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2011年3月31日 (木):ありがとう

仏の国から、サルコジ大統領が、来てくれた。日本ならではの津波や地震が原因だと強調し、多分に「自国の原子力発電政策を守るため」であるような気がしたけれど、それでもいいよ。
「1945年以来」の難事に直面していると前置きし、私たち日本人の勇気と尊厳と連帯を、讃えてくれた。日本人は孤独ではないと、力づけてくれた。

バンコクでは、わが立命館大学の先輩が、お酒を断ち、折り鶴に想いを託してくださっている。

今日も東北に、マグニチュード6クラスの余震が来た。東京も揺れた。

地球の雄叫びには勝てないけれど、勝つ必要もないけれど、負けないよ(^^)v

3月 31, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月30日 (水):花は咲けども



いつものレストランで、いつもの朝食。いつもと同じように新聞を読み、いつもながらの長居で仕事をした。

東京の開花宣言の基準になる、靖国神社の桜の木。まだちらほら咲きだけど、花見客は来ている。

しかし境内のあちこちに、お花見宴会を遠慮せよとの看板が。

屋台村や出店のない、桜の盛りの靖国神社。未曾有の事態だ。見に行かなくては。宴会はしないけれど、保温のため、カップ酒をポケットにね。某様、ご一緒にいかが?

午後は打ち合わせに。東京マラソンの記事に使う写真を、編集者様から提示していただく。
「衿野さんは、若く見えるというよりも~~童顔ですね」
なるほど。たしかに子供みたいな顔をしているぞ、走っているときの私は。
「何か小動物に~可愛らしい感じの小動物に似ているような気がするのですが、何なのてしょうね?」
似ている動物は何か。雑誌が発売されたら、皆さんに聞いて回ろうっと。

3月 30, 2011 心と体 | | トラックバック (0)

2011年3月29日 (火):桜も咲いた

震災で中止や延期になり、カレンダーの書き込みを二本線で抹消した予定の数々。ここ数日、新たな予定が入り始め、スケジュールの空欄が減り続けています。
でもまだ、ちょっぴり風邪気味だから、今日は静かに過ごそう。

東京ローカルのニュースがやっと入り始め、気になるのは、何かとご縁のある千葉県の被害です。
トレーニングでたびたびお世話になっている施設の周囲も、停電や断水が。ラン&温泉を楽しんだ施設は、お風呂に入れない被災者の方々に、低料金で解放しているとのこと。
近いうちに、足を向けてみる必要がありますね。まずは養生じゃ。茨城県産の新鮮な野菜をたっぷり食べよう。

3月 29, 2011 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2011年3月28日 (月):違和感をふりかえる

震災の翌日から、9泊にわたって、静岡県富士市の実家に滞在しておりました。大学を卒業して以来、こんなに長く、両親と暮らしたことはありません。日常の暮らしぶりを実体験できたのは、思いがけない収穫でした。

とはいえ滞在が長引くうちに、両親との軋轢も。
こんなとき、悩んだり、歩み寄ろうと模索したり、話し合いをしようとしたりする前に、まず、「この違和感の正体は何?」と、分析を始めるのが私の癖。

取材&分析する目で両親をながめてみると、「他方に住む、元会社員の夫と専業主婦の妻」という、私のレパートリーにない視点を持つ人たちです。
総理の会見をテレビで見たとき、どんな思考回路で受け止めるのか。さらに深く知りたいと思ったら、どうやって情報収集をするのか。ほほうと膝を打つ見聞を得られたのも、思いがけない収穫と言えるでしょう。

さて最大の「違和感」は何だったかというと、
私の抱えている恐怖心や「これから」への不安感が、あまり理解されなかったことです。いやもちろん、理解しようと努めてくれていたし、温かく包んでくれてもいた。しかし、恐怖心や不安感は、私が個人のレベルで、さらに言えば、気力や根性や頑張りで、乗り切るべきだと、両親は解釈したようです。

つまり私が富士市に滞在しているのは、「心」の問題で、強い気持ちを取れ戻しさえすれば、解決できるのだと。

しかし東京ではコンビニの棚から食べ物が消え、電車が止まり、社員に「自宅待機」を命じる企業もあったわけで。心の問題ばかりではなく、「現実として、衣食住に困る」という状況だったわけですね。

たしかに「心の問題」も、大きかったけれどね。震度5強から逃げてきた先の富士市で、震度5弱に迎えられちゃったんだもの。

都内にいる友人たちからも、「今、東京に帰って来ても、困るだけだよ」とアドバイスをされ、長期の滞在となったわけですが。私は「困っている人」なのに、両親には「弱っている人」に見えていた。それが最大の違いだったと思います。では、その違いは、どこから来たのか。

・情報源
両親は、主に「テレビと新聞」から情報を得ていました。メールも使えるけれど、それが通信や情報収集の柱にはなっていません。
現在もそうですが、報道では、より深刻な被災地が優先されます。東京の状況が伝わってこないために、両親は「多少、暗い雰囲気になっているぐらいで、ごく普通の日常生活が、粛々と進んでいる」と思い込んでいました。

・都市生活
ファミレスやカフェが閉店している。コンビニの棚にモノがない。お米屋さんに行列ができている。電車が間引き運転だ。千代田区暮らしを続けていると、それらは「異常事態」と感じられます。
一方、東海道本線は、もともと一時間に数本程度。車が生活の足。深夜に、外を出歩いている人は、めったにいない。商店も看板もない田園地帯が近くに広がり、「暗さ」に慣れている。

・地名
激しい余震が、今も続く。地震速報では、私にもなじみのある、千葉県や茨城県の東京通勤圏内の地名が、「震度4」などと表示されます。
「あっ、○さんの住む街だ。昨年の暮れ、ホームパーティーに招いてもらったっけ」と、私はピクッと反応しますが、両親にとっては、聞いたこともない地名です。

・文筆業
当ブログをお読みいただいている方々には、私が「三日間、一歩も外に出ない」ことが珍しくないと、よくご存じでしょう。やっと出たと思ったら、千代田区内で皇居ランニングしただけだったり、毎度おなじみ「駒形どぜう」だったり。じーっと閉じこもっているのが「普通」なのであります。

実家にも、パソコンを持ち込んで、原稿を書いておりましたし、キーパーソンとの連絡も取っていたし、電話で打ち合わせもしていたし、「これは取材しておこう!」という対象を、足で稼いでもおりました。

しかし両親には、それが伝わっていなかったもよう。かちゃかちゃとケータイをいじって遊んでいる、友達と長電話ばかりしている、ぶらぶらと暇そうに歩き回っている……。今も某社の「顧問」の名刺を持つ父にとっては、「仕事とは、きちんとネクタイをしめて会社に行ってするもの」。

☆☆☆
以上を踏まえて。たしかに大きかった、「心の問題」。今になって、震災以来の自分が情けなく、恥ずかしく、しっかりしろよと言いたい気持ち。やっと、そう振り返る余裕が出てきたということですね。

震度5強に遭遇したのが、自宅だったか、外出先だったか。階数が上か、下か。そこにも、大きな差があると思います。私と同じように、自宅マンションで遭遇し、しかも10階で大きな揺れを経験したとい、専業主婦の某嬢は、「自宅に一人でいるのが怖いから、アルバイトを始めた」そうです。

3月 28, 2011 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2011年3月27日 (日):被災地としての東京

大激震、津波、原発。未曾有の災害に直面している地域とは、とても比較にはならないけれど、東京も無傷ではありません。

名古屋以西や海外の方々から、「東京はどうなっているの?」とお尋ねいたたくことあり。震災からの15夜が明けた、東京の「今」をレポートいたしましょう。

富士市から、東京に戻ってきて、まずドキッとしたのは、「空調を止めた電車が寒い」と、「駅が節電で暗い」ということでした。エスカレーターも止まっており、エレベーターには「ご利用は必要最低限で」という意味の張り紙があります。車内の吊り広告が、ほとんどないのにもビックリです。
とはいえ、必要なサインは点灯しているし、何よりも、乗客や通行人が、みんな慣れた様子で、淡々としているから、特に異様な感じはしません。私もすぐに慣れました。

