふくらませる、細長い風船のようなもの。茶筒ぐらいの太さで、長さは約一メートルあり、目印にぴったり。
見慣れたマルーン・カラーに心が癒されます。立命館②なり。

駒形どぜう前で、驚きの立命館③が。関係者の間では「現場監督」として名高い某様が、カメラを構えてゐたよ。

ここから先は、しばらく知人の応援なし。私設エイドの食べ歩きを楽しんでいたら、「あっ、衿野さん!」と、声をかけられた。記者であり、「走るマラソンカメラマン」として有名な、辰巳郁雄さんだ。さすが、目がいいのですね! お隣には、昨日のエキスポでバッタリお会いした、ガクユウさん。10キロを完走した後、応援に回ったもよう。

辰巳さんに撮っていただき、一緒にも撮る。同志社卒の辰巳さん、これで京都④だ。

新富町。沿道にキティ2号を発見。旦那様のキティ1号は、ただいまマラソン中。エキスポでは、夫婦そろってボランティアをされていました。
キティ1号の、ランニング・ウエアとボランティア姿、まるで別人ですね。201102251428000


Image002事前に「ここで待っているよ!」というご連絡をいただいた方々のリストを作り、プリントして、ポケットに入れておりました。
しかし、そろそろ、走りに徹するか。

40キロを過ぎた。橋や高架の道路で、細かいアップダウンの続く、苦しいところ。完走後の撮影に備えて体力温存、上り坂を歩いていたら、ふたたび柏CSCの会長が。
「なんで余裕で歩いているの?」
「ちょっと事情がありまして」

歩いたり、走ったりするうちに、立命館④を発見! 目印にと渡していた、パンサーズのチアスティックを手にしたMコーチと、インテグラルの若き駿馬M氏。お二人とも立命館とは関係ないけれど、私には、コレがいちばん励みになる。

走り終えて、合流したO社長いわく。
「立命館効果を実感しましたよ。数人のランナーが、『私も立命館です!』と、駆け寄ってきました」
東京校友会副会長として、来年は「校友歓迎・立命館エイドステーション」の設置を提案しようかな。

すべてが終わって、さあ、打ち上げだ。カメラとお雛様を持参で駆けつけてくれた、陸上部出身の某様で、立命館⑤が揃いました。お酒は、もちろん「ふり袖」。伏見の銘酒です。京都⑤です。京都の料亭で修業をした六代目も、乾杯に加わってくださった。京都⑥だな。

そして、またまたサプライズな立命館⑥が。女子の2位、日本人での1位は、駅伝でも活躍した立命館の校友です。初マラソンで、このタイムは、期待大ですね。現場監督のHPによると、立命館関係者の結果は以下のとおり。
樋口紀子:2時間28分49秒(女子2位)
古田敦也:4時間34分35秒
衿野未矢:6時間4分16秒

2月 28, 2011 立命館大学 | | トラックバック (0)

2011年2月27日 (日):プレ「行ってきたぜ!」

想像以上に過酷なレースとなった東京マラソン2011。そしてまた、過酷であればあるほど、ゴール後の達成感は大きい。
「よくぞ走り切った!」
深い満足感とともに、東京マラソン2011をふりかえりましょう。

本日は、「苦しかったこと、つらかったこと」を中心に。楽しかったこと、嬉しかったことは、某誌上にて、書かせていただきます。

また、ランナーの通過タイムのわかる「ランナー・アップデート・サービス」で、私を追いかけてくださっていた方々は、あまりもの遅さに、ご心配いただいていたもよう。しかし、ご安心めされい。撮影のロスタイムだけで20分以上など、もろもろの要件があってのことでした。


○何が過酷だったのか。

・暑かった!
千代田区の正午の気温は12度、晴天。天気予報では、一時期「降水確率50%」まで出たのに。過去4回の大会が、氷雨やら、冷たい雨やらだったから、ランナーは、みんな「雨対策、寒さ対策」をしていたけれど、「暑さ対策」は手薄でした。

・寒暖の差
一方、朝9時の気温は6度。ランナーは、スタートの30分以上前に、荷物をすべて預けて整列しなくてはなりません。私が身につけていたのは、100円ビニールレインコートと、カイロ2つ。それでも寒さにふるえ、足の感覚がないほど。なのに走り出して、しばらくしたら、気温がぐんぐん上がっていき、「暑い!」に。

○以上は、どのランナーにも共通すること。個人的な事情もありました。

・撮影スポットめぐり
沿道で3人のカメラマンが待機しているという状況でした。カメラマンが私を見つけてくれる手はずになっていますが、それでも、なるべく歩道に近い側を走り、目印の幟がないか、チェックしていました。しかも一般の観戦者の立ち入れない、プレス専用スペースにいたりするため、思いがけない方向から、「衿野さん! こちらです!」と声がかかることも。
どこで、どんな写真を撮影したかは、雑誌の発売後に!

・ゴー&ストップ&ゴー!
「元気よく走り出すシーン、それを数回、繰り返して撮影する」
42.195キロより、長く走ったのは確かです。

・ウェア
取材が入るのだからと、気合を入れて、飾り付けをしたアウター。まさか、こんなに暑くなるとは思いませんでしたからね。途中で脱いで、腰に巻きつけて走りましたが、撮影時、コース上にいるときは、ナンバーカード(ゼッケン)が、所定の位置に来るようにしなくてはなりません。アウターを着て、撮影。汗で張り付いたアウターを、もぞもぞと脱いで、また撮影。

→などと泣き言を並べつつ、実は「だからこそ、楽しい!」でもありました。
この大会のように、5キロごとのスプリット・タイムまで、レポートが出る大会では、私でもペース配分や完走タイムが気になります。今回は、一切無し! 最大のミッションが「笑顔で完走すること」だったという、最高に嬉しい、まさにシリアスにファンラン!

○マラソン歴8年、11回目のフルマラソンならではの余裕

・レース技術の向上

・胃カメラ効果
人影のない駐車場を見つけ、コースをいったんはずれて、かがみこむ。それを2度、やりました。
走っていると、胃にガスがたまり、苦しくなりますが、私はそれが人並み以上です。思い切って書いてしまいますが、指を喉につっこみ、無理やりゲップを出さずにはいられないのです。これまでは、そのたびに、自分を責めていました。
「前夜や当日の食事の摂り方に問題があるのでは? 給水給食のタイミングがつかめていないのでは?」

ところが胃カメラを呑んでみたら、私は生まれつき食道が人より広く、ガスがたまりやすく、ゲップが出やすい体質だということが判明。
なあんだ、だったら話は簡単だ。溜まったら、排泄すればよい。というわけで、トイレではもちろん、駐車場でも、積極的にゲフッとやって、スッキリ、ニッコリを繰り返したのでありました。

・「勝負どころ」が読めた
途中で「つらいよ。苦しいよ。暑いよ」と、声に出して言い、にじむ涙をぐいっと拭った場面もたくさんありましたが、つねに「弱音を吐くと楽になるから、もっともっと、自分を哀れんでいいよ、クスッ」と、楽しんでいる、もう一人の私がいました。笑顔を含め、こうしたメンタル・コントロールが、今回はうまくできたなあ。
《マラソンとは、頭で走るスポーツである》201102270530000

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201102270721000朝食の卵焼きには、「いざ!」と書いてモチベーション・アップ。スタート地点の都庁では、バナナと「ソイジョイ」のミールサービスが食べ放題、水と「アミノバリュー」が飲み放題。摂取しつつ、寒さに耐えつつ、ランナーたちは、アップを繰り返します。

○支えてくれた応援団

・コーチ
事前のトレーニングとコンディショニング、当日のレース会場までの同行から、ゴール後のフォロー、さらには打ち上げまで、まさに伴走してくださった、Mコーチに、まずは感謝を捧げたいと存じます。

・駒形どぜう
【えりのさん 風を切って 突き進め】
【のこり半分 リズムに乗って えがおでゴール】
最高に嬉しい、応援ポスターを店頭に張り出してくださった、28キロ地点手前の、浅草「駒形どぜう」。

到着してビックリ!
当ブログを見て、駆けつけてくれた、思いがけないラン仲間や友人がいっぱい!
記念撮影に忙しく、10分ぐらい滞在したかな? 今宵の打ち上げ会場はここですから、「では後ほど!」と叫んで、再スタートいたしました。

・沿道の友人たち
驚きのエピソードあり、これは稿を改めて。ランナーには過酷な晴天でしたが、応援や観戦を楽しむには、心地の良い一日だったでしょう。

・私設エイド
ランナー向けの私設エイドも、東京マラソンの名物になりつつありますね。あまりにも多くて、誰にも立ち寄ってもらえない箇所もあったりして。

閑散としてしまう私設エイドは、「ただ箱や籠を差し出しているだけで、何が入っているのか、のぞきこまないとわからない」「チョコレート、飴など、他とかぶるもの」「バナナが半分とか、ポーションが大きすぎる」。

人気が高いのは、「氷砂糖あります」「おいしいロールケーキをどうぞ!」「梅干で疲労回復!」など、遠くからでも中身がわかる、看板を用意してあるところ。
ランナーにとって、「足を止める」のは、大きな勇気がいる行為。パッと見てわからないと、スルーするのであります。

私が見知らぬ方の私設エイドでいただいたのは、「コンソメスープ」と「中華風の種無し梅干」、小さな子供が差し出してくれた、みかん一房。
そして感心したのは、1.5メートルほどの幅のテーブルに、おせんべい、クッキー、チョコレートなどの甘カラのお菓子と、飲み物を、バイキング風にズラリと並べてくれていた、数人のグループ。甘酸っぱいレモンジュースを飲みながら、小型の歌舞伎揚げを一枚選んで、パリパリしながら走り出しました。

→たとえ摂取しなくても、「私設エイドがズラリと並ぶ光景」に、どれほど力づけられることか。東京は、こうしてひとつになるのだなあ。

→「駒形どぜう」は、歩道で応援している人たちに、甘酒をふるまっていました。大人気で、あっという間になくなったそうです。

○号泣した場面

・スタート!
石原都知事の挨拶。エリート選手が早いのは当たり前だから感動しない。それよりも、ビリのランナーたちが、(制限時間に遅れて)収容バスにだけは乗せられまいと、必死で走り、どうにかゴールして号泣している場面、それを見ると、自分も涙がにじむという大意のことを述べ、「マラソンって、そういうものだろ?」。号砲を待つランナーたちの間から、「いいこと言うなあ!」と、どよめきが上がりました。

