2010年6月 3日 (木):芸と能と脳
芸を披露することを、たつきの道としている方々と、交流する機会の多い人生を歩んできた中で、実感したことを、つらつらと。
本体の「芸」の、支柱となるくさぐさを、皆さん、お持ちになっていらっしゃる。たとえば落語家さんの多くは、日本舞踊や小唄などの名取である。さまざまな場面で「能」を磨いていらっしゃる。
それでいて、「すべては芸のため」という、軸はぶれていない。
私が見習いたい、あるいは僭越ながら共感する①は、この「軸はぶれていない」です。
走ったり、落語のお稽古をしたり、料理をしたり、講演をしたり、お酒を飲んだり、海外旅行をしたりしていますが、私にとっては、すべてが「書くためのプロセス」なのです。
烏賊のワタ焼き、地鶏もも焼き。
「ガマの油売り」の口上の研鑽を始めた某様より到来の、「ガマ」。




6月 3, 2010 古典芸能 | Permalink
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2010年5月23日 (日):講談
みんなが寝静まっている梅桜亭にて、朝5時起床、5時半に出発。まずは南魚沼グルメマラソンで泊まる、浦佐温泉「たもん荘」まで20分のウォーキング、それから走り出す。
田植えシーズンの週末とあって、どの田んぼでも、多くの人が作業中。今日は琴梅先生の田んぼ「きんばい米」も田植えだというのに、寝静まっていて、いいのでしょうか?
コンクリート製の柱は、グルメマラソンの、スタート地点です。道路のあちこちに、怪しい白い数字が。グルメマラソンの、距離表示票です。2キロ地点で折り返し、70分のジョグを終えて、梅桜亭に戻りました。
梅桜亭は、古い民家を改築した、琴梅先生&宝井琴桜先生ご夫妻の別荘。立派な高座と客席があり、毎月2回、寄席が開かれるのです。
案ずるまでもなく、8時に朝食、9時から田植え。琴梅先生は、古式ゆかしく蓑笠姿。すべて手植えです。私はただ見ているだけ」のつもりだったのに、最後は長靴をぬいで、はだしで田んぼに入りました。
労働に感謝されるかと思いきや、「次は草取り、秋には稲刈り。夏は、蕎麦畑で種まきもあるからね」と、次々とミッションが加算されていくのでありました。
戻って、二畳ほどある広々お風呂であたたまり、さあ、直会です。田植えが終わったことを寿ぐ神事です。鰹、アスパラと行者ニンニクの豚肉巻。
走る講談師、宝井琴梅先生は、料理する講談師でもあります。
「女性にとって、いちばんの幸せは、男性が料理する後姿を見ながら、お酒を飲むことですね」
「梅桜亭には、料理上手な独身男がゴロゴロしてるんだから、どれでも好きなのを持ってって」
そんな会話をかわすうちに、「豚肉とキムチとネギと長芋のふわふわ炒め」が完成。
平日は東京で働き、金曜の夕食から月曜の昼食までを南魚沼で過ごす。そんなライフスタイルが、無理なく、明日にでも実現できる職業なんだよなあ。
ランチのあとは、講談の始まり、始まり~。お弟子さんの梅湯さん、梅星さん、そしてトリは琴梅先生。
笑って、うなずいて、納得して。
これから新潟で仕事がある琴梅先生とともに、「料理好きが高じて、野菜作りを始めた」という某様の車に乗り、出発。私は「小出郷文化会館」へと向かいます。












5月 23, 2010 古典芸能 | Permalink
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2010年5月11日 (火):「日本」
「日本酒」
この言葉、実は、あまり使いたくない。だって、ここは日本だもの。「酒」とは、すなわち日本酒で、その他の酒に「洋」とか、「葡萄」とか、そういう枕詞がつけばいいのだと思います。
お茶もそうです。「お茶」とは、すなわち緑茶、日本茶。
茶を喫しに向かう、表参道。通りすがりのおうちの階段を撮影、そして、「お茶」専門店で、お茶に酔うひととき。