本数は8割程度の運行で、郊外に向かう私鉄は、計画停電に合わせて運休も。

食べ物は、充分にあります。コンビニやスーパーの棚の空白は多く、納豆は「一人一パックまで」だったりするけれど、不便を感じる程度ではありません。飲食店も、看板を消しているところは多いけれど、普通に営業しています。

某大手マンションメーカーで、安全点検をしている専門家に、お話を聞きました。
「今までずっと、東京、千葉のマンションを何十棟も点検してきたが、倒壊の危険性がありそうな物件は、1つもなかった。都内のビルやマンションは、まあ、どこも大丈夫でしょう」

もっとも直下型の大地震が来たら、保証の限りではないもよう。原子力発電所だって「想定外」だったのですから、仕方がないですね。大きな余震は、3日ほど、来ていないなあ。それがかえって不安だったりする……というのが、偽らざる心情です。

さて、あえて「被災地」という言葉を出した理由は。

①まずは直視を!
【東京には政治、行政、経済、情報、文化の中枢機能が集中している。GDPの約二割、国税収入の約四割、株式売上高の約九割~中略~商業販売高の約四割を東京が占有している】(佐々木信夫『都知事 権力と都政』中公新書2011年)
東京への一極集中の是非は別として、これから日本が復興に向けて立ち上がっていくためには、やはり、東京が力を発揮しなくてはならない。そのためには、まず、被災地でもあるという事実を、直視する必要があるのではないでしょうか。

②長期にわたるストレスを軽視してはいけない!
暗い駅、ダイヤどおりに動かない地下鉄。計画停電。この非常時ですから、当たり前です。未曾有の大震災から15夜にして、この生活レベルを維持できているのは、驚異的ともいえるのかもしれません。

とはいえ、この状態が「ストレス」を生み出しているのも確かです。「地震酔い」という言葉も、ネットに頻出し始めています。心のバランスを崩したり、体調がすぐれなかったりという、"症状"が現れても不思議ではありません。
津波や原発の被災地とは比較にならないほど軽症だけれども、「私はストレスにさらされている。無理をしてはいけない」と、自戒や自衛をするのも必要ではないでしょうか。


3月 27, 2011 心と体 | | トラックバック (0)

2011年3月26日 (土):10

10\(^O^)<br />
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11時半、駒形どぜうへ。雑誌の取材と撮影のため、座敷をお借りしました。その後、インタビュアー嬢、Oマネージャー、同店オーナーと四人で、どぜう鍋&柳川。今年10回目のどぜうの脇には、もちろん「ふり袖」。

夕方からは、某飲食店。なぜか「人事査定」の現場に居合わせてしまう。

しめくくりは、餃子と肉野菜炒めとレバニラ炒めを。駒形どぜうでの大量のネギに始まり、野菜を大量摂取した一日でありました。

話題は「被災地の復興支援プロジェクト計画の立ち上げ」や、「今後、人と人とのつながり方は、どう変化してゆくのか」、「中止決定が相次ぐマラソン大会」などについて、友や仕事仲間と語り合いました。

避難所で寒さに震えている方々、ライフラインが復旧していない地域の方々に対して、本当に申し訳ないと思います。東京の飲食店を元気づけ、自分も元気づけてもらうことで、「さあ、では私に何ができる?」と、立ち上がるための一歩と考えさせていただこうと思います。


各方面から、チャリティ・イベントや寄付のご案内いただいております。いくつかに応じさせていただいておりますが、私自身も、復興支援プロジェクトの立ち上げに関わることになりました。
被災地へと向かう、その日に備えて、身体と心を鍛えておこう。

3月 26, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月25日 (金):富士山

富士山
富士山
富士山
富士山
をとめとなるまでの、ひびをすごした、ちちははのいえ。

わが両親の住む家。二階の南側の部屋は、潮騒が聞こえる「駿河の間」、北側は富士山を一望する「富士の間」。

富士の間は、をとめとなる前の私が過ごした部屋で、「富士山があるせいで、眺望が開けず、景色が悪い」と、本気で思っておりました。

東海道線の駅から徒歩5分。便利な立地のおかげで、マンション等も増える中、トラスト活動が広がっています。

「浮島」と呼ばれていた湿地の一部が整備され、公園に。震災から避難中だった私の、心の糧に。木橋を走り、富士山を眺めては、浩然の気を養ったのでした。

震災から二週間。それしか念頭になかった私に、某様から、ホワイトデーの贈り物が。

幸せだ(^ε^)-☆Chu!!

こうして日記をつけている間にも、嗚呼、余震が。とりあえず、生き抜きましょう(^^)v

3月 25, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月24日 (木):「節」

ふだんから、電気や水の無駄遣いは避け、マイ箸を持ち歩き、レジ袋や使い捨てのスプーンなどは断る。どちらかといえば、エコな生活をしているほうだから、「節」のネタが、なかなか見つかりません。

閑話休題。
ここしばらく、ガタガタと動いていたから、身体が冷えた。ゆっくりお風呂に入って温まろう。

温水器のスイッチを入れかけて、気付いたよ。
「そうだ、銭湯に行こう!」
もちろん交通機関は使わず、テクテクと歩いて向かいましょう。

ところで昨日の宴は、事あるごとに集まらずにはいられない、「いつもの」五人でした。今回のコンセプトは「応援したいと思う店を、それぞれ出し合って、順番に訪問しよう」というもの。復興支援プロジェクトの一環でしたが、満席の盛況ぶりに、元気づけるどころか、励まされて帰ってきたという次第です。

3月 24, 2011 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2011年3月23日 (水):食べたもの、あれこれ

食べたもの、あれこれ
食べたもの、あれこれ
食べたもの、あれこれ
食べたもの、あれこれ
食べたもの、あれこれ
食べたもの、あれこれ
食べたもの、あれこれ
現在地、新橋。満席の居酒屋。

日本は、まだまだ、大丈夫(^^)v

3月 23, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月22日 (火):肴ではなく

余震の続く朝。揺れの中、女友達と二人、朝食をいただく。ゆうべもお世話になった、住宅街の一角にあるマンションにて。
ふいっと出かけ、数分後に戻ってきた彼女が手にしていたものは、近くのお豆腐屋さんで買ってきた、ほかほかの豆乳。それを土鍋で沸かして、ぷるぷるの豆腐と湯葉に、塩をかけて、いただきます!