・紙ふぶき
東京マラソン名物、スタートするランナーの上から降り注ぐ、桜の花びら型の紙ふぶき。路上に設置された砲台から、ドカンと発射されるのですが、たまたま、私は、そのすぐ近くにおりました。
紙ふぶきの直撃を頭上から受けて、まるで豪雪の中を走っているよう。泣かずにはいられませんね。

・レース途上、そしてフィニッシュ!
たっぷり号泣いたしましたが、詳細は、いずれ、誌面で。


○さあ、帰ろう
さすがさすが、高機能の速乾性ランニングシャツ。預けてあった荷物を受け取り、更衣室に着いたら、もう乾いている。このまんま、帰っちゃおう。
完走メダルを首に提げてのラスト撮影。元気な笑顔とガッツポーズで応じることができました。

○帰り道のお楽しみ
電車で帰ります。歩いて、足を動かすのが、クールダウンになるから。電車ならではのお楽しみもあるのですが、それも、後ほどいうことで。


○打ち上げの「読売新聞」
昼間、走っていった「駒形どぜう」に、ふたたび走っていく。ただし自力ではなく、タクシーに走ってもらいました。
個室に例の応援ポスター、さらに「衿野さん FINISHおめでとう!」の、暖簾まで用意して、迎えてくださいました。久しぶりのお酒は、もちろん伏見の銘酒「ふり袖」、駒形どぜう限定の「たれ口」。

話題は「読売新聞」に集中。
同紙一面の名物コラム「編集手帳」で、わが著書『ファンランへの招待~もっと楽しい走り方~』が、紹介されていたのです。内容は、後日、転載させていただきますが、「落語家・ゑりの未楽」として演じた、東京マラソンにまつわる新作落語の一部も記載されていました。

遅れて打ち上げに参加した、わが蝶花楼馬楽師匠いわく。
「楽屋で他の師匠たちから、『お弟子さんが読売新聞に出ていたね』と、さんざん言われちゃったよ」

○写真
各方面から、嬉しい写真が続々! アルバム集は、日を改めて。まずは立命館大学陸上部関東支部の某様からいただいたのを一枚。記念Tシャツと完走メダル。Photo_2


2月 27, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月26日 (土):行くぜ!

マラソンの前夜は、リラックスできる相手と過ごしたい。今宵は理想的です。今、私の目の前には、両親と叔母夫妻がゐる。それぞれ地方から駆けつけてくれて、自宅近くのホテルにお泊りです。明日は従兄弟も、応援団に加わってくれます。

宿泊のホテルに行ったら、明らかにランナーらしい、外国人グループが、ロビーでうろうろしている。
「走るのか?」「そうだよ」「私も走るよ」「おおっ、お互いに楽しもうじゃないか!」「よっしゃー!」
てな会話をかわしてから、レストランへ。

生春巻き、ローストビーフ、ビーフシチュー、チキンのパイ包み焼き、貝とチョップドガーリックのオーブン焼き、握り寿司、パスタ、チーズ各種。叔母は海老の天ぷらに箸を伸ばしているし、母は海老の中華炒めを食べてゐる。
雑多なメニューでおわかりのように、ディナー・ブッフェでございます。

このホテルの料理は、さりげなく手が込んでいて、目にも鮮やか。特に名物があるわけではなく、遠くから、わざわざ食べに行くほどではありませんが、徒歩圏内であれば、「こういうレストランが、近くにあって嬉しいな」という位置づけです。

飽食のあと、各自にミッションを言い渡す。浅草でスペシャルドリンクを渡す係、移動の経路を確認する係、一畳ほどもある、応援フラッグを振る係、「駒形゜どぜうのおすすめ料理メモ」を保持する係。

さんざん食べて、笑って、帰宅して、長風呂をした。
もう、何もすることはない。

うぉぉぉっ、高揚してきたよ。
早く走りたい。速く朝になってくれ。

無理をするつもりはまったくなく、プレッシャーも感じてはいない。ただひたすら、走るのが、楽しみでたまらない。
今回もまた、目標は「笑顔でゴール」。
5時間ちょっとの旅を、全身で満喫してきます!


2月 26, 2011 美食飽食の宴 | | トラックバック (0)

2011年2月25日 (金):エキスポへ

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201102251655000東京マラソンのナンバーカード(ゼッケン)の引き換えに、エキスポ@東京ビッグサイトへ。エキスポとは、博覧会のこと。ランニンググッズからサプリメントなど、マラソンに関するメーカーに加え、ランニング誌、食品、スポンサー企業、コース上の区の観光協会まで、数多くのブースがズラリと並びます。

黄八丈の着物に藍色の帯を結び、「ゆりかもめ」に。
車窓から、ラストの直線コースや、フィニッシュライン直前のコースをパチリ。あさっては、ここを走るのだなあ。

到着したエキスポで、撮影班と合流。ナンバーカードやTシャツの受け取り風景や、ショッピングの様子を、パチパチと撮っていただきます。

着物効果で、まず受付で、スタッフの女性が「あっ、衿野未矢さんですよね!愛読してます!」。外国人ランナーからも、「写真を撮らせてください!」。ボランティアの方々にも、「ステキですね!」と声をかけられ、嬉しいな。

知り合いにも、見つけていただきやすい。受けと毛でボランティアをしていた「キティ1号」さんと会えたし、京都から来た、友達の友達であり、会ったことはないランナーからも、「あのう、衿野さんですよね?」。

アシックスのブースに、あさって着るのと同じシャツと、同じシューズがディスプレーされていて、気持ちが盛り上がる。

途中で、元旦ランでご一緒したメンバーと合流。これからトークショーに出演の某様は、ソックスの売り子をつとめておられ、実に働き者ですな。

そして! 嬉しい嬉しいいただきもの。農園と八百屋さんを営む彌生嬢から、「さっき採ってきたの」というほうれんそうと自家製のお新香と梅干。201102251421000


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201102251559001家に帰り着いて。まずは、白菜のお新香を。当日の朝食と同じ、ほうれんそうの卵焼き。買うつもりだったほうれんそう、思いがけなくも、最高の品が到来とは、幸先がいいわいな。
さて、ナンバーカードをウェアにくっつけよう。201102251755000


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2月 25, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月24日 (木):サポート班、取材班、応援団

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201102240734000朝のお茶を飲む器。観光地によくある、「お湯を入れると色が変わる」ものです。
このお茶碗は、デザインが、とってもステキ。平常時は、薄いブルーの桜吹雪。お湯を入れると、ドッカーンと花火が広がります。とってもお気に入り。

お茶を喫しつつ、しばしの原稿執筆。あっ、そろそろ時間だ。出かける前に、キャベツと人参とポーチドエッグの味噌スープ。出汁を豚ひき肉で取ったから、「味噌汁」ではありません。

向かったのは、浦安体育館。マラソンのコーチによる、全身のコンディショニング。ストレッチポールを使い、骨盤のゆがみや、筋肉の張りを修正してもらいます。
ビフォアに、コーチの手土産の苺大福。
整体師でもあり、リフレクソロジストでもあるコーチに、バキバキ、ズリズリと、文字どおり頭のてっぺんから足の裏まで、一時間かけて、整えていただきました。

ついでに足型を取る。東京マラソン当日の、テーピングの準備です。この形に切ったテープを、足の裏にぺたりと貼り付けて走ります。
アフターには、コーチの手土産の杏餅。カーボローディングが始まってゐる。

コンディショニングのあとは、寝起きのような状態になります。頭がふわ~っとして、とろけそう。これぞ、コア・コンディショニングの証。体幹を揺さぶられたあげくの、心地よい疲れです。
帰りの地下鉄、茅場町から神保町まで、意識を失ったように眠りました。201102241439000


201102241440000ランニングウェアから一変して、紫色のお召しに、花柄の着物の反物を転用した、おしゃれ帯を結んで浅草へ。
雷門前で、しばし、連れを待つ。
なかなか現れないなあと待つ間に、「一緒に写真を撮ってください」、「写真を撮らせてください」の、国内外観光客からのオーダーが、立て続けに三回。

本日の会場は、雷門のならびにある「ちゃんこ部屋」。フルマラソン前に、必ずいただく「塩バターちゃんこ」を、今年も、また。

メンバーは、6名にのぼる取材班と、「駒形どぜう」の応援団の方々4名。撮影場所や通過タイム、「駒形どぜうに用意しておくもの」、アフター東京マラソンどぜう会の人数など、打ち合わせをいたします。

合計11人が、個室にぎゅうぎゅう。壁には、例の応援ポスターを貼ってくださってありました。
本当に、本当に、ありがたいことです。
感激しつつ、乾杯をしていたら、急用で欠席の某様より、花束が届いた!

嗚呼、今日もおいしい、ちゃんこ鍋。イカ、鮭、ホタテ。スライス豚、鶏団子。油揚げ。たっぷりの野菜が、さまざまな具の味わいを上手に取り持って、まろやかな味わいに。
一昨日の能登牛でもふれましたが、タンパク質系の具材の大きな役割は、「スープの味わいを深くして、野菜に吸わせること」だと思います。白菜が、もやしが、ニラが、どれだけ滋味あふれていることか。

おおっ、巨大な金目鯛の煮付け! 頭をいただいて、骨までしゃぶろう。旨味を吸った厚揚げ豆腐と、春の足音を運んできた、ほろ苦い菜の花が、また幸せです。
写真はないけれど、巨大な蟹の天婦羅。お刺身の盛り合わせ。海鮮サラダ。ひそかな名物の、白菜のお新香。

料理もさることながら、メンバーが不思議。駒形どぜうの応援チームをしてくださる方々とは、お店で何度も何度も何度も顔を合わせているけれど、一緒に卓を囲むのは初めて。
お互いに「なんか変!」と笑いながら、食べる、食べる。私は水を飲む。

しめくくりはラーメン。濃厚な汁を吸った麺に、コショウをぱらっとふりかけて、いただく。食べるスープのような味わい。いつもは「器に半分」ですが、今日はおかわりしちゃったよ。201102241927000

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この「ちゃんこ部屋」、とってもお気に入りのお店です。雷門から徒歩45秒の立地が、まず嬉しい。いろんなタイプの個室があって、くつろげる。ちゃんこ鍋はもちろん、「海鮮居酒屋 魚や もへい」の姉妹店ですから、お刺身や煮付けも美味です。コース料理は2500円から、飲み放題は+1500円。
マラソン前に、「ちゃんこ部屋」、走ったあとは「駒形どぜう」。これが私の定番です。次は、4月の「かすみがうら」フルの前ですな。

それにしても。応援団長が壮行会を開いてくださり、取材班&応援団が打ち合わせをする。ランニング・ウェアはスポンサー様のご提供で、レース当日はコーチ帯同で現地入り。コースの数か所でカメラマンが待ち受けていて、ゴールすれば、コーチにマッサージをしていただく。タイム以外はエリート・ランナーです。

そしてまた、意外なサポーター&ブログの読者様が、読売新聞に!
読売新聞社は、東京マラソンの共催企業です。東京マラソンに関心のある皆さま、こぞって読売新聞を読みましょう。関連記事が満載のはず。

さて「ちゃんこ鍋」を満喫した後は、雷門前で記念撮影!
22時、この時刻に、しらふで浅草を後にする。これもまた、マラソンのお楽しみ。

2月 24, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月23日 (水):東京マラソン、ウェア完成!