5月 11, 2010 古典芸能 | Permalink
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2009年8月13日 (木):某日の歌舞伎の記録
2009年5月10日 (日):笑いのツボの不思議
講演をするときには、「マクラ」に相当する導入部で、軽く笑いをとることにしています。場をなごませ、私もリラックスできるから。
ただ話すだけでは、一方通行。聴衆の皆さんに、ちゃんと伝わっているか? ニーズに応えているか? 「笑い」という反応をいただくと、「何とかなるかな」と安心できるのです。
私なりのコツがいくつかあり、たとえば「視界が黒くなったら要注意」、「後ろすぎず、前すぎもしない列をチェックせよ」。意味は企業秘密。
講演の前は、緊張するどころか、楽しくてたまりません。前夜に「導入で何を話そうか」と考えていると、嬉しくて、楽しみで、ワクワクして、眠れないほどです。
なのに、なあ。なぜ落語では、なかなか笑いがいただけないのでしょうか。
聴衆のモチベーションとも関係があるでしょう。講演の聴衆は、私という人間が、どんなテーマについて話すかを熟知した上で、いらっしゃってくださいます。何かを得ようというモチベーションがあります。
しかし落語では、私は添え物。トンカツに添えられたキャベツの、さらに添え物のパセリ。お刺身のツマの紫蘇の穂の軸。紅茶に添えられたレモンの種。
聴き手の方々は、私に何も期待していないし、「さあ、笑うぞ!」という心構えもしていただけない。しかも、講演歴は十数年ありますが、落語家修業は一年ちょっと。まだまだ~は当然と言えましょう。
5月 10, 2009 古典芸能 | Permalink
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2009年3月12日 (木):打ち上げは桟敷で
ここ数日、かかりきりだった仕事のラスト送信を朝七時にすませ、卵色の小紋に明つづれの帯のよそ行き姿で新橋演舞場へ。弥生花形歌舞伎「ひとりたびごじゅうさんつぎ」を、優雅に桟敷席から観覧です。
同行は「私のいちばん古い友だち」。桟敷席の特権「個室スタイル」と「テーブル」と「ポットのお茶が飲み放題」を見てとるや、まずはお弁当を買いに走りました。
市川右近さんの宙乗りあり、十五役の早替りあり。圧巻は、本物の水がドードーと流れる滝の場面で、びしょ濡れになりながらの大立ち回り。派手でスピーディーでコミカルでと、歌舞伎ならではの楽しみにあふれた作品でした。
筋立ては「二つの家宝をめぐって、敵と味方が入り乱れつつ、京都から江戸までの東海道を旅していく」という、ロードムービー・スタイル。合間に化け猫騒動や道ならぬ恋の道行き、狂言回し役の女二人旅など、エンターテインメント性を高めるエピソードが次々に挿入されます。
さて、我らが「市川弘太郎」さんは、水色の着物に袴、キリリと鉢巻をしたみずみずしい若武者姿で登場。凛々しく、初々しく、さわやかで、実にお似合いです。
見せ場も出番も多い、重要な役どころ。それだけに、難しい役だと思います。弘太郎さん演ずる石井半次郎が登場すると、観客は「ああ、本筋に戻るんだな」と思います。女二人旅が「定額給付金」や「未曾ゆう」で笑いをとった後で、舞台をキリリと引き締めて、観客の気持ちを本筋に戻すという、そんな役割を担っての登場なのです。
そしてまた、滝の場面でのずぶ濡れの立ち回りが最高潮に盛り上がった幕切れや、大勢の捕り方に囲まれながら、危うく窮地を脱する場面などでは、主役と一緒に見えを切る。
重責をお見事に果たしての舞台に引き込まれ、目を丸くしたり、口をパカッと開けたり。いかにも歌舞伎らしい、かぶきにかぶいた楽しみを味あわせていただきました。