今日も、何かと忙しい。まずは体力! 負けてはいられません。

3月 22, 2011 日本酒 | | トラックバック (0)

2011年3月21日 (月):「楽しい」「おいしい」「嬉しい」

張り合いがないぐらい、普通の感じの、わがマンション。隣の隣のビルのコンビニエンス・ストアの棚は、「おつまみ」や、酒コーナーは空いているが、おむすび、パンの類はたっぷり。「ともかく主食を」という感じの品揃え。

そろそろ、日常に戻れるかな。明日から、平常営業の開始です。

ところで。友人の某嬢より、12日の当ブログ日記「楽しい合宿」という表現は、この大惨事において、不謹慎ではというご指摘を受けました。ご不快に思われた方々がいらっしゃったら、申し訳ございません。おわび申し上げます。

ただ私は、その翌朝、着のみ着のままで、実家へと逃げた身。詳細は、いずれ著作で~ですが、「自分は安全な環境にいた」わけではありませぬ。あえて「楽しい合宿だったね」と言い合い、ブログにも書いて、どうにか、自分を保っていたという、ギリギリの状況でございました。

震度3クラスの余震が立て続けに。自宅マンションは倒壊しているかもしれない。明日の朝を、生きて迎えることができるのかどうか。そんな極限状態だったからこそ、前向きに、「楽しかった」と、総括したかったのであります。

親しい相手とのメールのやりとりでも、ちょっとした言葉遣いが、お互いの琴線の痛みにふれ、ブワッと火を吹くこと多々の日々でした。このブログでも、もろもろ、配慮不足があるかと存じます。

でもでも、だからこそ。
空元気を出して、前に向かって、進みます。

「死を覚悟した。隣にいる、名前も知らない男性の顔を、じーっと見つめて、『私は、この人と一緒に死ぬのだなあ』
と思った。死に至るまでの苦痛を、しっかり味わうのと、パニック状態におちいり、叫び狂いながら死ぬのと、どちらが自分らしいかとも考えた」


3月 21, 2011 住まい・インテリア | | トラックバック (0)

2011年3月20日 (日):最終日は禊ぎ

明日、特に何も起きなければ、東京に帰ります。

震災体験の第三ステージ終了ということで、日帰り温泉施設に行きました。

実家から車で15分。入浴料750円が、節電中で暗いからと500円。

大好きな露天壺湯があり、しかも塩っぱい源泉かけ流し\(^O^)/

この1週間で合計走&歩行距離は推定70キロ。健太コーチに率いられ、いささかオーバー・トレーニングの身体が、ピシリと癒されました。

さてと、荷造りを始めましょうか。

3月 20, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月19日 (土):非常時? 日常茶飯事?

非常時? 日常茶飯事?
非常時? 日常茶飯事?
非常時? 日常茶飯事?
非常時? 日常茶飯事?
非常時? 日常茶飯事?
非常時? 日常茶飯事?
非常時? 日常茶飯事?
ONとOFFの切り替えに迷います。


現在地のサイゼリヤにて、万が一に備え、ケータイ電池を節約するため触らないべきか、こうしてブログ日記を更新していてもいいのか。

帰宅したら、お風呂に入るけれど、また迷うなあ。

ゆっくり入って癒されるべきか、万が一に備え、そそくさと出るべきか。

お酒も迷うぞ。アルコールは断って、意識澄明を保つか、こんなときだからこそ、リラックスか。


「お前は、いかに生きるのか? どう死ぬのか?」

そう問いかけられているよ、震災から1週間と1日の今日。

自問自答の結果を、ご報告しておきましょう。

「書きたいことが、まだまだ、たくさんある。今、死ぬとしたら、前のめり。後ろに倒れるのではないから、納得できる。我が人生に、悔い無しよ(^^)v」

では、なぜ、まだ富士市にいるの?

「死がもたらされるとしたら、肉体的苦痛が伴うはず。じわじわと死に近づくとしたら、あの震度5強に倍する恐怖が伴うであろう。想像のつかない肉体的苦痛と、迫りくる死を待つときの精神的苦痛が怖い」


実家で、お風呂に入る。お湯が減ったら、「風呂自動」のスイッチを押す。すると給湯機がはたらき、水位が上がる。水位が上がると、お風呂の水面が、揺れる。


その「揺れ」が怖くて、浅いお風呂に入っているのでした(☆。☆)

「死」、という一文字を、もて遊ぶ気はない。遊ぶ余裕もない。しかし今、現在の状況と、地続きなのは確か。


とはいえ、上越の某様によれば、「アンタが死ぬわけないじゃん」。

今まで、根拠のない自信と共に、書いて走って飲んできた。

この先も、根拠はないけれど、なんとかなる気がいたします。

さてと、沼津名物「黒はんぺん」を買って、帰路につきましょうか。

3月 19, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月19日 (土):街を歩く

街を歩く
街を歩く
街を歩く
街を歩く
街を歩く
街を歩く
街を歩く
街を歩く
街を歩く
街を歩く
本日は計画停電無し。一時間に一本か二本ですが、東海道線が動いているので、乗ってみました。

まずは「東田子の浦」から乗車。二駅先の「富士」で降りる。歩いてみて発見したこと多々。百合烏賊の内容は、後日、作品として公表いたしますが、「足で稼ぐ」を実感。

富士駅から、吉原駅まで歩く(地下鉄東西線・九段下駅→飯田橋駅の1キロ弱とは、わけが違うよ。1時間半、かかったよ)。

吉原駅から東海道線に乗り、4駅先の沼津駅へ。デパート、複合商業ビル、昔ながらの商店街を歩き、現在地、サイゼリヤ。

3月 19, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月18日 (金):貼り紙コレクション

貼り紙コレクション
貼り紙コレクション
貼り紙コレクション
貼り紙コレクション
現在、計画停電中。実家で体験する三回目の停電ですが、18時50分から約3時間、初の真っ暗な夜です。

キャンドル2つ、影と静けさを楽しんでいます。

庭に出てみましょうか。
朧月に照らされた家並みが、ほの明るい夜空に黒々と浮かび上がり、見慣れた町とは、まったく別の顔。


今朝は、6時半に出て、健太コーチとトレーニング。
10キロ走ってから、5キロを歩いて帰宅。

午後は、町を探検。計画停電に備えて、営業短縮する大型スーパーには、お米を買う行列ができていましが、旧街道に面した、雑貨屋兼酒屋兼八百屋には、「お米あります」の貼り紙が。

朝トレ15キロ、午後のウォーキング1時間半。

もう眠いけれど、停電が終わるまで、待ちましょう。

3月 18, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月17日 (木):閉店営業

閉店営業
閉店営業
閉店営業
閉店営業
閉店営業
閉店営業
閉店営業
打ち合わせや取材、会議、は「延期」、飲み会や遊びは「中止」。

外に向けては閉店状態ですが、営業は再開しております。

朝6時に起床。軽く走りながら、昨日に書いた原稿を思い浮かべ、頭の中で推敲し、続きを考える。

日常が戻ってきました。
今朝も、インテグラル・ワンコ・ブロックのトレーニング会へ。

実家から、柴犬の健太君のハウスまで、キロ7分ペース、ときどき歩いて40分。5キロ強の道のり。

震度5弱で崩れた、茶畑の石垣を見たり、建設中の第二東名ごしに富士山を眺めたり。

給水所も発見。

坂道を元気に駆け上がる健太君、いや健太コーチ。怪しい落下物があれば、「選手の安全を守るのは、コーチの役目だからな」とばかりに、クンクン臭いをかいで警戒する。

健太コーチ、猿や蝮が出たら、守ってね。

3月 17, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月16日 (水):5の強と弱

仮暮らし中の実家@富士市、ゆうべは震度5弱。

布団の中での寝入りばなを襲われたのに、気が付いたら、庭に避難していました。震度5強の経験は伊達じゃない。

幸い短く、被害も少なく、新幹線もすぐに復旧。

実家では、とりあえず庭に出れば、当面の安全は確保できます。

もうしばらく、こちらで、様子見しましょう。

普段でも、三日間、一歩も外に出ず、原稿を書くのは、よくあること。実家合宿だと考えて、力作に取り組みます。

パソコン通信が使えないことだけが、ストレス。ツイッター、フェイスブック、mixiは、どうなっていることやら。


いやいや、会えずにいる時期が長ければ長いほど、再会の喜びは大きい。

つらいマラソン大会ほど、フィニッシュラインを踏んだときの達成感、満足感が大きいことを、私は、よく知っている(^^)v

3月 16, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月15日 (火):ワンコ・ブロックで、しごかれる

ワンコ・ブロックで、しごかれる
ワンコ・ブロックで、しごかれる
ワンコ・ブロックで、しごかれる

まだまだ余裕で〜す。あと1.5㌔ほどひたすら上りまっす。←H嬢は、そう言いますが、かなり必死で頑張っている私。健太師匠、お稽古ありがとうございました。
 
 