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Photo_2先ほど私は、ランニングウェアを着込み、帽子に手袋もつけ、ランニングシューズをはいて、部屋を出ました。ついでにゴミ・ステーションに寄って、エレベーターの前まで行きながら、くるりと回って、帰ってきてしまいました。
「走りたくない!」

フルマラソン前は、いつも緊張しますが、結局のところ「いざとなったら、キャンセルかリタイアすればいいんだからさぁ」と、気を鎮める。でもゴールでカメラマンが待機している今回は、その呪文が禁じ手です。

こういうときは、コーチに相談するのに限る。
「もう走らなくても大丈夫ですよ。必要なトレーニングは、すでにしっかり積んでいます。一昨日も走って歩いているし、明日はストレッチポールによる最終コンディショニングを行なうから、もう充分です」

嗚呼、今、いちばん欲しいメッセージでした。ありがとうございます。

ちょっぴり落ち着いたところで、作戦会議を開くかな。昨年はどんなスケジュールで動いていたのか。当ブログ日記のバックナンバーを見ましょう。

☆☆☆
腰をすえて集中すべき原稿が、手につきません。どうにも、落ち着かぬ(中略)なぜ、落ち着かないかといえば(中略)ふだんの生活圏が、マラソンコースだから。スタート地点の都庁→まず私の自宅に向かうんですから。新宿からタクシーに乗ったときと、同じコースをたどるのですから(中略)自宅はコースの沿線だしね。わがマンションの掲示板には「東京マラソンに伴う交通規制のお知らせ」が掲示されています。
☆☆☆

つまり昨年も、同じ症状を呈していたのでした。もっとも昨年のお仕事は、東京マラソンの完走感想文を書くだけだから、リタイアしたとしても、筆の力で、なんとかごまかせる。今年ほどのプレッシャーは受けておりませんでした。

付記すれば、「腰をすえて集中すべき原稿」、その改訂版に、現在、まだ取り組んでおります。今度こそ、絶対に、決定版を仕上げます! 今日も走る前に、しばしの格闘を続けたのでありました。

バックナンバーの検索ついでに、初めて東京マラソンを走ったときの、プレ水曜の日記もふりかえろう。

☆☆☆
今日は「軽く走ってください」とコーチから宿題をいただいておりました。まずは健康診断の結果の説明を受けに、帝国ホテルへ(中略)東京マラソンに備えてプチ禁酒していると言ったら「何のために? 禁酒する必要などないですよ」と、困ったお墨付き。
☆☆☆

このときは、「東京マラソンも走っています」と、軽く書けばよいという、さらにゆるいプレッシャーでした。
もっともこの東京マラソン、私にとって6回目のフル、しかもホノルル以外で走るのは初めて。今回とは違うプレッシャーがありました。

また、2ヵ月後には、パリマラソンが待っていた。
「ホノルル→東京→パリ、フルマラソン三都物語」の旅の途上だったのだなあ。

ホノルルマラソンに出たくなって、皇居を走り始めたのが2003年の暮れ。
私のマラソンの原点は、ハワイです。だから東京マラソンも、ハイビスカスのタスキをかけて走ります。帽子は、ハイビスカス柄のがあったので、葉っぱだけ、貼り付けてみました。

パンツとハイソックスは黒、中に着込んでいるランシャツはピンク。それ以外は真っ白です。今回は頭のてっぺんから爪先まで、すべてアシックスの新製品です。
白いアウターは、走ってみて、その機能にビックリ。薄くて軽いのに、とっても暖かいの。暑くなったら、衿から胸にかけての開口部のファスナーを開けばいいという、すぐれもの。

走って実験したら、ファスナーのジッパーが見つけにくかったから、花をくっつけてみました。


ランパンは、膝までのショート丈。サラサラで軽い布地は、「あれっ、はいていたっけ?」と思うぐらい、快適です。ピタッと肌に貼り付くタイツが苦手な方には、とってもおすすめです。

アウターも、ランパンも、ポケットの使い勝手が良い。今回は、ウエストポーチ無しで走れます。

2月 23, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月22日 (火):「ふり袖」

利き酒②は、今年⑧回目の駒形どぜう。同店では、こうした「会」がたびたび催されています。
今回は「お忍び」での参加の予定が、右隣は、ホノルルでお寿司をごちそうになったランナー様たち、左側は馬楽師匠と、残念ながら、忍べませんでした。

詳細は後日。とりあえず、写真だけ、アップしておこう。Photo_3

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他のお客様が帰った後、「ふり袖」の蔵元さんや、駒形どぜうの会長、料理長らと、応援ポスターを囲んで撮影会!

帰宅途中、ふと目に入った看板に、「富翁」の文字。「ふり袖」の蔵元さん、北川本家は、伏見で最も古いと言われています。富扇は、その銘柄のひとつです。すぐご近所に、扱い店があったとは。

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2月 22, 2011 日本酒 | | トラックバック (0)

2011年2月21日 (月):運動と利き酒の①と②

早起きをして、皇居に向かう。今日は走っておかねば。お風呂に入って着替えて、椿山荘に向かいます。
すでに恒例になりつつある、「石川県食材求評懇談会」の、「2011年早春」へ。メディアや飲食関係者に向けて、能登や金沢が生み出す美味を、紹介するという、県主催のイベントです。

石川県の食材を、たまたま「加賀さん」という、出来すぎたお名前の、椿山荘のシェフが調理したものを、試食させていただきます。
そのままいただいても美味な食材に、手を加え、工夫をこらしてのお料理が、会場にズラリと並びます。

今日は「肉」にはまりましょう。Photo201102211315000
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201102211418000このイベントが楽しいのは、生産者の方と、じかにお話ができること。
「てらおかの能登牛」
寺岡畜産グループの社長さまと、しばし歓談。その間にも、能登牛のステーキが運ばれてきて、しゃぶしゃぶのセッティングも整う。
「肉の旨さは、脂にあります」
そういわれて、深くうなずき、こう語った衿野でした。
「以前、雑誌の仕事で、100グラム500円の輸入牛肉と、同3000円の国産和牛を、同じ条件ですき焼きにして、味比べをしたことがあります。肉そのもの味わいには、6倍の開きがなかったけれど、旨味を吸い込んだネギや焼き豆腐は、10倍ほどの開きがありました」

能登牛のステーキは、塩をまぶしただけのが、最も美味でございました。
七面鳥を本州で生産しているのは、ついに一社になってしまったそうです。フォアグラをはさんだ身。ほろっと煮込まれたレバー。

能登鹿のパイ包み。ジビエ好きを自認する者にとっては、口中にあふれるブラッドの香り、やわらかく抵抗しつつもサクッと切れる歯ごたえに、うっとり。

「能登大納言小豆」
スィーツは苦手なれど、鯛焼き、大判焼き、ドラ焼き等々、「あんこ」は大好き。会場に入った瞬間から「シメはぜんざいにしよう!」と決めておりました。こっくりとした豆の味に、優しく包まれました。細長いグラスに入った、小豆と抹茶、モロモロが入ったゼリーも、美しく、おいしいねえ。

こういう細長いグラスに、さまざまな美味が段々に重ねられ、視覚と、ミックスされて複雑化してゆく味わいの妙を楽しむのは、一昨年のホノルルの、パシフィック・キュイジーンのレストランで供していただいたものに似ていますね。いわゆる流行のスタイルなのでしょう。

能登大納言小豆は、粒の大きさと、まろやかな皮が特徴です。ぜんざいは、「こしあん」と「粒あん」の、いいとこ取りをしたような食感。ぷちぷち、つぶつぶの感触と、その身がほろりと崩れて優しくなじんでくるなめらかさ、両者が同時にやってくる。

この会も、すでに4回目。着物姿でウロウロする私を、見知ってくださる方もいらして。導かれるままに伺ったのは、「中村酒造株式会社」のブースです。フレンチの巨匠、アラン・デュカス氏の依頼によって完成した、フレンチに合う日本酒を試飲させていただきました。

オーダーは、フレンチの濃厚な味わいに負けないお酒だったとか。
ではでは、いただいてみましょう。
口に含むと、旨味と酸味が、花火が打ちあがったように、ぶわ~っと口中に広がります。しかし後口はなめらかで、旨味や酸味は、すーっと引いていって、「次の味わい」を待ち受ける態勢を整えます。

濃厚な料理に負けない、しかし主張しすぎない名脇役。それでいて、見せ場には、主役級のパワーを前面に出してみせる。
端麗系のスッキリした日本酒より、しっかり旨味ののったものが好きな私には、とっても嬉しいお酒でした。

たくさん食べた後は、やはり運動をということで、約50分の道のりを歩いて帰宅。運動①②と利き酒①の、その次は、まさかの「利き酒②」の会場へ。
この続きは、明日の日記を待て!