終演後の楽屋で、「いちばん古い友だち」と「とても新しい友だち」である弘太郎さんをお引き合わせしたあと、興奮さめやらぬまま、近くのカフェで一時間のおしゃべり。それから銀座まで歩いて「ミキモト」で自分へのごほうびを買い、帰宅して、一息ついて。
長い一日だったなあと寝ようとしていたら、銀座のバーより某様から意味のない電話が。眠気が覚めてしまったので仕方なく、新大久保までタクシーを飛ばし、アカスリで極楽にひたり、キムチと豚足を買い込んでのご帰還となりました。
3月 12, 2009 古典芸能 | Permalink
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2008年12月 1日 (月):某日
歌舞伎を観に、歌舞伎座へ。一幕目は『菅原伝授手習鑑』の「寺子屋」、実はこれ、とっても観たくなかったんです。義理と人情と「耐え忍ぶという美学」、しかも残酷な出来事。あらすじを聞いただけで「観るまい」と思っていたのですが、めぐりあわせがめぐってきて。しかも舞台正面、前から三列目。
しかし、さすがは歌舞伎です。心配いりませんでした。あらすじだけでは伝わらない、情と愛の世界。途中から「やっぱり観てよかった!」、素晴らしいひとときでした。
お次は『船弁慶』。お能から題材をとった一幕。十数回のお能拝見のおかげで、以前に観たときよりも、面白さが倍増。そして三幕目は、華やかな廓もの。本日は「顔見世興行」だけあって、人間国宝がチョイ役で現れたりするぜいたくさ。
さすがはエンターテインメントの大御所です。すべてを忘れて身をゆだねれば、文句なしに楽しませてくれるんですね。


12月 1, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年11月25日 (火):三列目ではありませんでしたが
マラソン仲間でもある宝井琴梅師匠の「講談たっぷり会」へ。マラソン仲間でもある亭主が「座り心地は日本一の寄席です。 ゆったりとしたソファーに身を沈め、講談を聴く。日本・東京ならではの贅沢です」とおっしゃめのも納得のひととき。
関連H.P. http://www.itatuka.com


11月 25, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年7月16日 (水):落語ライブのお知らせ
蝶花楼馬楽師匠に、「蝶花楼未楽」の名前をいただいてはや数ヶ月。そしてまだ数ヶ月なのに、新作落語を引っさげて、寄席デビューです。
国立市内にあるライブハウス「地球屋」にて、9月27日(土曜)、19時からの予定です。未楽が二席、おうかがいして、特別出演は、なんと馬楽師匠! 先月は上野・鈴本演芸場で、来月は新宿・末広亭でトリを勤められる馬楽師匠の芸と、間近にふれられるチャンスです。しかも、たぶん格安です。
詳細はあらためてお知らせいたしますが、当日券は無し、前売り券のみになりそうです。ご来場いただけますようでしたら、早めにご一報くださいませ。
8月10日は、落語好きの間ではちょいと知られた、谷中の全生庵での「円朝まつり」。落語家さんので店が30ほどもズラリの楽しい行事。馬楽師匠は「モツ煮込み」を出店。売り子はもちろん、弟子の未楽でございます。
10時ごろ初めて14時には店じまい。そして師匠は末広亭のトリを務めてからとって返し、打ち上げ~なんて素晴らしい落語家ライフ!
7月 16, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年7月14日 (月):出没情報
来月10日、谷中の全生庵にて、「円朝まつり」が開催されます。落語家さんたちによる出店が、30ほど出るそうな。
私こと蝶花楼未楽は、馬楽師匠のお手伝いで、モツ煮込みの売り子を相勤めます。御用とお急ぎでない方は、どうぞ遊びにいらしてくださいませ♪
7月 14, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年5月29日 (木):浴衣が到着!
藍色のシンプルで粋なデザインのこの浴衣、「落語協会」の名入りです。馬楽師匠をトップにいただく「落研仲間」との、おそろいの一枚。
タイミングよく、今日は落語のお稽古です。お仲間の皆さんが浴衣をまとうと、うーんさすが、まったくふだんと雰囲気が違います。角帯の締め方も板についてきて、ステキですねえ。
お稽古のあとは、恒例・師匠と一献。いつもの地鶏屋さんからちょいと浮気して、その上のフロアにある和食屋さんへ。
これが大正解で。穴子料理の専門店ながら、竹の子の天ぷら、金目鯛の刺身、すべてが◎。日本酒の品揃えも、心くすぐられる内容で。
食べて飲んだ後は、地鶏屋さんにテークアウトでお願いした「モモ焼き」をぶら下げ、のたり、のたりと帰宅です。
5月 29, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年4月29日 (火):おどりは熱海にもある
粋筋のおねえさまがたの晴れ舞台といえば、祇園の「鴨川おどり」が有名ですが、ここ熱海にも、あります。その名も「第19回熱海をどり」。
公演パンフレットに協賛広告を載せている銀座四丁目の着物ショップ「衣裳らくや」店主、着物スタイリストでもある石田節子さんのお招きです。
往きはいつものとおり「快速アクティ」号のグリーン車二階席で。海をながめつつ、資料の整理。
会場はその名もレトロな「熱海芸妓見番歌舞練場」。華やかな芸者衆の踊りにうっとり、いただいたお弁当を広げてまたうっとり。カラフルな小道具を効果的に使い、とても楽しい舞台でした。石田さん、本当にありがとうございました! 静岡の銘酒「喜久酔」の特約店であらせられる「八木酒店」のおかあさまにもお目にかかれて、嬉しかったなあ。
帰りは、石田邸に前泊したおねえさま、おにいさま方と一緒に新幹線。「オヤジっぽく、いかがですか?」と差し出されたビールを、木製のマイグラスでいただきます。だけど熱海から東京までは45分、あわただしい大宴会です。熱海での滞在は四時間弱。それでもお土産店で、お箸とニューサマーオレンジをしっかりゲット。
東京駅に着くなり、「画伯」「文豪」と呼び合う某画伯の個展@大丸デパートへ。小品をちょっぴり持っておりますが、ううむ、もう買えませぬ、このお値段。
帰宅後は、いただいた紅白饅頭を、迷った末に、まず「紅」から。









