朝、軽く皇居一周。おなかがすいた。ラン後30分以内に糖質を補給すると、疲労回復効果が高い。でも、早くお風呂に入りたいな。
そう思いながらマンションに戻ってきたら、エントランスにいた顔見知りのご近所さんが、「これあげる」。ロイズのチョコレート・バーじゃないですか。なんという素晴らしいタイミング。カエル君にお供えしてからいただきました。


ついでにポストをのぞく。昨日の郵便物を、まだチェックしていなかったっけ。某出版社から電子書籍の契約書、花籠部屋から荒鷲関の十両昇進祝賀会のご案内、和装小物のバーゲン案内。税務署からは「固定資産税を払いたまえ」との御宣託が。

最後のお楽しみに取っておいた、「駒形どぜう」からの封書を開く。おおっ、群馬の銘酒・山川酒造の社長様との写真だわ。
同社のHPより。
☆☆「鶴舞う形の群馬県」東端に当り嘴の部分に位置し、早くから発展した宿場町赤岩の地で嘉永三年に創業、始祖は新潟杜氏として来村。以来五代150年間、豊富で清らかな名水「利根川」の伏流水を利用、伝統的な酒造技法である山卸廃止もとで醸し出された酒は旨味とやわらかさを兼ねそなえた手造りの一品です。☆☆
ブランド名は「光東」と「利根川育ち」。6月から、「駒形どぜう」のメニューに載ったそうです。近いうちに行かなくては。

おや、「うちわ出し」のご案内も同封されているよ。7月1日、2日、3日に食事をすると、もれなく「うちわ」をもらえます。竹製の粋なうちわ。この日の来店は、かなりお得です。
かつて私は、ランニングの途中に、どうしても「どぜうなべ」が食べたくなり、だがしかしポケットには2千円しかなくて、でも衝動が抑えられず、寄ったことがある。それがたまたま7月2日だったのよ。
仲良しの店員さんに「今日はこれだけしか持っていないから」と有り金を見せ、オーダーはどぜうなべのみ。するとマラソン仲間でもある料理長が同情してくれて、一品サービスしてくださった。しかも食べ放題のネギを何度もおかわりしていたら、たまたま知人が来店して、「あれっ、衿野さん」。ご馳走になったあげく、うちわを手にして帰ったのでありました。
(皆さんは私の真似をせず、山川酒造のお酒を飲んだり、日本酒にぴったりの「どぜういかだ焼き」や、しめくくりにはずせない「どぜう汁」、ブランド卵を使用のふんわり幸せな玉子焼きなどなどを召し上がったりしてくださいね)


今夜も、各方面から救援要請が届いております。人類の約半分は女性なのに、なぜ、私の周辺では、「衿野さんが来ないと、男ばかりになっちゃうよ~」という集まりが多いのでしょうか。だけど今宵は、どの要請にも応えられませぬ。
明日の土曜は、「日本『性とこころ』関連問題学会」の大会だ。取材メモ片手に拝聴すべき演題が多々。合間にプチサイン会を開いていただき、メインシンポジウムの座長を2時間半つとめます。朝一番の総会から、懇親会の終了まで、11時間の長丁場ですからね。
日曜も長丁場だな。
「越後魚沼干溝歌舞伎公演」、魚沼市「小出郷文化会館」の、15周年記念公演です。私が観覧する夜の部は、開場が15:30、終演は20:20。
一、やまびこ三番叟
ニ、落語 蝶花楼馬楽
~休憩30分~
三、仮名手本忠臣蔵七段目 一力茶屋の場
四、弁天娘女男白浪 子供歌舞伎

三の「一力茶屋の場」は、歌舞伎座で観たことあり。あれっ、配役には、魚沼市長さんの名も。歌舞伎座とは、また違ったお楽しみが待っているでしょう。
注目は「二」。わが師匠が出演です。本来ならば、弟子の私は、客席に座ってはいけません。しかし魚沼には、来月、作家として講演にお招きいただいております。さあどうする?
魚沼周辺における衿野の立ち位置は複雑です。これまで、どんな形で来訪したかというと。
・地元有志が開催した、「魚沼だんだん寄席」に、師匠の馬楽の前座として。
・南魚沼市・一村尾にある講談の寄席「梅桜亭」の新蕎麦イベントに、蕎麦打ち職人の下働き&荷物運びとして。
・マラソン大会に、ランナーとして。
・日本三大奇祭のひとつと言われる、浦佐の「裸押し合い祭」の観客として。
地味な役割が多いのですが、「だんだん寄席」では、前座のくせにプチサイン会を開いていただき、「梅桜亭」では、講談の本物の前座さんが台所で洗い物をしているというのに、私はメインテーブルでお歴々と乾杯していたり、「浦佐温泉耐久山岳マラソン大会」では、ランナーを代表して選手宣誓をしてみたり。裸押し合い祭りでは、「地元民あこがれの的」と言われるご神木を、ひょいっと、いただいてしまったり。
当ブログの読者様ならお気付きのとおり、私は新規開拓するよりも、「定点観測」や「常連」や「リピート」を好みます。旅先も同じく。
ランニング・コースも同じく。しょっちゅう走っている皇居だからこそ、季節によって変わる、微妙な差異に気付く。それが楽しい、嬉しい。
ふだんの生活も、そうだよね。めったに千代田区を出ず、書いて、読んで、食べて、走って、飲むうちに、一日が終わる。定点とリピートの連続。だがしかし、書いているものは、「今」を映し出している(と思いたい)し、私が何を考えているのかを、知りたいと思ってくださる方々もいらっしゃる(と思いたい)。
さて、今日の「いつものファミレスで、いつもどおり、書き上げた原稿の再チェック」は、切なかったなあ。400字詰め原稿用紙に換算すると、すでに100枚ぐらいになっている原稿に、書き直しの必要性を感じてしまった。
いやいや、切なくなんかないぞ。100枚書いたからこそ、「次」が見えてきたのである。書いたけれど捨てる原稿を、「無駄」と考えるか、「次へのステップ」と前向きに受け止めるか。これは大きな差です。
とはいえ「ああ、やはり、書き直さねばならぬのね」と、ちょっぴりブルーな私@ファミレス。でも店員さんは、みんな顔見知りで、本物の笑顔で応対してくれる。某様より、励ましのメールも届く。大丈夫、大丈夫。私はこれからも、書いて走って飲んで、ガンガン書きますよ!
付録。ご近所で見かけた、心誘われるチラシと、お気に入りの根付。