2月 21, 2011 美食飽食の宴 | | トラックバック (0)

2011年2月20日 (日):ふたたび大根を煮る

なぜか反響の大きかった、2月12日の日記「大根を煮る」。パリ在住の某様は、コリアンタウンに出かけて、大根をご購入あそばされ、煮物をお供に一献されたとか。

本日は根菜デー。
ランチは、人参の角切りを煮たところへ、作り置きの野菜たっぷりカレーを解凍して投入した、「人参ばっかりのカレー」と、ごぼうを薄切りして、鶏ひき肉と炒めたもの。

夜は、ふたたび大根が登場。90度の半月切り、厚さは2センチ。たっぷりの水に投入して、火をつけ、煮立ってしばらくしたら、ししゃもと見紛うほどに大きい煮干を三匹プラス。煮立ってきたら、アクを取り、やわらかくなりかけたところで、煮干を引き上げる。まだ旨味の残っている煮干は、そのまんま、おやつとしていただきます。
醤油を入れて、ふたたび煮立ったら、火を止める。温度が下がっていく間に、味がしみこむであろうと、期待しての放置です。

話は変わって、結城紬。茨城県結城市の名産で、昨年、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されました。
結城紬は、とっても贅沢な織物です。まず高価だから。結城紬は一反を織るのに2、3ヶ月かかるというのだから、当然ですね。
それでいて、結婚式などフォーマルには着ていけない、ジーパンやセーターのような位置づけ。糸を染めた後に織る、紬などの反物は「織りの着物」、友禅や小紋のように、織ってから絵付けや染めをするのが「染めの着物」。

この「贅沢な普段着・結城紬」を、私はけっこう、持っています。例によって、京都・西陣の帯問屋の次男である、父の縁戚関係からのいただきものが主流です。

父の兄の奥さん、つまり私の叔母は、西陣産まれの西陣育ち。生粋の京女として、町家での暮らしぶりが雑誌に紹介されたり、テレビで「おばんざい」の腕を披露したりしています。
その叔母の縁戚が、結城紬の織元。というわけで、「試しに一反、織ってみて、仕立ててみたものの、商品化には至らなかった」という、世界に一枚しかない着物も、私の手元にございます。

「結城紬の織職人は現在500人いるが、仕事があるのは200人だけ。京都も同じで、20年前に三万人いた手書き友禅の職人は今300人だ。染めの職人も当時の1%に減り、いまや日本の着物文化は風前の灯だという」(朝日新聞2011年2月19日)

反物をタダでいただいたとしても、裏地と縫い代で、最低5万円がかかる着物。たしかに拡散は難しい。着る人が少ないから、また値が上がる。だから、さらに、着る人が減る。

私としては、とにかく、ひたすら着る、それだけですね。
まだ袖を通したことのない着物が、まだ10枚ほどあります。

ちなみに昨日の還暦祝いで着た、牡丹の訪問着は、高校生のとき、両親に作ってもらった着物を、裏地を替えて仕立て直したものでありました。帯は西陣織。
こういう反物を17歳で選んだ私は、やはり、着物で人生を送る運命だったのでしょう。

2月 20, 2011 グルメ・クッキング | | トラックバック (0)

2011年2月19日 (土):式典ごっこ

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201102192010000桜が咲けば誘い合って花見に繰り出し、メンバーの個展や公演があれば、それを口実に集まって騒ぐ。いきなり「これから鈴傳に行こうと思うんだけど」と、電話がかかってくることもある。
そんな仲間たち8人が顔をそろえたよ@新橋の中華料理店の個室。

いつもは、サロンドKと呼ばれる某スタジオ内での、持ち寄りホームパーティーが恒例です。たまに外のみするときは、立ち飲み店か、仲間うちが経営している、カジュアルなワインバー。言わば、普段着のつきあいです。

だから、サロンドKの席亭、本日は「事務局長」を名乗る某様から、この企画を明かされたときには、いまひとつ、よくわからなかった。
「T画伯の還暦のお祝いを、にぎにぎしくやりましょう!」
会場に行ってみて、よくわかりました。これは大人の遊び。式典を楽しむ宴なのです。

開宴は17時半、でも主賓以外は17時に集合。打ち合わせ、ビデオカメラとカメラの位置設定、テスト撮影、リハーサルと、準備をいたします。「式次第」をプリントしたペーパーも渡され、各自の役割分担を確認す。

祝辞と、「お引渡しの儀」は、漁労長が担当。何を引き渡すかというと、もちろん、赤いちやんちゃんこと帽子と扇子のセット。
続いて文豪エリノによる、祝辞と乾杯の発声です。

「画伯と初めてお会いしたのは8年前。サロンドKの近くで開かれた、画伯の個展会場でした。私が『これ大好き。欲しい!』と思った作品を、会って20分もたたないのに、『コレでしょう』と当てて、びっくりした勢いで、その作品を買わせていただきました。こうして実際にお会いしているときの画伯は、良き友、佳き酒に囲まれ、いつもニコニコしていらっしゃいますが、『じゃあ画伯、またね。サヨナラ!』と別れて帰宅し、部屋のあちこちにある作品が目に入ると、『ああ画伯には、芸術家として、真摯に作品と向き合う時間もあるんだなあ』と実感します。良き友、佳き酒に囲まれた、『柔』の画伯と、作品と向き合う『剛』の画伯、どちらの画伯の時間も、いっそう濃密に、ますます充実されることを祈念して、乾杯させていただきたく存じます。ご唱和をお願いいたします。乾杯!」

しばし歓談の後、画伯はお色直し。このちゃんちゃんこは、還暦を迎えた日付と名前が刺繍してあります。サロンドKに保管され、以後、還暦や喜寿や米寿を迎えたメンバーの名前を、次々と刺繍で入れていくそうです。三十代の某様いわく「私が還暦を迎えるときまで、皆さん、生きていてくださいね」。201102191817000_3
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お色直しのあとは、佐渡奉行による祝辞。宗匠が謡の「猩々」を披露し、さらに盛り上がる。
親しい仲だからこそ、式次第にのっとっての宴が、とっても楽しい。
サロンドKのKは、還暦のKだと誰かが言い出し、それだけで爆笑が続きます。
次回の某様の還暦お祝い会は、私が事務局長をつとめることに。となれば、やはり、「駒形どぜう」でしょう。中華の次は、「和」です。楽しみが、また増えた。

さて今宵が大人なところは、すべてがホンモノであること。式次第は編集デザイナーが作成し、写真撮影は、もちろんカメラマン。白地だった扇には、画伯が筆を執ってめでたい絵を描き、謡の宗匠は能楽師。

お料理は、海鮮主体。ふかひれスープ、蟹の爪の揚げ物、海老の塩煮、烏賊のしょうゆ炒め。肉類は、オードブルの鶏、ラスト近くの 東坡肉のみ。

ぷりぷりの海老は、旨味の強いスープを、片栗粉でまとめて身にまとい、スッキリしつつも濃厚。
烏賊も、見ためは醤油色で、口に含むと、ぐわっと味わいが広がりますが、歯ごたえはサックリと柔らかく、淡白な後口です。
スッキリさっぱり&強い旨味と、濃淡のアクセントをしっかりつけたお料理が、たいへんよろしゅうございました。

料理写真の三枚目、鶏やトマトを小皿に取り分けてくれたのは、若きアーティストの某様。さすが、盛り付けが美しいねえ。その下、ふかひれスープの下にある、緑色の百合花と銀杏を従えた海老は、画伯が取り分けてくださいました。

中華料理の円卓は、会話をかわすのにも好都合。こういうスタイルのパーティーもいいね、百合烏賊! 
(蛇足ながら、ユリイカ~見つけた!というギリシャ語~の洒落です。キツイ洒落の飛び交う宴でもあった。今夜はは、かなり寒ぃ・デービス・ジュニア)

それにしても。ビールとワイン(中国産だった)と紹興酒と日本酒が飲み放題のコース。皆さん、もう充分に食べて飲みましたね?
では二次会に移動しましょう。徒歩5分のホテルの、21階のバーに、予約をしてあります。
「飲み放題のコースですから、存分に飲んでください」

飲みホのはしごとは、さすが事務局長。飲む飲む、しゃべる話す語る笑う笑う。
そしてサプライズが。私の誕生日を祝して、お店からケーキの差し入れです。201102192012000201102192020000201102192022000201102192154000201102192156000201102192201000

2月 19, 2011 美食飽食の宴 | | トラックバック (0)

2011年2月18日 (金):米粒4つ

マラソンのよいところは、心身メンテナンスのきっかけにできるところ。
「この際だから、あちこちチェックしておこうじゃないの」
今年に入って、診察や面接、胃カメラからレントゲン、採血採尿と、さまざまな検査まで、5人の医師にお世話になってきました。

本日は、総仕上げ。
胃カメラを呑んだときに採集した、モロモロの検査結果を聞くのに加え、他院での検査結果も持参し、総合判断していただくのであります。

これまでに見つかった異常は、「胃に米粒大のポリープ3つ」、親知らずを抜いたときの残りの歯、米粒1つ大は、即座に撤去。

テスト結果を聞くみたいで、ドキドキしますね。もちろん成績は、相変わらずの優等生。ポリープは良性で放置OK。ピロリ菌もいない。肝炎や梅毒も無し。

自覚症状はちょいとある。走るとお腹に空気がたまる。炭酸飲料が苦手。でもそれは、「異常」ではなく、「体質」とのこと。深く考えず、適当につきあっていけばよいとのことでした。

今日もまた、ランニングの服装です。荷物があるから走らない。ポコポコ歩く。もちろん、「鮑のし」のお稽古をしながらです。
「鮑ってのはなあ、紀州鳥羽浦の海女が、海に深く潜って、自分の肌にくっつけて採って来るんだがなあ」

30分ほど歩いたら、あれれ、見覚えのある店構え。南インド料理「ケララの風」だ。
富士山を駆け上がったことのあるラン仲間の一人が、この店のオーナーシェフの大ファンで、食事会などに参加した経験あり。ここでランチにしよう。

ビーツの断面に注目。見かけは焼き芋風、中は鮮やかな紫色の年輪。201102181304000


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201102181336001メニューは「ミールス」という、ご飯+おかず+ドリンクのセット千円のみ。信じがたいことに、ご飯も、おかずも、お替わり自由。基本は、「ご飯とおかずを混ぜ合わせる。複数のおかずが混ざって醸しだす、複雑な味わいを楽しむ」。

ご飯は、もともと粘り気のないインディカ米を、湯取り方で調理し、さらに粘り気を除いてあるからサラサラ。ここに、ぷたっぷりのおかずを混ぜ混ぜして、スプーンでいただくのです。

ピンク色の「ビーツのパチャディ」、ヨーグルトとビーツとマスタードが渾然一体です。かき菜のトーレンと、かぶのパルチェルタドゥは、ココナツの風味が優しい。
お替わりを3回したのは、かぼちゃとクートゥと、南インドでは定番のスパイス煮込み、ラッサム。薄いおせんべい風の「パパダム」を砕いて、ご飯に混ぜると、また味わいが変わります。

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帰宅したら、医師からメールが届いていた。
「これまで以上に、飲酒&ランニングに励みましょう」
いや先生、どちらも、ほどほどにしておきます。


2月 18, 2011 心と体 | | トラックバック (0)

2011年2月17日 (木):鮑のし

遅くとも元禄時代には原型のできていた古典落語「鮑のし」。

「熨斗」、のしは、本来、薄く削いで、「火熨斗」、つまりアイロンにかけた琥珀色のアワビを、縁起物として贈答品に添えたもの。しかしアワビは貴重品だから、次第に簡略化し、黄色い紙を長六角形の色紙で包んだ形状になったそうです。祝儀袋に印刷されている「のし」の文字は、さらに簡略化されたもの。文字がのたくっているのは、アワビの干したものを模しているわけですな。