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2011年3月15日 (火):ただいま計画停電実施中

ただいま計画停電実施中
ただいま計画停電実施中
ただいま計画停電実施中
停電のため、スーパーマーケットは11時半で閉店。16時に再開店しますが、やはり、気が焦るものなのか。カートに食品を満載した人が、レジに大行列を作ってゐる。


帰宅して、ランチは鯵のお刺身。スーパーマーケットで、一尾二百円のを、その場でさばいてもらいました。

この皿盛りは、百円分。向こう側に、細くて曲がっていてパリパリッの地物きゅうり。

12時50分。食べ終えて、片付けをして、チキンカレーを作っていたら、突然、冷蔵庫が沈黙した。

来た来た、いよいよ計画停電だ。

アスリートのわが母は、来月の試合に向けた卓球の練習が中止になったため、現在、俳句の同人誌で学習中。

父は、かつて書いた論文が、業界内テキストに再掲載されることになったからと、資料を整理中。

カレーを作り終えた私は、各方面との長電話を経て、停電の残り一時間を満喫中。

電気が戻ってきたら、お風呂に入り、母の「金目鯛の煮付け」と私のカレーで夕食だ。

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2011年3月15日 (火):朝トレ復活!

朝トレ復活!
朝トレ復活!
朝トレ復活!
朝トレ復活!
朝トレ復活!
朝トレ復活!
朝トレ復活!
走りの技術に磨きをかけたい人のランニング・チーム「インテグラル」には、さまざまなブロックがあります。

ここ富士市には、「富士ブロック」が。同ブロック内ブロック、「ワンコ・ブロック」と「お散歩ブロック」の合同トレーニングに参加してきました。

朝7時、H嬢の家に集合。自宅を6時半に出たものの、いきなりは走れず、歩いたため、7分の遅刻でした。申し訳ありません。


健太君、今日はよろしくね。事情を知らない人には、単なる「犬の散歩」に見えるでしょうが、これはトレーニングですぞ。

スタートしてビックリ。H嬢、これは散歩じゃない。トレランだ。

左右に茶畑の連なる、きつい上り坂の農道を、タッタッターと駆けてゆく健太君とH嬢。私はヨタヨタと、ついてゆく。

白く霞んだ早春の空に、白く雪を戴いた富士山が溶け込み、写真には撮れませぬ。

折り返し地点は、建設中の「第二東名高速道路」。他にも県道が工事中で、驚いて飛び出したお猿と、H嬢は、よく遭遇するそうです。

地面に落ちていたミカン。この噛りあとは、お猿の仕業。

健太君の特技、それは「決めポーズ」。ケータイカメラを向けると、お澄ましをする。そして、カシャッとシャッター音が鳴るまで、動きません。


8時15分、解散。
私はさらに、歩いたり、走ったり、小川に癒されたりしてから、10時にスーパーマーケット前で両親と待ち合わせ。

この時刻から、駐車場には次々と車が詰まり、店内は大混雑。さて、何が起きたのか?

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2011年3月15日 (火):停電カウントダウン

停電カウントダウン
停電カウントダウン
わが仮暮しの宿、富士市。「富士市は午後三時半から停電」と言われ、覚悟していたら、やがて「五時からになりました」。

小中高と、教室に暖房がなかったほどの富士市ですから、特に不便はないのだけれど。やはり落ち着かない。


さらに「停電実施は、富士市の一部地域」に、また変更の知らせが。


うちは停電するの? しないの?

16時50分、とりあえず食事を並べる。ちらし寿司と大根サラダ。

16時55分。
「落ち着かないな。酒でも飲むか」と父。

16時58分、乾杯。

17時05分。テレビがまだついている。おかわり(^^)/▽☆▽\(^^)

停電実施計画の二転三転や、発表の不手際について、東京電力を非難する声もあるようですが。

未曾有の大災害、国家存亡の危機だもの。

完璧なケアができるわけがない。みんなで協力しようじゃないですか。

いずれ復興の槌音が、春風に乗って、高らかに響くはず。

写真は、ちらし寿司と、この日記を書いている現在地。

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2011年3月14日 (月):幸せな朝食

幸せな朝食
幸せな朝食
幸せな朝食
幸せな朝食
幸せな朝食
幸せな朝食
幸せな朝食
幸せな朝食
震災の翌朝。避難合宿所で、まず配られたのは、熱い蒸しタオル。

牛肉そぼろのおむすび、温かい味噌汁、ひじき煮付け。

お茶菓子は、漆塗りの器に懐紙を重ね、その上に和三盆の梅の花。


その後、驚いたことに正常ダイヤで運行している東海道新幹線に。

幕の内弁当「東海道」を食べたのは、私じゃないよ。

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2011年3月14日 (月):震災グルメ( ●^ー^ ●)

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現在、メールとインターネットを使える状況にあらず。

御用がございましたら、衿野ケータイかケータイメール、もしくは、当ブログにある連絡先のマネージメント会社、株式会社ヒップあてに、お願いいたします。

写真は、震災直後の千代田区。次いで、一息ついた和食店(乾坤一を少々、突き出しの海藻)。


そして夜。
避難合宿所には、食料たっぷり。広島焼きを4分の1いただいて、ホットカーペットと寝袋にてやすむ。

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2011年3月14日 (月):のどかな朝

のどかな朝
のどかな朝
実家に落ち着き、新鮮な魚に野菜を食べ、お酒も飲み、仕事デスクも確保。

居候らしく、ゆうべは食事の支度を。

浅草「ちゃんこ部屋」&花籠部屋のちゃんこ鍋の、ミックス・バージョン。あっ、写真を撮り忘れた。

今夜は、ちらし寿司に豚汁を作ります。


おや、わが仮住まいの富士市、今夕から計画停電だそうな。

街では何が起きるのか。事件屋の血が騒ぎ、地元の友人の車で、ホームセンター、スーパー、酒の量販店、百円ショップを回る。

見聞きしたことは、いずれ、文章にするであろう。

「私は、この人と一緒に死ぬのだな。名前も知らない男性だけど、私の『きゃ〜っ、揺れてる、怖い!』という叫び声を聞いて、部屋から飛び出してきてくれた、いい人だ。この人と死ぬなら本望だと思おう」

不思議な静謐感とともに耐えた、震度5強@マグニチュード9。まだ心的外傷が残ってゐる。

さっき洗面所に入ったとたん、洗濯機の脱水が始まり、床が震動した。

「いやだ!」
廊下に飛び出した。しかしながら、いつまでも、かわいそうな私でいたくない。

洗面所に戻り、洗濯機の脇で、腕組みして仁王立ち。脱水が終わるまで、震動を全身に浴びました。

大丈夫、自分との闘いには慣れてゐる。

明日は、ランニング・チーム「インテグラル」のメンバー、ワンコ・ブロックのトレーニングに参加します。ワンコの健太君と一緒に、富士山をながめながら、お散歩ジョグだ(^^)v

3月 14, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月11日 (金):楽しい合宿(^^)v

小さな余震が不気味で落ち着かず、マンション内の飲食店へ。

なんと満席!

オフィスに泊まる人たちの、夕食会場と化していました。

皆、微妙にハイテンションではありますが、日常と同じ空気が流れていることに安堵。

一時間ほど、のんびりして、店を出たら、知り合いにバッタリ。

「うちの会社に、みんなで泊まらない?」

新築耐震ビルにて、大学生から熟年まで、約15人で、お泊まりです。

食料たっぷり、寝袋持参。みんなでいれば、怖くない。

3月 11, 2011 | | トラックバック (0)

2011年3月11日 (金):揺れた、揺れた!