4月 29, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年4月24日 (木):三つの名前
朝は無名の「ウグイス嬢」。喉の負担を減らすため、ゼリー飲料やお水を大量摂取いたしますから、トイレが近くなります。コンビニでトイレを借りて一息。
レジの人の視線が「?」、そうだよね、変な服装だもの。着物の上に、テーマカラーのウィンドブレーカーを着込んでいるのであります。だけど選挙はお祭り、これでいいのだ。
事務所でお弁当をいただき、一息ついているところに、迎えの車がまいりました。ちょっとした野望を抱いておりまして、その打ち合わせ相手の某様が、近くを通るついでにピックアップしてくださったのです。
某様に「差し入れお菓子」をお願いしておいたら、包装紙はバッチリ、当候補のテーマカラー。うんうん、もう当選は決まったぞ!
というわけで、某様との打ち合わせは「衿野未矢」として@某ホテルのカフェ。
さあ、夜は「蝶花楼未楽」に変身だ。柏の「よみうり日本テレビ文化センター」にて、落語のお稽古です。なんと事務所スタッフの女性が私の本の読者様でした。「お名前が同じだし、お着物だし、もしや……でもまさか……と思っていました」。とっても嬉しく、サインなどさせていただいてしまいました。
いつもは「未矢ちゃん」と呼んでくださる馬楽師匠が、お稽古のときは「未楽さん」。呼び捨てでいいのになあと思いつつ、お稽古後は、恒例の絶品「地鶏のモモ焼き」。
4月 24, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年2月25日 (月):たっぷり、たっぷり
お仕事がはかどったお祝いに、笑いに出かけましょう。
第12回講談たっぷり会
出演 田辺 銀冶
田辺 鶴英(弁慶と牛若丸)
宝井 琴梅(佐倉義民伝)
木戸銭 2,000円 主催OSC(代表幹事 鈴木晴夫)
宝井琴梅師と鈴木は「ブラジル日本人移民100周年記念」として、月6日-20日の間、ブラジルを訪ねサンパウロ・ベレン・リンス・マリンガほか8箇所にての「出前・講談」(サンパウロ新聞社後援・渥美講談塾協賛)を予定しております。 25日にはそのご報告もする予定でございます。
銘仙のお着物がよくお似合いの銀治さん(ぎんや、と読みます。可愛らしい美女!)、迫力たっぷり、笑たっぷりの鶴英さん、琴梅さんのブラジル報告は移民の歴史をたっぷり考えさせられ~平日の16時に開演というタイトなスケジュールながら、立ち見の出る盛況でした。