そういえば小学生のころ、「のし」と呼ばれていたことがあったなあ。Photo

次なる課題は「鮑のし」。
「うけたががまわがまりますれば」
「熨斗の中には鮑が入っている、いわば熨斗の根本は鮑だぞ」

ブツブツとつぶやいた後、ご近所にある某ランナー様の事務所へ。お会いするのはいつもパーティー、今日こそは走る格好をお見せしよう、東京マラソンのウェアにも慣れたいし。
事務所はビルの6階にあり、なんとエレベーターはない。ランナーではない訪問者は、息が上がって、しばし会話ができないそうです。

移動して、某様の行きつけのお寿司屋さんへ。さりげない風情の入り口、木の扉をガラリと開くと、ネタを並べたショーケースとカウンターが、まず目に入る。古典的な、町場の「立ち」のお寿司屋さんです。夜、飛び込みで、「おまかせで」と言うのは勇気がいるタイプのお店です。

大振りの湯飲みに、たっぷり注がれたお茶をいただくうちに、握りの盛り合わせが運ばれてきました。雲丹海老大トロ中トロ鰤サヨリ巻物玉子、常連サービスの烏賊下足と、豪華なランチです。

ネタが大きくて厚い。夜、「お任せでいろいろ出してもらって、シメに何貫か握ってもらう感じで」に比べ、ご飯もたっぷり、しっかり。鮪や鰤も、まろやかな切り口で、ご飯に優しく寄り添っています。お刺身では、エッジを際立たせた、鋭角的な包丁技を賞味したいところですが、ランチのお寿司には、なるほどコレが合う。

カフェに移動して、しばし清談。某様、なんと落語好きなのだそうです。経歴にも共通項が多く、ビックリ。
「マラソンは、しょせん遊びなのだから、楽しむのがいちばん!」
そんな走り哲学も、共通しています。もっとも私とちがって、某様は、100キロ超のウルトラマラソンも走られるお方。青いサロマ人(意味のわからない方、すみません)でいらっしゃいます。

それにしても、「とりあえず、言ってみるもの」ですねえ。落語というキーワードが浮上したのは、ふと噺が途切れたとき、私が「今日の夜は、落語のお稽古で」と、口にしたのがきっかけです。

さまざまな面でお世話になっている「榎本クリニック」とのご縁も、スタッフだった方が、私の本を読み、感想のメールをくださったのが、きっかけでした。ではお会いして、取材させていただいてというプロセスの中で、その方が、「何事も、とりあえず、言ってみるものですねえ!」と、メールでおっしゃっていたのが、印象的でした。

落語とマラソンといえば、15日のスカイツリー観光ラン→銭湯→駒形どぜうで、蝶花楼馬楽師匠とバッタリのときの会話を思い出すなあ。ゴルフ雑誌にしょっちゅう登場する、“打つ落語家”である師匠は、「金を払って走るという感覚が、どうしても理解できない」そうです。
その師匠が、ランナー3名と同席したわけです。
「富士山のてっぺんまで、駆け上がるマラソン大会があるって聞いたけど、出る人の気が知れないね」
「すみません。僕、出ました」
「僕も出ました」
「へええ! 山ん中を徹夜で駆け回るってぇ大会もあるんだってね」
「はい。僕、出ました」
富士登山競走に、ハセツネをご存じだとは、わが師匠、「門前の小僧」みたいなものでしょうか?

マラソン、落語、漫画。
三題噺みたいなテーマを主軸に、2時間半にわたる、優雅かつ笑いっぱなしのランチタイムでございました。

さてと、美容室に向かおう。
10年前、「この美容師さんに、ずっとお願いしたい!」と直感した彼女は、やがてチーフになり、今や店長です。私には、人を見抜く力があると、勝手に自信を持ちましょう。

「東京マラソン、今年も走られるんですか?」
「そうなんですけどね。ウェア一式はスポンサー様にご提供していただき、沿道やゴールでカメラマンが待機していて、リタイアは許されないという、プレッシャーたっぷりの状況なんですよぉ。こないだ取材スタッフに誘われ、皇居を走ったのですが、身体の仕上がり具合をチェックするためだったかもしれません。それにフィニッシュラインを踏むとき、私はいつも、『ザマミロ、完走してやったぜ!』などと、叫びながら号泣しています。ゴール付近にメーク道具デポしておかないと、ですねえ」

ランチタイムの会話でも実感しましたが、弱音を吐くと、人は元気になれるのであります。
帰宅の途上、バッタリ会ったご近所の居酒屋の大将にも、同じ内容の弱音を吐いて、またまたスッキリ。

さあ夜だ。落語のお稽古だ。
「鮑のし」を、人前で、初めてやるよ。
最後までは、まだできない。4分の3まで。
「おやっ、甚兵衛さん。こりゃ鮑じゃないか。磯の鮑の片想いといって、鮑は婚礼には縁起の悪いものだ」

お稽古のあとは、“関所”で一献。いつもの「一人一人鍋」、私は海鮮ちゃんこ。アレルギーのある牡蠣は、師匠のモツ鍋に移動させていただきました。

ピザと鮪のお刺身が並んでしまうのが、日本の居酒屋の懐の深さ。
そして帰宅すると、某様よりのお花が、私を迎えてくれるのでありました。

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2月 17, 2011 落語 | | トラックバック (0)

2011年2月16日 (水):当日祭

東京マラソンが終わらないと、「お誕生日だ~、乾杯だ~」という、派手な気持ちににはなれませぬ。例年、お誕生祝い会は、東京マラソンの打ち上げ会と兼用です。

だから、いつもと同じように、朝、起きて、いつものように仕事をして、通い慣れたお店で、サラダバーのランチ。201102161300000201102161319000

そうは言っても、帰宅したら、ポストにはカードやお手紙、宅配便の不在票が、ハラハラ、ヒラヒラ。さらに玄関に着くと、ドアノブに、袋がかけてある。
「?」
なんと、中身はお花! わざわざお届けくださった某様、まことにありがとうございます。

これから外出するゆえ、宅配便の受け取りと、お花の写真は、明日にさせていただいて、支度をしよう。
そうは言っても、一人で過ごすのも、もったいない。折りよく本日は、走る異業種交流会、「明走会」の例会があります。乾杯の便乗だ。
と思っていたら、49人を前に、私が乾杯の音頭を取らせていただくことに。ランナーの鍛えた身体が奏でる、パワフルな歌声で「ハッピーバースデー♪」を歌っていただき、うれし涙。
さらには、手作りチョコレートのプレゼントまで!
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2月 16, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月15日 (火):前日祭

「雪、積もっているかなあ?」
積もっていたら嬉しいけれど、困る。今日はマラソン仲間と、スカイツリー観光ランニングなんだもの。

昼ごろには溶けているだろうとの予報に安心して、予定どおり決行することに。では卵焼きを作りましょう。東京マラソンの予行演習です。当日、これを作って、食べて、走るつもり。
ケチャップをかけたりすると、お子様向けのようだけど、実は豚のひき肉がたっぷり入った、獰猛な卵焼き。
当日は、ほうれんそうを少なめにして、豚を多めに投入して、さらにパワフルにいきましょう。Photo_4

上野駅のコインロッカーに、荷物を預けて、まずはウォーキング。そしてジョグ。写真を撮ったり、おしゃべりしたり。スカイツリーが、だんだん近づいてくるのが楽しい。たくさんの人がカメラを構えている、撮影スポットのはしごをするのには、「走ったり、歩いたり」のスピードがベストですね。

30分ほど走ったところで、亀戸天神に到着。参拝してから、境内の一角をお借りして、じっくり、ゆっくり、ストレッチ。
じわ~っ、じわ~っと、身体がほぐれるよ。それもそのはず、本日のメンバーの一人は、プロのマラソン・コーチ。持つべきは、良き友哉。

稲荷町の「ペリカン」にパンを買いに行ったら、すべて売り切れだったよ。残念。


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201102151209000上野駅に戻り、荷物をピックアップして、銭湯へと向かいます。
ランナーの荷物預かりサービスのある銭湯。私たちのいでたちを見て、「荷物のお預かりですよね?」「いいえ、もう走ってきました!」。この銭湯は12時~の営業ゆえ、コインロッカー利用となったわけでした。

身体を洗い、寝湯でじわ~っと温まった後、ぬるめの露天風呂へ。広々とした岩風呂の心地よいこと。
女湯はかなりの混雑です。サウナも水風呂もあるからでしょう。平日の昼下がりをサウナで過ごす方々は、ランナー体型ではない場合が多いですね。

おやおや、さっきまで颯爽と走っていた、わがランニング・チーム「インテグラル」の若き駿馬は、スーツ姿に変身してる。夕方から、勉強会に参加するのだそうです。しっかり学んでくれ。彼は法律の専門家。お世話になることがありましたら、どうぞヨロシク。持つべきものは、善き弟分哉。

あらま。
もう14時だ。
おなかがすいた。
さあ、浅草に行こう!

11時の開店から閉店時刻まで、休みなしに営業している駒形どぜう。中途半端な時間のこんな日は、実にありがたや。入り口の扉をガラリと開ける。
「いらっしゃいませ! あれっ、衿野さん?」
迎えてくれた、お店の方の、表情が変。
「馬楽師匠がみえてますけど?」
ええ~~っ!
待ち合わせていたわけではまったくないのに、落語のわが師匠、蝶花楼馬楽師匠が、そこにいた。

用事があって来たついでに、ビールとどぜうで、一人ランチ。そろそろ締めくくりにしようと、くじら鍋とご飯をオーダーされたところでした。我々の乱入により、「ご飯は、後にして。ビールの追加」と相成りました。

挨拶に来てくださった料理長も、「師匠が一人でお見えだというから、一人分のおつまみを用意したのに、ひょいっと見たら、四人に増えているじゃないですか。驚きましたよ」。彩りも美しい、季節の美味を、いただきました。

さて、我々インテグラルの面々の目的は、「なまず鍋を食すこと」でした。師匠の鯨と、我々のなまず、シェアしあって、食べ比べ。鯨が終わったので、どぜうの鍋をいただく。
どぜう、鯨、なまず。
人数が多いからこその、嬉しいバラエティですね。持つべきは、佳き師匠哉。
どぜうの鍋は、「魚を丸ごと」、生命力のすべてをいただくような、パワーを感じます。たっぷりネギが、またまた嬉しい。
鯨の鍋は、ささがきごぼうと、「さらし鯨」の脂とのマリアージュ。これは、飴色になるまで、じっくり煮込んで、おまんまと一緒に食べるのがおすすめです。なまずは、鮟鱇やブリのアラ煮が好きな方には、こたえられない味わいでしょう。ムッチリ、プルプルの皮に包まれ、卵もプチプチ。濃厚な汁は、豆腐に吸わせて、無駄なくいただきます。疲労回復確実です。

食べ放題のネギを、さんざんお替わりしたよ。鍋が煮詰まると、割下を入れる。そこにネギをドサリと投入し、煮詰まった割下で、ぐつぐつと、炭火で煮る。おいしいに決まっておる。一人あたり四本ぐらいは、ネギを食べたんじゃあないのかい?Photo


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旅は、まだ続く。
地下鉄に乗って銀座へ。ランニングウェアの買い物です。東京マラソンの当日に着るウェア、スポンサー様から、ご提供いただけることになったのです。直営ショップで、帽子から手袋、シャツにランパン、アウターまで。ありがたや、ありがたや。

さて今日は、何の「前日祭」?