私は無事です。わがマンションは、思っていた以上に、頼もしいようです。エレベーターも動いている。

あっ、また余震だ。
家の中でも、コートを着て、ランニングシューズをはいて、非常用持ち出し袋は玄関で待機。

本当は、今日、「東京マラソン打ち上げ遠足」の予定でしたが、もろもろあり、延期しました。もし敢行していたら、発生時刻は、銭湯にいた可能性大。裸であの揺れは厳しかった。

そして驚くべき事実ですが、遠足の目的地の1つは、北区の「地震の科学館」でした。
一昨日、岩手在住の漫画家、七草セリさんに、地震のお見舞いメールを送り、お互いのブログなどを通じて、会話をしました。
「この機会に、地震の科学館に行って、震度7を体験してみようじゃないの」
そう考えていたのでした。

つまり、もしかしたら、「バーチャルな震度7を体験した直後に、銭湯でリアルな震度5強を体験する」ことになっていたのかも。

さて、本日の地震ドキュメント。
執筆中の原稿の、参考資料を取ろうと立ち上がり、本棚へ。そのときグラリと大きな揺れが。運がよいことに、「遠足のかわりに、軽く歩こう」と思い、ランニングウェアでした。

とりあえず、避難路を確保しようと、玄関ドアを開ける。揺れが激しくなる。
怖くなって、廊下に飛び出した。思わず「揺れてる、怖い!」と叫ぶと、別の部屋から、若い男性が飛び出してきてくれて、「大丈夫ですか? 一緒にいましょう」。エレベーターホールには、買い物から帰ってきたばかりのおばさまもいて、3人で身を寄せ合い、耐えました。

揺れがおさまったので、急いで部屋に戻り、火の元を確認し、貴重品をつかんで、階段で一階ロビーへ。
他の住人も降りていて、すごい混雑です。

一階にいた人によると。
「向かいや隣のビルが、ぐらんぐらん揺れて、いつ倒れてくるかと怖かった」

4時過ぎかな。おなかがすいていることに気がついて、コンビニでお結びを買ってきた。30個ぐらい、まとめ買いしている人がいました。
そのころから、早めに帰宅するのか、スーツ姿の人たちが、ぞろぞろ、ぞろぞろと、駅に向かっていきます。

武道館のライブは中止。
カフェとビヤガーデンが大好きな九段会館では、負傷者が。
救急車や消防自動車が走り回り、ヘリコプターが飛び回る。

エレベーターは、すぐに復旧したから、いったん部屋に戻り、温かい服を着る。その間にも余震が来て、またロビーへ。少し落ち着いて、また部屋へ。

やっとブログを開く余裕が出てきたよ。
首都圏の鉄道は、すべて運休中。
オフィスで夜明かしをする人もいるのだろうな。

そうだ、寝袋を出しておこう。いざとなったら、玄関ロビーで仮眠するのだ。


3月 11, 2011 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2011年3月 9日 (水):水族館、続く

Photoそろそろ早起きが楽しくなってきた季節。今朝は5時に起き、5時半から原稿書き。8時半に朝食。
11時40分、さすがに疲れて、ベッドにごろり。うとうと……とする間もなく、震度2の地震に見舞われ、飛び起きる。

仕方がないから、また仕事をして、12時45分。さすがに疲れたなあ。するとピリピリと電話が鳴って、「おーい、これから、そっちへと行く象」。

ご近所にオフィスを構える社長にして、大学の先輩でもある某様より、ランチのお誘いです。もちろん、駆けつけます象。社員様とご一緒に、お刺身定食をご馳走になる。鯵、烏賊、鰤、鮪、鯖、甘海老。ご近所サービスでトコブシの肝。

場所を移して、スィーツとコーヒーで、しばし清談。社長様と社員様の会話を聞いていると、興奮をおぼえます。ああ、これがオフィスの空気なのだなあ。文系の社長と理系の社員。見解の相違も、勉強になります。こっそり取材メモを取り出しちゃおう。

帰宅して、「裸押合大祭」の巨大なポスターを、壁に張る。わが魚沼の妹が、入手して送ってくれたもの。疲れが吹き飛ぶ象。Photo_2さあメールをチェックしよう。ふむふむ。パリの某様には、コペルニクス的大転換がおとずれたもよう。
【そうだ 日本とフランスでは食文化が違うのだ! フランスでは食事に合わせてワインを飲み、日本では酒の肴に料理が出される。この違いはすっごく大きいぞ!】

確かに日本の居酒屋では、最初に「お飲み物は?」と聞かれますな。フレンチでは、まず料理を決め、それに合うワインを選ぶと言う印象がある。日本は酒に合わせて肴を選び、フランスでは料理に酒を合わせる、と。

さらに言えば、日本では、酔うためにお酒を飲みますな。別の次元へと魂を浮遊させて、神様と一体化するためですものね。欧米では、人前で泥酔するのは、重大なマナー違反なのだとか。魂は、つねに手元にとどめておかなくちゃならないのね。

私を遠くへと連れていってくれる、「緑川」。どんな味わいなのかと、お問い合わせがございました。実を言えば、私はまったくのウンチク知らず。山田錦がどうの、五百万石がこうで、雄町はああだとか、聞いてもすぐ忘れます。
それどころか、お酒のうまい、まずいも、わからない。
わかるのは、「自分が好きなお酒かどうか」ということのみ。

「緑川」というブランド名を冠したお酒は、何種類もあります。ごく一部を紹介すれば、「緑川 清酒」「緑川 純米」「緑川 熱燗酒」。
さらに「緑川 『緑』 吟醸」や、「緑川 『緑』純米吟醸 生」も。「緑」シリーズは、季節限定。約0℃に保たれた雪洞で貯蔵され、ゆっくり熟成されたお酒です。

私が魚沼での「飲もう! 語ろう! 春まつり」で鯨飲してきたのは、「霞しぼり」。毎年3月1日だけに一斉出荷する限定商品です。 賞味期限は一か月! いやもちろん、過ぎても飲めますし、味わいの変化を楽しむという手もありますが、蔵元さんとしては、「早めにヨロシクね」という気持ちで、醸していらっしゃるとのこと。

これもワインと日本酒の大きな違いですが、日本酒は、基本的に、生ものです。フレッシュなうちに飲むものだと、私は思っています。
今の時期なら「新酒」が、9月になると「ひやおろし」がと、季節ごとに、違う状態のお酒が出来上がってくる。その味わいは、旬の食べ物と、見事に合うのです。

「霞しぼり」は、ほのかな炭酸、うっすらとした澱が演出する華やかな旨味、若干高めのアルコール度数が特徴です。魚沼の3月は、まだ雪の中。でも春の足音も聞こえている。
一冬を過ごして酸味が出るほどに発酵した白菜の漬物や、沢庵の古漬を塩出しして煮た「贅沢煮」、ほのかな苦味が心地よい走りの青菜。それらにぴったりの「霞しぼり」。

緑川ではないけれど、最近の流行であちこちの蔵元が「一日でも早く」と出荷する傾向が強まりつつある「ひやおろし」。新鮮さが身上なだけに、やや雑味があり、ボディがしっかりと張っています。だからこそ、キノコや果実、海の幸、ジビエなど、主張の強い秋の味覚を、はっしと受け止めてくれます。鍋など、複雑な味わいのものにも、よく合います。

ひやおろしは、燗上がりするのも楽しいですね。温めると雑味が飛び、まるで別人へと変わります。ぬる燗、上燗、熱燗と、飲み比べをしてみるのも、肌寒さを感じる時期ならではの、お楽しみ。

日本酒は、フレッシュなうちに飲む。つまりワインのように、寝かせておくためのコストがかかりません。緑川の
中には、一升が2千円以下のもあります。このコストパフォーマンスの良さにも、ワインとの差を実感いたします。