打ち上げは、会場近くの中華料理屋さん。琴梅さんの背景で想像してくださいませ。鶴英さんと、宝井梅星さんとご一緒に、パチリ。

2月 25, 2008 古典芸能 | Permalink
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2008年2月13日 (水):今日の宿題は、明日の朝やろうっと
今日は「軽く走ってください」とコーチから宿題をいただいておりました。
まずは健康診断の結果の説明を受けに、帝国ホテルへ。予想通り「まったく問題のない、完璧な健康体です。まちがいなく長生きできるでしょう」。東京マラソンに備えてプチ禁酒していると言ったら「何のために? 禁酒する必要などないですよ」と、困ったお墨付き。
「帝国クリニック」を出てケータイをチェックしたら、某落語家の師匠様から「今、国立演芸場にいるんだけど」の留守電が。急いで駆けつけ、〆の「鹿芝居」をチラリと拝見。別の落語家様と「こないだはどーも」なんて会話をかわしたりして、某プロジェクトの実現をあらためて心に誓います。
本日は満員御礼。立ち見の出る盛況でございました。吉例・最後に客席に向かって投げる手ぬぐい。粋な柄でございます。



さて私は、師匠様にちょいとお願い事がございます。密議をこらすため、師匠の行きつけのお店で「おしのぎ」、次いでわが愛する四ツ谷・「鈴傳」へ。プチ禁酒の「プチ」な所以で、かすみ酒なんぞを、じんわりと。ついでに四合瓶を五本ほどお買い上げ。
さて東京マラソンの応援団の陣容は以下のとおり。
○浅草・駒形どぜう前…六代目&総料理長&ランナー仲間Kei嬢
○銀座四丁目交差点…某新聞社の某様
○佃大橋…某大学応援チーム
○ゴール地点…三井コーチ&「ランナーズ」
明日は、明日こそは、マラソンのスタート時間に合わせて走り出しますぞ!
2月 13, 2008 古典芸能 | Permalink
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2007年12月30日 (日):ひたすらの合間にも
2007年12月28日 (金):ひたすら、ひたすら
昼間はひたすら原稿を書き、夜は「鹿芝居」@鈴本演芸場にて、ひたすら笑う。
鹿芝居とは「噺家」が演じる芝居というシャレです。蝶花楼馬楽師匠が、当り役の「蝙蝠安」を離れて、シンキャラに挑戦。どっしりした存在感が素晴らしかったです。
しめくくりに酒店にバーが併設された「大枡」@浅草で軽く一献。まずはどぶろく、続いて九州の銘酒「繁枡」をば。日本酒コレクションで名高いこのお店に置いてあるというのはたいしたもの。口に含むと、味と香りがまったりと心地よく広がり、スーッとほどけていく楽しいお酒でした。



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2007年12月 4日 (火):福を掻き集める
昨日の思い出をば。
浅草・駒形とぜうで開催される寄席「江戸文化道場」。司会進行の講談師・宝井琴梅先生は、もうおなじみのわがマラソン仲間です。
講談と落語の後は、年末恒例、熊手のチャリティオークション。売り上げに駒形どぜう社長がプラスして、台東区役所に届けに行くそうです。酉の市の半額以下から始まる販売額に、場は大盛り上がり。私も数千円のを落札。

寄席の後は、お楽しみのどぜう鍋。マラソンランナー講談師&美人講談師&ゴルフ落語家&プロ格闘技家&古典芸能オタク税理士&駒形の社長と食べて、飲んで、おしゃべりして。さらし鯨の鍋にどぜう鍋、どぜう柳川、どぜう汁、どぜういかだ焼き。
宴が果てて、次は湯島へ。元芸者さんの着物美人が経営するお座敷バー。
ところで熊手のご利益が早くも生まれたのか。お会いした方全員から、いただきものをしてしまいました。こちらのは、競り落としたのとは別の熊手です。宝くじ、当たるといいな。