 

2月 15, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月14日 (月):東京マラソン、予定通過時刻

今月27日の東京マラソン。どの地点を、いつ通過するのか、計算してみました。
基本は「1キロを7分で走る」ペース。でも写真撮影やら、トイレやら、ハグやら、いろいろあるから、タイムは5時間15分ぐらいになるかな。

スタートは9時10分。
位置~~到着タイム
5キロ~~37分。最初はゆっくり、ゆっくり。
10キロ~75分。応援団の待つ九段下には、9時40分着。
15キロ~1時間50分。品川の折り返しが、11時ちょい過ぎか。
20キロ~2時間25分。
25キロ~3時間。
・浅草・駒形どぜう前に、12時25分着。撮影と大休止。
30キロ~3時間45分。
35キロ~4時間20分。
40キロ~5時間。
・この期に及んで、明走会&浦安ランナーズクラブのブースで小休止。
フィニッシュ~5時間15分。14時20分が目標。

今週は外出の機会が多いけれど、21日の飽食ランチ&夜の「新酒を味わう会」を最後に、5日間の禁酒に入ります。


2月 14, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月13日 (日):雪見肉

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人生初の、海外一人旅は、4泊5日の韓国旅行だった。ソウルの中心にあるホテルに泊まり、観光地をめぐるでもなく、市場や街をほっつき歩いたっけ。

まず驚いたのは、食事。それまで「韓国料理=焼き肉」と思っていたけれど、誤解だったのね。
サムゲタン、メウンタン、ソロルンタン。鍋やスープには、野菜がいっぱい。それに一品料理を頼むと、小皿に盛ったキムチや漬物、煮物が何品もついてきて、お替わりも無料。

ブルコギを頼んだら、店員さんが、食べ方を教えてくれた。焼いた肉を、大量の野菜で包む。サンチュ、エゴマ、生のニンニク、シシトウ。カルビもそうだった。「韓国料理=野菜が大量」だと、身体で学びました。
肉料理は、日本の感覚に翻訳すると、「すき焼き」かしら。たまのご馳走という感じ。

以来、韓国の食事スタイルに惹かれて、玄界灘を8回ぐらい、渡ったな。友人の結婚式や、サッカーのワールドカップ杯の観戦でも行った。

市場で食べた、内臓をぶつ切りして、茹でた料理、美味だったなあ。茹でてあるから、脂っこさが消えて、さっぱり。それをタレにつけて食べるのよ。

韓国人の男性と、カルビを食べに行ったときのこと。焼けた肉に、味噌をつけ、野菜で巻いて、彼が差し出してくれる。その配合バランスが、やはり違うのでしょう。野菜の水気と、肉の脂っこさが、ほどよく溶け合い、最高に美味でした。
その後、二次会で行った居酒屋。やはり茹でた内臓が、どかどかっと皿に盛られて、幸せでした。

鶏一羽を丸ごと煮込んだタクハンマリ。太刀魚を辛いスープで煮込んだもの。釜山で食べた、朝のサムゲタンも良かったなあ。

帰る前に、ロッテデパートの食品売り場で、キムチを買い込むのが恒例でした。市場より高いけれど、飛行機での運搬に耐えられるよう、しっかり包装してくれるからです。
チョンガク、エゴマ、水と、日本では売っていないキムチを持ち帰り、大切に食べたものでした。

しかし、ここ数年、玄界灘の向こう側とは疎遠です。
だって、新大久保コリアンタウンが発達したんだもの。

初めて足を運んだのは、15年ぐらい前。まだ「知る人ぞ知る」で、値段も高かった。小皿は追加料金だったりして。日本人は、「韓国料理=焼き肉」だと思っていたから、焼き肉店も多かった。

転機①は、2002年のサッカーW杯の日韓共催。新大久保に、日本人サポーターがあふれた。転機②は、もちろん「冬のソナタ」の韓流ブーム。

現在の日本人は、二つに分けられますね。それは「韓国料理=焼き肉だと思っている人」と、「そうじゃないと知っている人」です。後者の数は、明らかに、増加しつつあります。

私のお気に入りは、「スンデ鍋」。豚の腸に香草やお米、血を詰めたソーセージと、大量の野菜の鍋です。マッコリ片手に、ああ、幸せ。

そろそろ本題に戻りましょう。
私は残念ながら、参加できませんでしたが、本日、南魚沼市にて、「第23回小出国際雪合戦大会」が響きの森公園、雪のコロシアムで開催されました。大人の部162チーム、子供の部33チームが参加したとか。
テーマソング「国際雪合戦行進曲」をライブ演奏されたバンド、「あんさ&おっさ」の皆様がた、おつかれさまでございました!

かつて私も、出場したことがある。雪合戦より衝撃的だつたのは、「やまに」との出会いでした。絶品すぎるホルモン焼きのお店が、会場に来ていたのです。
今年も、おうおう、豪華なメンバーがお手伝いされておる。いよっ、社長! しっかり働いたかい? 

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白いブツは、某様の秘蔵っ子。しっかり育っておくれ、私のためにも。
そして! 南魚沼に咲きたる名花一輪、「華」の美人ママが、私の著書をご購入くださいました。ありがとう、ママ。越の寒梅、ごちそうさまでございました。いつも大騒ぎしてすみません。また歌いに行かせていただきます。

2月 13, 2011 旅行・地域 | | トラックバック (0)

2011年2月12日 (土):大根を煮る

さてと、料理でもいたしますか。泥も葉っぱもついた大根を洗い、皮をむく。長さと、圧力鍋におさまる数を計算しながら、ズバリ、ズバリと輪切りにします。
5センチ幅×6切れ+3センチは、浅漬け用にとっておく。6切れのうち3切れは、半月に切る。今日は忙しいから、面取りは省略。

圧力鍋に並べ、ひたひたに水を入れて、火をつける。強火です。大根は、グラグラと煮立たせないと、雑味が生じますからね。
下茹でや、糠やお酒を入れるなどは、いたしません。私が好きな「大根煮物」は、おしょうゆ味がしっかりしみたもの。風呂吹きならば、えぐみを除去したほうがよいのですが、衿野スタイルの煮物では、風味のうちさ。

大根が煮えるのを待つ間に、浅漬けを作りましょう。
葉っぱは小口切りに。余らせておいた3センチは、スライサーで薄くそぎ、さらに細かくきざむ。
浅漬け専用のガラス容器に、それらを投入し、塩をパラパラ。

よしよし、圧力鍋のおもりが上がったよ。タイマーを3分にセットして、火加減を注意しつつ、流し台の、皮だの包丁だのを片付けましょう。

それから冷凍庫を開いて、「鶏のササミのパラパラミンチ」と、「小さなビニール袋に入った、茶色い物体」を取り出します。

パラパラミンチは、生協ブランドのヒット商品。パラパラになった状態で凍結してあるひき肉です。
必要な量だけ、すぐに使えるのが、ありがたい。金属製のボウルにひとつかみ入れて、お酒とおしょうゆをまぶして、鍋のそばに置いて、解凍を促進します。
茶色い物体は、見たところ100CCぐらいかな。「駒形どぜう」特製の、蕎麦つゆの残り。

タイマーが鳴ったら、火を止めて、しばし放置。鍋の中では、大根が圧を受けて、柔らかく変身中のはず。
届いたケータイメールに返信したり、キッチンの壁を拭いたり、包丁を研いだり、缶詰の在庫を確かめたり、残り少ないことに気付いてインターネット通販で注文したりしているうちに、圧力鍋のおもりが下がりました。

鍋を開ける。大根の甘く、ときには物悲しく感じられるような、ひなびた香りが、ぶわっと広がります。
また火をつけて、ぐらぐらと煮えたところで、鶏のササミと蕎麦つゆを投入。ササミが煮えたところで、味を見て、おしょうゆを足して、「お吸い物より、ちょい濃いぐらいの味加減」に。

再びふたをして、圧力をかけて煮る。
ここが難しい。煮すぎるとグズグズになるし、足りないと、口当たりが悪くなる。
だからタイマーが「3分たちましたよ」と知らせてくれたら、圧力抜きをして、ふたを開ける。
ふむふむ、柔らかさは、これぐらいでよい。味は、お塩をパラッと振ればいいかな。

ふたを密封せずに、コトコトと20分。
味を見たら、OKだ。
これから数時間に渡って放置して、半月型のを、今宵の夕食にいただきましょう。
円形のは、明日になって、さらに味がしみこんでから。

片づけを終えたら13時。そういえば、ランチをまだ食べていない。台所に立ったついでに、何か作りましょう。
お米と雑穀を混ぜて炊いた。作り置きの、冷凍ロールキャベツを流水で解凍した。

うちには電子レンジがありません。炊飯器もないから、土鍋で炊きます。あっ、でも、趣味でそうしているのだから、プレゼントしてくださらなくてもいいですよ、某様。

こっそり打ち明けると、私は「魚の缶詰」が大好き。鯖や鰯や秋刀魚の水煮缶、味噌煮缶などを常備しております。
沼津港の近くで生まれ育ち、外食といえば、沼津港の構内の、食堂やお寿司屋さんが基本でした。
朝ごはんを食べていると、両親の知り合いの漁師さんが現れ、「今、とってきた」というシラスや桜海老が届き、それらをドサリとご飯に載せて食べていた。
缶詰の魚は、「大人になってから、出会った味」。だから惹かれるのでしょうね。


2月 12, 2011 グルメ・クッキング | | トラックバック (0)

2011年2月11日 (金):危機一髪!