そうそう、緑川には、純米吟醸を10年ほど低温発酵させた「古緑川」もあります。こちらも、素晴らしい味わいでございます。

さて、では、その味わいは。
私は「辛口/甘口」という表現の意味が、よくわからなくて。「さっぱり/こってり」という、ラーメンみたいな二分法のほうが、しっくりくる感じ。

背脂が浮き、ニンニクたっぷりの「二郎系」ラーメン、煮干の存在感が強いラーメン、さっぱり醤油のラーメンなど、それぞれに固定ファンがいる。「斑鳩」のファンに、二郎は重すぎる。「二郎」に慣れた舌には、醤油ラーメンは物足りない。

磨きぬかれた大吟醸酒や、「まるでワインのようだと、女性にも人気の日本酒です」には、物足りなさをおぼえる私です。とはいえ、一口目で甘さがガツンと広がり、余韻がいつまでも居残る、重たい味わいも、疲れる。

「口に含んだとたん、吟醸香や米の旨味が、ふわ~っと華やかに広がる。個性を主張する、ほのかな雑味も、チカッ、チカッと現れる。しかし雑味は、流れ星のようにスーッと消えてゆき、名残惜しさをおぼえるほど。雑味じゃなくて、旨味だったのだなあ。もう一杯、飲みたいなあ」

 


3月 9, 2011 日本酒 | | トラックバック (0)

2011年3月 8日 (火):贅沢に、贅沢煮

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201103080839001さあ朝だ。ワイドショーを見ようじゃありませんか。チャンネルを合わせたのは、フジテレビ系「はなまるマーケット」。
ほお、今日は京都が舞台ですか。「贅沢煮」という京料理を求めて、料亭や錦市場をさまよったあげく、西陣の町家へ。

贅沢煮とは、古漬けの沢庵を塩抜きし、醤油味で煮込んだ、おばんざい料理。
あっ!
魚沼のK給食係が用意してくれた、アレと同じ料理だわ。素晴らしいシンクロニシティ。

材料や作り方は、メモしませんでした。だって、いつでも聞くことができるから。
テレビ画面で、贅沢煮の作り方を実演しているのは、私の叔母です。
「今となっては、本当に贅沢になってしまった料理やと思いますわ」
叔母からの電話メッセージ。
町家に住まい、西陣の伝統を受け継ぎ、お仲間らと会を作って発信している叔母は、テレビや雑誌の露出もたびたび。堂に入った収録ぶりだったようです。201103081236000
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おなかがすいたね。
今日のランチは、お世話になっている専門学校の、卒業謝恩パーティー。生徒たちの世代に合わせて、オイリー&肉系の料理が多々。私のお気に入りは、「海老のベーコン巻きソテー」。毎年、出るのよね。
たくさん、たくさん記念撮影をして、別れを惜しみました。

会場に飾られていた花を、いただいて帰りました。お部屋に花がいっぱい。

魚沼から、写真が届いたよ。
「裸押合大祭」、雪の中の、熱い一夜。Dsc00141

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3月 8, 2011 文化・芸術 | | トラックバック (0)

2011年3月 7日 (月):師匠と弟子は、針と糸

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201103071602000あらら雪だ。雪見どぜうをしなくては。

蝶花楼馬楽師匠と、「駒形どぜう」で差し向かいです。いつも大勢様とご一緒で、考えてみれば、こうしてじっくり一献の機会は、めったにありません。
「未楽。師匠は針で、弟子は糸なんだよ。糸は、針についていって、一緒に曲がったり、スーッと前に進んだりするものなのだよ」

駒形どぜうに着く前に、雪は雨に変わり、最初の「ふり袖」を頼んでいる間に、雨も上がったけれど、それはもういい。居ずまいを正して、含蓄のあるお話をうかがいました。

一階の、入れ込みのお座敷。
平らな板の上に、どぜう鍋。続いて、鯨鍋。料理長から、海鼠腸も届く。
右手を見れば、手入れの行き届いたお庭と広い縁側。左手には、すっかり顔なじみの店員さんたち。東京マラソンのお礼も申し上げて、ああ嬉しいなあ。
日本酒の最高の友、「いかだ焼き」は、六代目からのプレゼント。今年に入ってから⑨回目の駒形どぜう、これにて無事に終了。

弟子は糸だから、針たる師匠についていくぞ。
「ちょいとホッキ貝でも、つぶそうじゃないか」
二軒目はお寿司屋さんです。お目当てのホッキ貝に加え、鯵やら、コハダのお寿司やら。201103071707000
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「鯵だの貝だの、さっぱりしたものを食ったら、コッテリが欲しくなったな」
三軒目は、まさかの鰻。いやさすがに、鰻丼はいただけませぬ。肝焼きカブト焼きを少々。
このお店で、まさかの邂逅が。
メニューに輝く「緑川」の文字。201103071808000
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201103071828000「これだけ食べると、元気が出ちまうな。よし、歌いに行くか!」

浅草の老舗の旦那衆が集うカラオケバー、「A」。和服の美しいママ様に「どぜうの匂いがする」と言い当てられながら、津軽海峡冬景色を歌ったような気がいたします。

どぜう、くじら、海鼠の腸のコノワタ。鯵、ホッキ貝、コハダ。鰻の肝にカブト。お腹の中は水族館。

ここで「緑川」の新酒祭りの思い出を。社長様じきじきに、お酌をしていただく幸せ。ラスト写真は、「やまに」です。Dsc00100
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3月 7, 2011 落語 | | トラックバック (0)

2011年3月 6日 (日):思い出にひたる

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201103061754000まずは神聖なものから。
わらじは、越後浦佐毘沙門堂「裸押合大祭」で、降雪の中、裸で冷水の池に飛び込んだ某様が、履いていたのと同じもの(一昨日の当日記写真を参照のこと)。

では、私の手のひらに納まっている棒っ切れは?
これこそ、魚沼の友人によれば「地元民、憧れの」、縁起物。

同大祭の式次第によれば、「弓張撒与」が、合計3回あります。投げ餅や豆撒きのように、縁起物をぶわ~っと撒いて、群集が奪い合うというものです。ただの棒っ切れではなく、その「弓張り」の一部という、希少な縁起物なのでございます。

須田屋さんにて、カジカ酒で温まっていた私が、なぜ、コレを?
それはね。

同店のカウンターで、周囲のお客様を巻き込んで、大騒ぎをしている私を、居合わせた地元の方に、店主が「東京から来た人ですよ。作家さんなんだってさー」と紹介してくださっているところに、また別の地元の方が、興奮して飛び込んできた。
「取ったよ取ったよ取ったよ! 弓張を取ったよ!」
その方から、お福分けをしていただいたのが、この棒なのであります。

Photo
Photo_2続いての思い出は、緑川酒造「第12回 飲もう!語ろう! 春まつり」です。一昨日も、何食わぬを顔して写真をアップしておりましたが、実はステージ・ジャックをした瞬間がございました。

藍色の法被に映える、黄八丈の着物。小学生のときに作ってもらって以来、二度にわたって、洗い張りと縫い直しを経ている、大切な着物です。
小学生のくせに、黄八丈を選んだ私は、やはり、「持っている洋服はランニングウェアだけ」の人生を、自ら選び取ったのでありますな。
イメージは「菜の花」。オードブルにも、桜を模して染めて型抜いた大根が添えられている宴に、花を添えたつもり。

和服姿のツーショットは、うふふ。


東京マラソンの思い出も。
ランニングクラブ「柏CSC」のお仲間が、駒形どぜう前で撮影してくださった、お気に入りの2枚。
ニカッと、嬉しそうな私。こうして走っていること、そして仲間と邂逅できること、すべてが幸せでたまらない。子供みたいな笑顔ですね。

両手を掲げている写真。前へと進むランナーに、背を向けているところに注目していただきたい。
こうした撮影を繰り返して、なおかつ、制限時間に55分の余裕を残してのゴール。立派なランナーですなあ。072

