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2011年7月 6日 (水):返り討ち、しかも

暑さを迎え撃つべく、皇居へ。朝五時半、この時間帯こそが、走るチャンスだ!

今日のルートは「北の丸公園経由」。そのあたりまでは快調だったのだけれども。ジリジリ、ジリジリと、獰猛な日差しが刺さってくる。この時刻に、いったいなんだ、この日差しは。しかも足が重い。ええいやめた、歩こう。

そんなわけで、歩いたり、走ったりしながら、皇居を半周。おいおい、日差しがさらにジリジリリッ、ジリリッと強くなってきたよ。でも、もう半分まで来てしまったから、戻るに戻れないよ。

まあいいさ。いざとなったら地下鉄がある。タクシーだって走っている。
結局、一周約五キロの皇居に、五十分かかったよ。

途中、コンビニに立ち寄り、今年二度目の「氷あずき」アイスを食べました。お風呂に入って、着替えて、出動し、仕事をして、もろもろ片付けた。

明日の段取りはできた。さあ寝よう。おやすみなさい。眠りに引き込まれ、しばしまどろんだところに、ズシンときたよ。

あなたのリードで島田も揺れる。

そういう揺れならいいのだけれど、目安のため掛けてあるハンガーが、ふらり、ふらりと踊っているよ。
寝巻の浴衣に、薄手の羽織をひっかけて、避難用のスポーツウェアと懐中電灯、笛の入ったリュックサックを肩に、脱出用のドアを開く。

テレビをつけたら、茨城で震度3。
昨日の緊急避難速報@和歌山に続いて、今宵も避難訓練となりました。

ともあれ、目が覚めちゃったから、仕方がない。明日の朝、片付けるつもりだった宿題を済ませて、起床時刻を遅くしよう。
そう考えてパソコンを開いてみると(真似してはいけませぬ。光の刺激を視床下部に与えるのは、安眠の妨げになりますぞ)、初の女性首相が登場する見込みのタイ王国から、こんなメッセージが届いておりました。
《返り討ちの前に、捨て身の相打ちだよ、未矢ちゃん!》

身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり谷のドングリ。
私の人生を変えた作家の一人である、開高健先生のエッセイで知った言葉に似ていますな。

だがしかし、捨て身の相打ちは、すでに、あちこちで実践しております。四十五冊を超えたと思う著作のすべてが、その闘いの系譜。太陽とおおなゐに、捨て身の闘いを挑むのは避けたいところ。

そういえば。
わが著作に『ちゃんの女 さんの女』(双葉社)あり。未だに、「あの本に大きな影響を受けました」という読者様に、講演でお目にかかったり、お手紙をいただいたりいたします。

「ちゃん付け」で呼ばれるか、それとも「さん付け」か。あるいは呼び捨てか。人からどう呼ばれるかによって、自分の"立ち位置"が測れる。他者からの評価を踏まえて、「これからの私」を考えようという内容の本です。

タイ王国の某様は「ちゃん」付けですな。仕事上では「さん」が主流。たまに「先生」のことがありますが、基本的には「さん」、もしくは「ちゃん」で呼ばれたい。なぜか「様」付け、あるいは「姫」付けの方もいらっしゃいますな。

呼び捨ては、落語の師匠が「未楽」と呼ぶ、これは当然ですが。皆さんご遠慮なさるのか、「エリーノ」とか、「エリノッチ」とか、変形させますね。さすがに「未矢!」と、呼び捨てする勇気のある方は、いらっしゃらない。

さあてと、そろそろ、二度目の「おやすみなさい」だ。
明日は、私のリードで、島田いや魚沼市小出図書館を揺らさなくてはならぬ。

ビジュアル面の補強に、「走るマラソンカメラマン」辰巳郁雄さんの写真展『走った!撮った!わが町マラソン』の写真を載せておこう。Photo_2


7月 6, 2011 心と体 |