昨日のうちに、走っておいてよかったよ。今日のトレーニングは、雪で中止。
仕方がないから、お仕事しよう。ラーメンと豚のパワーで、ガシガシと働いたよ。

来週は忙しいぞ。
雑誌の締め切りが二つ。火曜トレーニング。木曜が落語のお稽古で、金曜は医師との面談、土曜日には某画伯の某年齢のお祝い会。おやおや、水曜日には、私の誕生日もあるじゃないか。

2月 11, 2011 心と体 | | トラックバック (0)

2011年2月10日 (木):覚悟が決まった

起きて仕事をして、手製のロールキャベツで食事をして、ストレッチをして、また仕事をして、「お茶の水カイロプラクティック」へ。

ここまではルーティンだったのですが、ひょんなことから、今宵、某ラーメン店に行くことが決定。
ちょいと覚悟の必要なお店ゆえ、予定を変更して皇居へ。45分間のランと、15分ぐらいのウォーキング。

走り出したのは16時。
夕方のランは、一日の疲れを引きずるせいか、今ひとつシャッキリしませんね。
ふだん夜ランが中心の、会社員の方々は、それだけ負荷がかかっているのかも。マラソン大会で、朝にスタートすると、コンディションが良く感じられるのかも。

お風呂に入って、もうひと仕事。さてと、そろそろ、出かけるか。
私のオーダーは「麺四分の一、ニンニクたっぷり」。大盛りではないですぞ。
ドスンと置かれたら、野菜と麺をかきまぜて、天地返しをいたします。
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まずはスープに、ドカンと衝撃を受けます。乳化した豚の脂の甘さよ。原材料の推測をしようがないぐらい、幅広い旨味のインテグラル。

豚。口に含んだとたん、脂と肉の旨味が、グワッとはじけます。口当たりは柔らかく、サクッとほぐれつつ、強烈な主張を繰り広げる。
「嗚呼、私は今、獣の肉を食しているのだなあ」
まるでジビエのような実感を味わう幸せ。

麺は、ちょいと平たく、きしめんを半分にしたような感じ。自家製麺です。
最初のうちは、存在感を激しく主張して、歯に反抗しますが、スープの吸い込みが進むにしたがって、柔らかく、ふくらみのある人格に育っていきます。

最初はネッチリ、次第にモチモチ、最後はトロリ。
麺の味わいが変化するばかりではなく、モヤシとキャベツ主体のたっぷり野菜との配分で、味わいが七変化。麺だけ、野菜だけ、麺と野菜が1対1、1対2、2対1など、箸ですくう配合を変えるたびに新鮮です。

この量、そして、このコッテリ。なのに最後まで飽きないのは、食感や配合が、刻々と変化するからでしょう。
お酒は持参の「長寿泉」。

同席した方々は、皆さん豪傑ぞろい。「ここに来る前に、お銚子三本、呑んできました」という方や、体重百キロ超、でも一日のうちに四百キロ超を自転車で走ってしまう方、軽装に見えるけれど、ダウンジャケット二十万円、ジーパン五万円の方、賑やかな会話をBGMに、ずっと眠っていた方。店員さんも、アルバイト学生ならぬ、「アルバイト院生」です。

スープはこんなにギトギトなのに、いつもピカピカの店内は、丁寧なお掃除の賜物。仕込み中のスープが、グツグツと煮えくり返っている光景を肴に一献す。

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お店に差し入れした缶ビール→お歳暮でいただいたもの。持参した日本酒→お年賀にいただいたもの。ラーメン→同行某様に、ご馳走さま。店主にも→たくさんお世話になってゐる。

皆様のご厚意のおかげさまで、本日も、無事に終了。
明日の雪景色は、どこで見るのやら?

2月 10, 2011 美食飽食の宴 | | トラックバック (0)

2011年2月 9日 (水):覚悟を決めて

健康診断で受けた、血液や尿の検査結果を聞きに、帝国ホテルへ。
「日常生活の、ありのままを診断してもらおう」
そう覚悟を決めて、特に禁酒や節食はせぬまま、血液と尿を採取していただいたのでした。
果たして結果は?

血圧 64-114
中性脂肪 94
総コレステロール 177
γ-GTP 20
尿酸値 5.3

メタボリックシンドローム判定→非該当
保健指導判定→必要なし
医師の診断→異常なし

すみません。今年もまた、「完璧な健康体」という、お墨付きをいただいてしまいました。
首をひねりつつ、院長と、「なぜ衿野は健康なのか?」を検証。
・肝臓は、生まれつき丈夫
・魚と和食主体、油脂の少ない食生活
・運動習慣

とはいえ、改善点も見えてきて、やはり健康診断は必要ですね。

元気が出たところで、インタビューを二件、敢行!
一件目は有楽町で、二件目は九段下にて。
「こういう話をするのにはパワーがいります。スィーツが必要です」
フォークを手にした某嬢よ、めげずにガンバレ!

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2月 9, 2011 美食飽食の宴 | | トラックバック (0)

2011年2月 8日 (火):駒形どぜう⑥

ゆうべの焼き鳥屋さんにて。
「明日は朝7時半に皇居集合で、ランニングします」
そう宣言したら、驚かれた。無理だろうと言われた。でもちゃんと、走ったよ。

有能パワフル女子ランナー。今日はウォーキングだという超初心者の一人と別れ、スタートです。
たぶんキロ7キロペース。
初対面同士も多く、自己紹介したり、「おすすめの本」や、マラソンを始めたきっかけを語ったり。

一周を終えたところで逆走して、ウォーカーをお迎えに。
「やったー!」
「お疲れさま!」
ハイタッチをさんざん楽しみ、次回の日時を決めて、それぞれのお仕事に向かいました。

私も仕事をした。雑誌の原稿を書きましょう。
残り2行を書きあぐねていたら、担当編集者から「締め切りは大丈夫ですか?」の、確認電話がかかってきて、ビックリ。
「絶対に大丈夫ですよ!」
だって締め切りは一週間後。
気の弱い私は、怖くて締め切りを破れないのでありました。Photo
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ランニング→お風呂→お仕事。そろそろ、本日の営業は終了しよう。
向かった先は、おなじみ「駒形どぜう」。早くも今年⑥回目。つまり、週一ペースということ?

いつもは、二階と三階にある、個室の利用が多い私。一階の、入れ込みのお座敷は、久しぶりです。
ここは予約ができず、混雑時には、待つことになります。今日は「16時の待ち合わせ」ですから、まだ空席がありました。

江戸時代の面影を残す、食事「板」。手入れの行き届いた庭。心地よいですねえ。
どぜう鍋、そして鯉の洗い、「駒形どぜう」の焼印つきの卵焼き。
パリの某様が、鯉の洗いをオーダーしていらっしゃったなあ。焼印つきの卵焼きは、国技館の幕の内弁当に似ているなあ。

もちろん、応援ポスターも、また見る。201102081623000

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本日のテーマは「早始まり、早終わり」。だから、足早に、諸所を歴訪いたしましょう。
お寿司屋さん→ママが芸者さんの和風バー→芸人さんたちが集う海鮮居酒屋。

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2月 8, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月 7日 (月):15789→15790

久しぶりの「アディダス・ランベース」。久しぶりの、夜の皇居を一周。
走り終えて、シャワーを浴びて、着替えて、更衣室を出てきたら、スタッフの女性が「お着物、きれいですね~」と驚いていたよ。

「こういう人は、他にいますか?」
「いません。初めてです」

昨日まで雪かきをしてきた某様と、タクシーに乗り込み、神保町方面へ。ランニングすれば20分で着くのですが、まあ、よろしい。ランニングとは、壮大な無駄遣いなのであります。

到着したお店は焼鳥「蘭奢待」。秋田比内地鶏専門店です。
http://www.ranjatai.com/

お店に入ったら、あらら、ミシュランのブツが。同ガイドブックで☆の記念品なのだそうです。

以下「サンスポ」HPのニュースより
☆☆☆サラリーマンには“敷居が高い”と思われていたミシュランガイドブックの店舗に、庶民の食べ物「焼き鳥」がジャンルとして登場したのが昨年。その焼き鳥店が、今年は新たに3軒も1つ星に選出された。その1つが、千代田区神田神保町の「蘭奢待(らんじゃたい)」。店内にはカウンターに2人ずつ座れる席が3つ、それにテーブル席が3つのこぢんまりした作りだ(中略)秋田比内地鶏を毎日1羽丸ごと購入し、自分でさばき、串打ちしたうえで、店主自ら丹念に炭火で焼くのが特徴。表面はカリカリで、中がしっとりとしており、素材の味を残しながらこだわりの歯応え、味わいが楽しめる。☆☆☆

お刺身も絶品です。とろりと甘い。
そしてサラダにも感激! 食べられるパンジーを冠にいただき、見慣れない形の人参やじゃがいもが、ごろごろっ、さくさくっ、じ~んわり。

「お水をください」
走ってきた身には、和らぎ水が必要です。そうお願いすると、一升瓶から、お酒の仕込み水を注いでくれるという、嬉しいサービス。

順調に食べ進み、ラストは、親子丼とスープ。
まず量がよいねえ。お茶碗に軽く一杯ぐらいのご飯に、お醤油、ほのかな甘み、ゴロゴロと転がる比内地鶏の身、すべてを「ドンと来いや!」とばかりに受け止めた、たくましい卵がドスンと鎮座。威勢のよすぎる卵君を、ちょっぴり鎮めるかのように、葱がハラリ。

シメの炭水化物は禁物です。
だけど食べますよ、今宵は。
だって、明日の朝七時から、皇居を走るんだもの!

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おっと、肝心なことを書き忘れていた。
今宵の焼き鳥は、宴会ではなく、皇居ランの打ち上げでもなく、グルメを楽しむ会でもなく、「東京マラソン打ち合わせ会」なのでR。

そして気付いた。ナンバーガード(ゼッケン番号)のこと。
昨年は15789。
今年は15790。


2月 7, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月 6日 (日):浦安ランナーズクラブ

京都の大学を出て、東京の出版社に入った私が、まず住んだのは、千葉県浦安市。会社まで、地下鉄一駅でしたからね。お風呂の窓から、毎晩9時に始まる、東京ディズニーランドの花火が見えた。

でも、社会が泡立っていた、あの頃。一年ほどで、都心に引っ越したのでありました。

その後、幾星霜。 今宵は、ランナーとして、浦安の地に、降り立ちます。

「東京シティ浦安ベイ・マラソン大会」が開催された今日ですが、走ってない。
同大会のオーガナイザー、1994年に設立され、会員数200人超の「浦安ランナーズクラブ」の、打ち上げパーティーに参加です。

会場で、まず目に入るのは、たくさんの子供たち。ファミリー参加率の高いクラブです。
会長さんいわく。
「入会希望者のうち、大人はインターネットで見つけて参加するのですが、子供は口コミです。走ることの楽しさを知った子供が、自分の友だちを連れてくるのです」

浦安の市長に市議会議長と、お歴々もズラリ。
他のパーティーでは、来賓として、壇上に上がっている方々が、自費で参加しているのにもビックリです。

二度目の参加である私。使い捨て食器を使うのを避けて、マイ皿を持参しました。

ステージ上には、マラソン大会のゲストランナーである、オーランドのアメリカ美女たちが、着物姿で。これは毎年の恒例です。

東京マラソンの40キロ地点には、「浦安ランナーズクラブ」と、私が所属する「明走会」の、合同ボランティア・ステーションが、これまた毎年の恒例で出現します。
お世話になります!