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3月 6, 2011 旅行・地域 | | トラックバック (0)

2011年3月 5日 (土):醸造酒つながり

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Photo
Photo_2日本酒を飲み飽きた、というわけではありませぬ。しかし今夜はワインです。
某高層高級タワーマンションの、住人向けワインセミナーに、ご縁あって参加いたしました。

テーマは、「ボルドーとブルゴーニュの飲み比べ」。
林檎とマンゴー、パパイヤの違いが、ワインにも共通するとは。
ボルドー公国の姫、アリエノールとヘンリー二世の道ならぬ恋が、ワインの隆盛につながるとは。ブルゴーニュは北、ボルドーは南。「シャトー」と「ドメーヌ」の違い。

学ぶ楽しさを満喫した後、待望のテスティング・タイム。ブルゴーニュとボルドーの、赤白二種類ずつ。
ブルゴーニュ赤は、「ヴォーヌ・ロマネ」←産地、「レ・ショーム」←畑名、プルミクリュ←一級畑、ジェローム・シェゾー。上代は一万円弱。

ボルドー赤は、パヴィヨン・ルージュ・ド・シャトーマルゴー。シャトー・マルゴーの、セカンドワイン。上代約15000円。チーズ、生ハム、クラッカー等のおつまみは、セルフサービス。住人同士の懇親会も、兼ねているのでありました。ドライトマトと大粒のオリーブを、オリーブ油にひたしたものが、由緒正しき赤ワインの、程好い酸味と長く続く余韻を、見事に受け止めてくれました。

学んで、テスティングして、心地よくなり。
お誘いくださった某様と、坂を上がる。ふと目に付いたのは、ブルゴーニュの文字を大きく打ち出した、レストラン。迷わず入り込み、ディナーをいただきます。201103052130000

201103052023000どういうわけか、好みが一致して、前菜はエスカルゴ、メインは骨付きチキンの赤ワイン煮込み(しゃれた名前がついていたけれど、忘れた)。
エスカルゴは、優しい味わい。ガーリックが控えめに感じられたのは、土地柄か。チキンはこっくりと味わい深く、ワイルド。濃厚なソースでいただくカリフラワー、ブロッコリ、ポテトの付け合わせも、よろしゅうございました。

デザートの「シェフおまかせ」と温かい紅茶をいただき、今宵も幸せいっぱいです。

3月 5, 2011 アニメ・コミック | | トラックバック (0)

2011年3月 4日 (金):帰り道

朝、二階の寝室で目覚めたら、階下からいいにおいがする。
「おはようございます!」

キッチンでは、給食係が朝食の準備中。いったん帰宅して、食材を持ってきてくださったとのこと。メインは、自家製のコシヒカリご飯。
炊き立てをよそって、「いただきます!」。もっちりとした食感を味わう暇もなく、口いっぱいに広がった甘みに、「うぉっ」と声が出る。

その「甘み」とは。
たとえばナッツを食べたとき、「こりゃ栄養あるなあ」と、身体が感じるのに似た、重厚な甘み。
果物の、「これは人工的には作れないよね」と感じる、複雑な甘み。
チョコレートの鋭角ではなく、幅の広さのある甘み。
イネ科イネ属の植物を、陶冶しつくして、作り上げた甘み。

口いっぱいにほおばり、味わい尽くしたい。201103040807000

給食係の背中を視野に入れつつ、今回の旅の総合プロデューサーと、一献ならぬ一膳を共にす。

やがて皆様がたは出勤の時刻を迎える。
ゆうべは五人いたのに、一人帰り、また帰り、気がつけば、私は一人。

仕方がなく、しばしお仕事をする。
それから、お風呂に入る。
無人の梅桜亭の、高座に上がり、落語のお稽古をする。
雪遊びをする。201103041134000

201103041136000やがて帰途の高速バスに乗る。思いは、まだ魚沼に残ってゐる。
この喜びを、感謝の念を、どう伝えよう?

たくさんのお心遣いと、たくさんの美味と美酒。
往きよりも、ずっしりと重くなったバッグには、たくさんのおみやげ。お酒に漬物、おむすび、塩、しんこ餅、内緒のあれこれ。
胃袋の中には、今朝のコシヒカリご飯と漬物と味噌汁。血液中には、ゆうべの飽食の数々が、さらには「やまに」や「華」、もちろん「緑川」も、奔流となって駆け巡っているはず。

「私は、これほどの歓待に値する人間だろうか?」
この自問に、堂々と「YES!」と自答すること。
それを目標といたしましょう。


3月 4, 2011 日記・コラム・つぶやき | | トラックバック (0)

2011年3月 3日 (木):祭りの夜だから

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このお祭りの主役は、裸(といっても、白いサラシで下半身をおおっている)男性たちが、まず池(露天風呂にあらず。豪雪の中、冷水です)に飛び込んで、身を清め、本道に参拝する。
雪の中を、何事が絶叫しながら、池に向かって駆け、禊をする姿と、高揚しきって寒いのか暑いのかわからんようになっている彼らのお祭り・ハイが、見どころですな。
巨大なローソクが、熱くてまぶしい。

こちらにも熱が伝わり、そう<まるでマラソン大会の応援をしているときみたい。
「行け行け~っ!」
「よっしゃー、飛び込め!」
気がつけば、自分も叫んでいるのです。

寒くないかって?
ご心配はいりません。
私たち一行の観覧場所は、毘沙門様前の和食店「須田家」さん。カウンターに陣取り、このお祭りの名物、川魚をあぶって熱燗に浸けた、「カジカ酒」をいただく。見どころがあれば、足を運ぼうという算段でしたが、想定外だった。見どころのほうから、我々を訪問してくれました。9b
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201103032032001須田屋さんに飛び込んできたのは、私を「ねえさん」と呼ぶ、K給食係を先頭にした4人。
カジカ酒をあおり、これから浸かる冷水の池への英気を養う。足元はきりりとわらじ履き。
裸族の乱入に、店内の熱気も盛り上がり、見知らぬお客様たちも、「カジカ酒ください!」「継ぎ酒もう一杯!」と、売り上げに貢献す。

サラシで、お腹を締め上げて、ボルテージを高めるK給食係。苦悶の表情を浮かべるほどに、ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅう。雲竜型の土俵入りの姿も披露してくださいました。

K給食係たち4人が去った後、残ったカジカを、自分のグラスに投入する我々。コップにカジカがぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅう。継ぎ酒をしても、ろくに入りません。
「じゃあ食べちゃおう」
お酒でほとびたカジカをぽりぽり。あげく、ハッピを着たご主人に、「撮影したいから、それを着させてよ」とお願いするやら、カウンターの見知らぬ相客に、「あなたも着て撮影しませんか?」と回すやら、大騒ぎ。201103032000000


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戻ってきた裸族たちと再合流、すでに深夜ですが「知り合いの家で饗応してくれるというから、行こう」。
浦佐の駅前に、長い塀をめぐらした豪邸があります。その存在には、以前から気づいていました。今宵は、そこへGO!