根付を拡大すると~嬉しいですねえ、オリジナル。下敷きにしている名刺入れは、先代の林家正蔵さんの着物をばらして作ったもので、形見分けにされたものです。

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2007年9月18日 (火):人形焼と足袋ソックス
国立演芸場にて、宝井一門の講談をたっぷり聞ける「講談かぶら矢」会。
前講の梅星さんに始まり、トリはご存じの琴梅先生です。
お連れは、某嬢と、演芸場の場所を「最高裁の隣」と説明したら、すぐにわかったという某氏、編集者様お二人です。
中入りで、某嬢が買ってくださった人形焼が、おなかにしみいるおいしさでした。
売店で、週末の温泉旅行に備えて、足袋ソックスを購入。
たくさん笑ってホロリとした後は、目星をつけていた和食屋さんで、お魚を。
本日のおすすめお刺身がコチだと聞いて「わ~い」と喜んだら、コチを多めにした盛り合わせにしてくれました。
そして私が「コチ吹かば~」とオヤジギャグを飛ばしたら、某嬢も某氏も「梅の花ですか~」「春な忘れそですね~」。
さすが編集者の皆様でございます。
さらに、やはりコトバにまつわるお仕事の某氏も加わって。
やがて、お店の人が「もしお嫌いでなかったら、鯛のかぶと焼きをサービスさせてください」。
もちろんお嫌いではございませんよ。
今宵も悦、悦。
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2007年9月14日 (金):国技館
花籠部屋の後援会に入って以来、場所ごとに番付表が届き、朝稽古の見学や、光龍関の十両昇進パーティに参加するなど、いっぱしの「お相撲好き」のような顔をしている私ですが、実は今日が相撲観戦@国技館です。
朝、九時過ぎに国技館に到着。
残念ながら、若肥前の白星には間に合いませんでしたが、序二段の若光と大若を応援し、十両の光龍関にハラハラしているうちに、八時間以上もたってしまいました。
もともと格闘技は大好き。
勝つか、負けるかで、大きく変わる瞬間に立ち会うのも大好き。
しかも先達は、祇園に力士さんを連れていってしまうような、粋人の某様。
夢中にならないはずがありません。
さて席は~いろんなところでした。
升席と、升席のさらに前の溜まり席、某テレビ局専用のボックス席、二階席にも座りました。
おまけに升席では、すぐ脇で、花籠親方がお仕事をしていらっしゃる。
取り組みが終わると、専用電話に向かって「はたき込みだな」と一言。
すると館内放送で「ただいまの決まり手ははたき込み……」と始まるのであります。
結びの一番が終わると、興奮さめやらぬまま、花籠部屋へ。
ここのちやんこは、ヤマサから「花籠部屋直伝 ちゃんこ鍋つゆ」として商品化されるほど、評判の味なのであります。
キャベツ、油揚げ、もやし、きのこ、白菜、野菜たっぷり、薄切り豚肉でアクセントをつけた塩味ちゃんこ。
シンプルで奥深い味に、思わずため息が漏れます。
鯖の空揚げに油林鶏風の酢じょうゆネギだれをかけた一皿も、オムレツ、焼きそばも、上質の家庭料理という風情で最高です。
飲み物を聞いてくれるのも、おかわりを注いでくれるのも、ツヤツヤ肌としなやかでたくましい身体がまぶしい力士さんたち(ホストクラブ相撲部屋?)。
新大久保コリアンタウンについて龍樹山と熱く語ってしめくくり。
両国に12時間居続けた一日でございました。
9月 14, 2007 古典芸能 | Permalink
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2007年8月11日 (土):ボロボロ泣いた
客席に座って、心おきなく涙を流しました。
外聞なんてかまっていられません。
ハンカチを取り出して、目を拭い、それでもまだ、涙が止まりませんでした。
あまりにも笑いすぎて……。
上野の「鈴本演芸場」にて、納涼名選会・鈴本夏まつり。
全席指定で、立ち見も出る大盛況。
前座はなく、しょっぱなから師匠連の芸が堪能できる、豪華絢爛の特別興行でした。
アメフトのみならず、落語にも造詣の深かった某様、お誘いありがとうございました。
笑って、笑って、合間に某様ご持参の盃で日本酒をいただき、また笑って、笑って。
笑は免疫力を高めると聞きますが、ふだん使わない脳みそや筋肉を揺さぶられ、刺激された後の心地よい疲労感に、なるほど、です。
決して受身ではない、参加型エンターティンメントと言えるでしょう。
さてまだまだ日暮れには早い上野の街。
どこへ行こうかと顔を見合わせる私たちは、同世代の男女3人みんなシングル。
とにかくこの暑さを蹴飛ばしましょうと衆議一決。
「車やさん! 吉原までひとっ走り、行っておくれな」
たどり着いたのは、桜鍋の「中江」、馬刺しと桜鍋を堪能しました。
お供は「神亀」。
http://www.sakuranabe.com/index.html
ここまで来たら、やはり、あそこへも行かねばならぬ。
浅草雷門の脇「大枡」へ。
http://www.e-daimasu.com/bar/index.html
おみやげは、おとといの赤坂で再会した「白瀑」の大吟醸。
8月 11, 2007 古典芸能 | Permalink
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