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2月 6, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月 5日 (土):東京マラソン私設エイド・ステーション「駒形どぜう」

わが応援団長から、「衿野さんの東京マラソン応援ポスターができたから、見においで」。
ご連絡をいただき、足を運びました。

きゃ~、なんて楽しい嬉しいポスター!
ポスターは二種類あるのだけれど、片方だけ、こっそり公開。

先月、創業210周年を迎えた、浅草の「駒形どぜう」。
東京マラソンの当日、コース沿いにある同店の前に、この応援ポスターを掲示していただきます。

ポスターを見て感激感動の後、「リタイヤは許されませんよ!」と、六代目から檄を飛ばされつつ、どぜう鍋と柳川鍋と石川蒟蒻とお新香とどぜう汁とご飯をいただく。今年に入ってから⑤回目の駒形どぜう。

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2月 5, 2011 マラソン | | トラックバック (0)

2011年2月 4日 (金):またもや

パリとバンコクから、また、ほぼ同時に、メッセージが到来。
共通点は「奥様がご当地の方」、「推定ほぼ同世代」というところです。
コメント内容は、180度違うのが、また楽しい。

あの河豚は、絶品でございました。
あのお花は、診察室やミーティングルームに飾っているらしいです。

それにしても、嗚呼、大相撲。
今年の初場所を桝席で観覧したというのは、貴重な体験になってしまうのかも?


2月 4, 2011 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2011年2月 3日 (木):2月といえば

某日、西日暮里の絶品なお蕎麦屋さん、「童心舎」にての定例会へ。
まずは、天婦羅が出ます。
「白子だから、熱いうちに食べてよ」
店主に言われ、あわてて日本酒をお願いします。サクッとした、ホットな衣の中で、白子がクールにとろけている。幸せを実感していたら、店主が「じゃあ残りの白子は、おでん鍋に投入しようか」。

蕎麦好きたちのブログ等で、「蕎麦はもちろん、旨味の強いツユが絶品」と評されている、童心舎。その店主が作ったおでんのツユを吸った、白子の味わいよ。プリッ、トロッ、チュルン。

ストーブに薬缶が載っている光景も、いとをかし。その後ろに作務衣姿の店主、いとつきづきし。

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おいしいものを食べ、天狗舞を飲み、銀盤も飲み、会話がはずみます。

議題①「お花見宴会の日時と会場」。これは即決。ランナー・衿野未矢の応援団長が経営する居酒屋に、予約を完了。

議題②「電子書籍の未来について」。本日の参加者の方々の大半が属する出版社様から、「御著書の電子書籍化についてのお願いと契約書」が送られてきたばかりの私には、ホットな話題です。「問われるのは、コンテンツを生み出す力」ということで、意見が一致す。

議題③「某町内の情報は、理容室『いこい』で得よう」。参加者の一人である某様の奥様のご実家は、私の実家から、徒歩数分。それぞれの両親は知り合いです。
私は学生時代、奥様にOB訪問したことあり。ホンマ不思議なご縁です。奥様、再々来週の「Ⅰ県食材求評懇談会」で、またバッタリできるかしら?

議題④「大相撲」と「4千万」と「謝罪広告」。

そんなこんなで盛り上がった後、ケーキが登場。今月は、私の誕生月だからと、用意してくださったのです。
うぉぉぉ、名前入りだ!
「年齢がわからないから、ローソクは3本にしておいたよ」
「私の生年は、御社刊の著作に明記してありますよ。だって、ここにいる某編集者様が『ノンフィクション作家は立ち位置を明確にすべきである。年齢は公表せにゃならぬ』というご意見だから」

ともあれ、ローソクを吹き消す。
ケーキを食べる。
幸せ。
本当に、幸せ。
おみやげのお菓子までいただきました。
心より、感謝申し上げます。

さあ、しめくくりのお蕎麦だ。
エッジがきりりと立って、シャキッとした食感でありながら、全体としては、しなやかで、軽やかに、ツユにからんでいく。強さと優しさを兼ね備えた、まるで私のような、お蕎麦。こねられ、打たれて、切られ、熱湯でゆでられて、冷水にさらされて。幾多の困難をかいくぐってきたところも、私に似ているね。

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2月 3, 2011 蕎麦 | | トラックバック (0)

2011年2月 2日 (水):ロッコミ、ミュー研

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マルーン・カラーに身を包んだ二人は、立命館大学の音楽サークル「ロック・コミューン」同士。学生時代は重ならないのですが、卒業後、パンサーズを通じて知り合ったのであります。

彼は京都のライブハウス「拾得」などに、今も出演し続ける、現役ミュージシャン。私も落語や講演で、ライブを続けてゐる。ロッコミ・スピリットは、永遠なり。

さて本日、コメント取材に来てくださった、SG誌の編集者。なんと立命館卒で、ロッコミの隣に部室があった、「ニューミュージック・研究会」にいらしたそうです。
なぜか、ヘヴィ・メタルの牙城だったミュー研。ロッコミとは、微妙な関係性にありました。

さて、次の写真は、某月某日。
「18時半に、駅から徒歩3分のお店に集合」
そう指示されたものの、お店の位置がわからない。参加者の一人である某様に、「駅で待ち合わせヨロシク」と頼んだら、なぜか「じゃあ18時に」との指示が。
待ち合わせた3人が揃うなり、「ゼロ次会しよう」。

駅前にあった居酒屋に飛び込んだ。
さすが下町、下駄履き風のご近所様たちがたくさん。
それにしても、不思議な値付け。だって「銀盤」と「十四代」と「八海山」が、みぃんな同じく「700円」。私がかざしているグラスは、どのお酒でしょうか?

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2月 2, 2011 立命館大学 | | トラックバック (0)

2011年2月 1日 (火):走るよ!

保険証と診察券、千代田区からの「区民定期健康診断のお知らせ」をバッグに入れたのを確かめて、帝国ホテルに向かう。
指定の医療機関の中から、自由に選べるシステムの、千代田区定期健診。数年前、ほやほや区民だった私は、高級ホテル内のクリニックがリストにあるのを見て、決めた。

「よおし。セレブなホテルのクリニックを、片っ端から制覇してやろうじゃないの」
その野望は、1年目にして潰えた。
最初に受診した帝国ホテル内のクリニックで、院長先生と、話がはずんでしまったのでした。

昨年は「完璧な健康体です。来年の定期健診まで、お会いすることはなさそうですね」との診断でした。
はい、そのとおりでした。
「おや衿野さん、こんにちは。お元気そうですね」
1年ぶりの診察室で、「幸せになる方法」や「恋愛と結婚」、「萩原朔太郎」について、語らう。

検診に備えて、夕べから何も食べず、朝から仕事をしていたよ。おなかがすいたよ。
帝国ホテル「カルガンチュワ」の、ベーコン・エピを買って、日比谷公園で食べるのも手だけれど、いささか寒い。

ふらふら歩いていたら、スタンディグ蕎麦店が目に入った。ああそうだ、かき揚げ蕎麦にしよう。
しかし店内に足を踏み入れて、気がついた。
焼きそばが美味だという評判の、あの店だ!」
340円の焼きそばをいただく。

さっきまで帝国ホテルだったのに、いきなり、スタンディング焼きそば。そして次に向かったのは、上野のアメ横。
さらに上野のランニング・グッズ店「アートスポーツ」にて、コーチ帯同でシューズを購入。候補の2足を履いてみて、「あっ、私にはコッチが合うな」と、即座に判断す。
感覚で、わかる。
マラソン歴8年の積み重ねは、こういうところにあらわれるのでありますぞ。

その後「寿湯」にチェックイン。
ここは昼から開いている上に、シャンプー類が用意されており、「ランナー荷物預かりサービス」もある、有難い銭湯です。

さて、どっちへ向かおうか。スカイツリーは、再来週のトレーニングで目指す予定だから、北上してみよう。定期健診で採血された身、キロ7分ペースで、ゆるゆるっと。

2キロほど走ったところで、小さな公園を見つけ、ストレッチ。嗚呼、あちこちがバキバキいってるよ。ほぐれたよ。
さらに走り、観光や参拝もはさんで、千住大橋で折り返し。
松尾芭蕉が、「奥」を目指して旅立ったのだなあ、千住宿。

引き返して、寿湯へ。
うぉっ、露天風呂がある。しかもぬるめだ。嬉しいなあ。
出たらまず、水分補給。生ビール380円を、二人で分けた。

某税理士様にいただいた、銭湯めぐりお遍路のスタンプにも、押印してもらうのを、忘れずに。

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おなかがすいたね。
でも16時、開いているお店は限られる。となると、当然、あそこでしょう。
というわけで、今年④回目の「駒形どぜう」。

シンプルに、どぜう鍋のみ。差し入れの「石川蒟蒻」もいただく。
大量の葱、そして丸ごといただく「どぜう」で、元気回復です。

担当してくださった店員さんは、ショートヘアがお似合いの、アクティブな雰囲気の方。
「私もマラソンやっています。昨日、館山若潮マラソンを走ってきたんですよ」
すごいなあ、駒形どぜう。料理長はホノルルのフィニッシャー、若社長はホノルルも東京も走っている。朝礼のあとは、男性社員の全員で腕立て伏せ。アスリートぞろいの「チーム・駒形」です。

健康診断だったため、洋服姿の私。お店の皆さんに珍しがられながら、「ふり袖」で、疲れを癒しました。

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晴天の続く東京。
魚沼方面は、大雪です。
「茶前仕事」、すなわち雪かきが、1時間や2時間というのは、ごく普通のことだそうです。

魚沼の雪が気になって、小出郷文化会館「七色館長」と、「大力納豆」専務のブログ日記を、毎日チェックしている私。
写真の送り主、地元の方々には、わかるかな?

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2月 1, 2011 マラソン | | トラックバック (0)