8人ぐらい寝られそうな広さの玄関、そのまま座敷になりそうな幅のある廊下、温泉旅館の大広間みたいなリビング。ズラリと並んだお祭りのご馳走をいただく。

鯨飲馬食の仕上げは、梅桜亭。
K給食係の打ったお蕎麦、饂飩、漬物。苦手な饂飩、でも、これは別。
「これは饂飩じゃない。かっちゃん麺という食べ物だ!」
つるりん、とろりとした食感。なめらかな、まさに餅肌の感触。小麦の味わいが香りたつ。機械打ちの、均一な滑らかさと、手打ちならではのワイルド感、両者のいいところどりをしたような味わいです。ああ、書いていても、また食べたい。

蕎麦と饂飩をミックスして、つるりん、とろりといただいたりしているうちに夜は更ける。さらに更ける。
結局、5人が宿泊した梅桜亭でした。

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3月 3, 2011 旅行・地域 | | トラックバック (0)

2011年3月 3日 (木):裸

温泉宿で目覚めて、お風呂→朝食→お風呂。お迎えに来てくれたN席亭の車に乗り込み、次なる宿へ。
走る講談師・宝井琴梅先生が毎月、開いている講談の寄席の会場である「梅桜亭」へ。広々とした一軒家のここ、イメージとしては「知人の別荘」といったところ。

寄席のときは、多ければ50人が押しかけ、宿泊者があふれて、畳敷きの客席に寝袋を敷いて寝るほどに。
その広いおうちに、私が一人。
N席亭が、私を残して出勤した後、いきなり寂寥感におそわれました。
「さ、寂しい……」

しかも、屋根から雪の落ちる、ドカン、ドカンという音が断続的に響き、落ち着かぬ。巨大な石油ストーブの炎も、燃え広がりはしないかと心配である。

しかも寒い。
ここ数日間、人の出入りがなかった一軒家ですもの。
とりあえず、二階のこたつにもぐりこみ、慣れた作業に従事することにいたしましょう。作成中の“地図”、原稿の下書きを広げて、しばし熟考す。過日、某様と金目鯛をつつきながら、思いついてしまったアレコレも、形にす。

ひと段落したところで、散歩に出かけよう。
今日は、重要無形文化財であり、「日本三代奇祭のひとつ」と言われる、裸押合祭りです。

会場の毘沙門天さんに着いたら、ちょうど「第2回 福餅撒与」でした。いわゆる、投げ餅ですな。一つ、拾いました。続いて「大名行列」。半裸の青年たちが、巨大なローソクに火をともし、抱えて歩きます。

途中で、120円の鯛焼きを1つ。昨日からの飽食を考えたら、ランチはこれで充分。

本来なら、ここで、祭りのどこが「奇」で、どこが「妙」であるかを語りたいのですが、それは後日。まずは出来事と写真ということで。201103030756000

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梅桜亭から毘沙門天まで、走れば20分。歩くと30分。2メートルの積雪と激しい降雪の中、雪で通行止めになっている橋を迂回したりしたから、45分。
「暑かった東京マラソンのクーリング・ダウン&アクティブ・レストだ!」

しかし帰り道、さすがに心が折れた。
「あのー、すみません。お風呂に入れていただけませんか?」
浦佐温泉耐久山岳マラソンでお世話になっている、浦佐温泉「たもん荘」の戸をたたく。
「どうぞ、ごゆっくり」
すみません、タダで入れていただいてしまいました。

おおっ、窓の外は雪景色!
体育館もある「たもん荘」は、家庭料理風のご飯が評判で、スポーツ合宿に最適。本日も、某大学スキー部がお泊りです。我々マラソン組は、この雪景色のお風呂を知らないのだな、う~む。

温まって、心地よく「梅桜亭」に帰りつき、またまた、お仕事。
さらに、高座に上がり、誰もいない客席に向かって、「鮑のし」のお稽古。
外は夕暮れ。そろそろ一杯やるか。
クィッと一献したところに、N席亭と、私が妹と呼んでいるY嬢が到着。さらに、盟友K給食係も。お雛祭りの日だからと、どぶろくで乾杯し、今宵の邂逅を寿ぎました。


3月 3, 2011 旅行・地域 | | トラックバック (0)

2011年3月 2日 (水):くにざかいのトンネルを越えたら

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ごほうびを求めて旅立ち、高速バスに乗り込みました。つい居眠りをして、目が覚めたら、関越トンネルの向こう側。ここは雪国。

私のミッションは、「高速バスの予約をして、チケットを購入し、荷造りして、バスに乗り込む」以上! あとは魚沼の友人たちにお任せです。

インターチェンジの停留所に到着すると、運転上手なM嬢のお迎えが。温泉旅館に送っていただき、「また迎えに来るから、17時50分に、玄関で待っていて」。もちろん温泉に飛び込みます。
ロピーの一角の図書コーナーに、秋田書店「エレガンス・イブ」がズラリ。Ⅰ編集長にお見せしようとパチリ。

ふたたびM嬢の車に。私の次にM社長、N席亭、S社長をピックアップ。緑川酒造の「 飲もう!語ろう!春まつり」の会場、小出郷文化会館に向かいます。
まず桜井館長を表敬訪問。ついでに館長室へ、荷物を預けます。せっかくだからと、私は「東京マラソン」の完走メダルを首に提げて、会場入り。

あれっ?
なんだかデジャビュー。
それもそのはず、昨年の「東京マラソンごほうび旅行」の数日後も、同じメンバー、同じ手順で、この会に来ていたのでした。 201103021831000201103021833000
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PhotoPhoto_2約200枚が即日完売だったチケット。会場はすごい熱気。
足を踏み入れて、すぐ、緑川酒造の大平社長とバッタリ。
「あっ、衿野さん! はるぱる東京から、ありがとうございます!」
「今年も東京マラソンのごほうびを飲みに来ました!」

続いては、私がお姉さまと呼ばせていただいている、大力納豆の坂詰社長。もちろん今日も、ステキな和服です。
 「ありゃま! 未楽さんでねーの。うわー、嬉しいねえ、まさか会えると思っていなかったさ」
「第16回 全国納豆鑑評会での、ひきわり部門第一位、おめでとうございます!」
「うわー、またまた嬉しいねえ。なんで知ってるのさ?」
「それは『坂詰専務の大力納豆ブログ』を拝見しているからです!」

いよいよ開宴です。壇上では、緑川の大平社長のご挨拶。料理台には、地元の中華やエスニック料理店の品々がズラリと並びます。
あっ! とろとろに煮込んだ豚足がある!
いきなり大好物との遭遇。欣喜雀躍し、つるりんトロリと、豚のパワーを胃の腑におさめます。

お酒は、緑川酒造の限定醸造「かすみしぼり」が飲み放題。
私の好みは、「口に含むと、旨味と吟醸香がふわ~っと広がり、米の味わいをしっかり感じさせるが、後口は優しく、泡雪のように溶けてゆくお酒」。緑川酒造のお酒は、どれもそう。

飲み、語り、食べて、笑って。
今日、このときを迎えるために、私は書いて、走ってきたような気がいたします。

ブログ仲間でツイッター仲間の「緑川正宗」さんとお会いできたのは、すっかり出来上がってからでした。201103022045000


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201103022100000その後、まさかの「やまに」へ。小出が誇る、ホルモンの名店です。S社長が予約し、M社長が焼き、N席亭が気配りたくさん。
さっきは豚の足でしたが、今度は内臓。新鮮なホルモンが、つるりんトロリと、胃の腑に流れ込んでいきます。

さらに、まさかの三次会、いや「まさか」じゃない、規定のコースで「華」へ。
宿に帰り着いて、一浴し、コトリと眠りにつきました。


 

3月 2, 2011 日本酒 | | トラックバック (0)

2011年3月 1日 (火):4月を語る

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Photo_2すっかり元気になった今日は、浅草に向かいましょう。まず、「ちゃんこ部屋」に顔を出し、壮行会のお礼を申し上げる。
「次のフルは、4月のかすみがうらです。またちゃんこパワーをつけて参りますので、ヨロシクお願いいたします!」

階段をトントントントンと上がり、同じビル内にある、本来の目的地「魚や もへい」に。
4月に開かれる、お花見会の会場の下見です。

サラダ。お刺身。天ぷら。名物の金目鯛煮付け。その他は、当日のお楽しみ。カテゴリーが「蕎麦」の理由も、当日お楽しみ。

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世界一おめでとうスカイツリー。


3月 1, 2011 蕎麦 | | トラックバック (0)